台北旅行では台北市内にあるドトールにも行ってみました!
5月に参加したドトール日レス株主総会の中で、ドトール店舗の海外店が確実に育ってきているというお話を聞き、日本と同じ形式のドトール店舗が海外にあるのを初めて知って、とても興味が湧きました。
2018年8月末時点で、ドトール海外店舗は現在20店舗あるそうです(シンガポール10、マレーシア6、韓国2,台湾1・上海1)
海外のドトールはどんなドトールでしょうか?
株主の厳しい目線で台北にあるドトールをチェックしてきました!
ドトールコーヒー台北(羅多倫珈琲)の場所・行き方
■ドトールコーヒー台北(羅多倫珈琲)
■住所 台北市中山區民權西路38號
■最寄り駅 台北MRT 民權西路駅 出口8番(淡水信義線、赤色の路線)
■営業時間 7:00~22:00
ドトールの中国語名は「羅多倫珈琲」
台北のドトールは、台北MRT(メトロ)の赤色路線(淡水信義線)の民權西路駅から徒歩約2分。
赤色の路線はコストコへ行く時に利用する路線と同じです。

出口8番を出てから、中山区の中心を走る大きな道路(中山北路二段)方向に歩道を歩けばドトールの看板がすぐ見えてきます。
ドトール日レスHDの公式㏋では海外店舗の住所等の記載が発見できず、Googleマップを頼りに行きました。Googleマップ通りに行けば問題なくたどり着ける場所です。
看板は日本と同じデザインなのですぐ見つけられると思います。
ドトール公式㏋では、直営海外店舗は20店舗あることが記載されています(2018年8月末現在)
- シンガポール10
- マレーシア6
- 韓国2
- 台湾1
- 上海1
台北市内には日本のコーヒーショップチェーン店がいろいろあります。コメダ珈琲、猿田彦珈琲も店舗前を通りました。基本的に台北にある日本の珈琲系のお店外観もメニューも日本にそっくりでした(コメダは食器類も同じ)
ドトールコーヒー台北 お店の外の様子
海外のドトール店舗はどんな感じなのかとてもワクワクしながらお店にたどり着きました。
でもショップのガラス壁に掛けてあるメニューを見てみたら、思いっきり日本語で書かれてあります!
もっと台湾風の外観かと思っていたから少し拍子抜け。
「あれ?ドリンクもメニューも日本と同じなの?」と思ってよく見てみたら、かなり違います。
上の右側に書かれてあるのは、コーヒーゼリー入りカフェオレとレモンコーヒー。
左側には、ジャスミン緑茶レモネード。
今年の日本のドトール夏メニューとは全然違います!
日本語で書かれてあるけれど、中国語の商品名と台湾ドルでの価格も書かれてありました。台北ドトールの夏メニューは「レモン押し」ですね。
そう言えば、前日に行った台北コストコのフードコートにハニーレモンスムージー(←かなり酸っぱくて甘い)がありました。台北はレモン入り飲料がっているのでしょうか?
店内に入る前に基本のメニュー見られるようになっていました。
基本のドリンクは同じですが、紅茶やアイスティーのメニューが珍しいです。ホットの紅茶はティーポットで飲めるみたい。
ミラノサンドとのセットは日本と似ていますが、サラダもセットにプラスできるメニューもあります。
ケーキセットも14時からドリンクとセットで30$(TWD)安くなります。これは日本のティータイムのセット割と似ていますね。
お店の外にあるメニューを見ても、日本と似ているようでちょっと違う台北のドトールにますます興味が湧きました。
では、早速店内に入っていみましょう。
ドトール台北の店内の様子・雰囲気がおしゃれ♪
ドトール台北は店内に入ると、素敵な空間が広がっていました。日本のドトールと全然違います。間口は広くないけれど奥行きがあり、ゆっくり落ち着ける雰囲気!
星乃珈琲の雰囲気にそっくりです。
全体にダークブラウンの内装とマホガニー風のテーブルやシェード付きランプにシャンデリア。ドトールじゃないみたい(笑)
入り口を入ると、ドトールオリジナル商品(珈琲豆等)の展示コーナーがあります(上↑の写真は店内に座った時に店内の入り口を映したものです)
ドトールのコーヒー豆・ドリップパック・スティックカフェ・ギフトセット・リキッドパックタイプなど、日本で販売されている商品と全く同じ商品です。パッケージも日本語表示のまま。
商品名と値札は中国語で台湾ドル($=TWD)の表記です。
価格は日本と比べて1~2割ぐらい安いと思います。
例えば、炭火珈琲(200g)の場合、
・日本では1310円
・台湾では310TWD(約1160円)※2018年9月末時点
計算してみても、やはり台湾の方が安いです(←近所のドトールで炭火珈琲を買ったばかりで思わず値段チェック、笑)
スティックカフェは5種類。
ドリップカフェも種類かなり揃っていました。
大きな箱の「4つの味わいセット15パック」も置いてあります。
リキッドのボトルもきれいに並んでいました。
この写真だけ見たら日本のドトールみたいですが、でも最近のドトール店舗は商品販売(展示)エリアはどんどん小さくなっていてこんなに商品が並んでいる店舗はないですよね?
台北のドトールで初めて知った商品もあり、こんなにラインナップが増えていたのかと逆に知ることになりました(汗)
では、店内はどんな雰囲気でしょうか?
私と夫は、この席を利用しました(↑椅子に私の日傘を置いたまま写真撮ってしまった、、)
壁の装飾まで素敵じゃないですか!
壁には珈琲ドリンク類のモチーフが描かれた額縁が飾ってあります。
店内のテーブルの様子も写真撮りました。
手前は大き目のテーブル席。
若い女性のグループが数組座っていて、Macbook見ながら話し合っている学生さん風の方や、ちょっとお茶とスイーツで雑談していたり利用客が若い女性が多いです。
奥はもう1段上がった席になっていて、小さめのテーブルや一人で利用しやすいエリアのようです。奥の席は年配の人もいましたが、日本で多く見かけるビジネスマンは一人もいませんでした。
店内入り口から入った場所には、日本の雑誌(主にファッション系)が置かれていて店内で自由に読めるようになっています。これはすごい!長居ok?
私も夫も、日本のドトールとの雰囲気の違いにちょっとびっくり。
メニューはドトールだけど、店内はスタバと星乃珈琲店をミックスしたような空間でした。
このドトール台北の近くにもスタバがあります(ドトール通り過ぎて大きな交差点の反対側)。試しにスタバにも寄ってみたのですが、こちらのドトールの方が清潔感あって綺麗でしたし、価格もドトールの方がリーズナブル。
メニュー・注文方法・支払いは現金のみ
注文方法は日本と同じです。
カウンターにいる店員さんに注文して支払いするだけです。
メニューはカウンターに置かれてあるものを見て指差すだけでも注文できました(店内に入る前にも基本メニューと値段は見られる)
ドリンクの種類もフードメニューも日本のドトールより多いです。
飲み物は日本の場合「S・M・L」サイズから選びますが、台北ドトールは「R・L」の2種類です。夫が注文したアイスオレの場合、「R」は日本の「M」サイズと同じでした。
フードメニューは、サンド系だけでなくお食事メニューもあるのです!
午前11時からはランチセットが注文できます。
メインが、照り焼きチキン丼、日本風カレー、シーフードドリア
それにサラダとドリンクがセットになっています。サラダだけを注文することも可能。
私達はこの後、夜市で夕食とマンゴーかき氷を食べる予定だったため今回は飲み物とケーキを注文してちょっと休憩。
ケーキはカウンターのガラスケースから選びます。
ケーキのショーケースが日本のドトールとは違って洋菓子店のように美しく並んでいました。ケーキは日本よりどれも1回り大きいです。
日本のミルクレープは年々どんどん小さくなっていて残念ですが、台北ドトールのミルクレープは半径も長めで高さもあって、満足できる大きさです。
私は、チェリーチーズケーキと静岡抹茶シフォンの2つで迷って、シフォンを選びました。
飲み物は、私はフルーツティー(ホット)、夫は定番のアイスオレ。
レジで会計の時に、一応クレジットカードが使えるか聞いてみました。
ところが、レジのスタッフさんは英語が分からず、お互い身振り手振りで「支払いは現金のみ」と理解。
そういう訳で、台北ドトールの「支払いは現金のみ」ですのでご注意ください。
それからドリンクのサイズは日本のように「S」はなく「R」と「L」でした。
注文した内容は、
・アイスオレ(R) 90TWD
・フルーツティー 90TWD(ケーキとセットで30TWD割引後)
・ケーキ(静岡抹茶) 90TWD
合計 270TWD(約1000円)
支払いが終わるとレシートと、呼び出し用の黒いブザー?を受け取りました。
日本でこんなブザー?を受け取ったことないです。
音が鳴るのかな?と思って待っていたら、音ではなく数字が光って商品の完成を知らせてくれました↓
緑の08の文字が光っています。なるほど、こういう仕組みだったのですね。
さあ、やっと台北のドトールでコーヒータイムです!
フレッシュフルーツの紅茶とケーキ
注文したアイスオレ・フルーツティー・静岡抹茶シフォンケーキが出来ました。
私はフレッシュフルーツが入ったフルーツティーを頼んでみました。
ガラスのティーポット&ガラスのカップ&ソーサーで出してくれます。
フルーツティーには生のイチゴ・ブルーベリー・レモン・ミントの葉が入っていて、カップに注ぐと甘酸っぱい香りが広がりました。
フレッシュフルーツの紅茶、どんな味か、とっても楽しみ。
この紅茶には砂糖が入っていました!
甘酸っぱいフルーツの果汁と濃いめの紅茶、お砂糖が入っていることで甘みが加わりデザートドリンクのようで美味しい。
台北ドトールでこんな素敵なドリンクが飲めるなんて思いませんでした。
夫は台湾ならではのメニューに挑戦してくれず(←慎重派)、いつものアイスオレ。
私も一口飲ませてもらいました。
アイスオレの味は日本のドトールと同じです(笑)
でも、台北のドトールはサイズが「S」はなく「R」と「L」のためアイスオレは日本の「M」サイズ。外が暑くてのどが渇いていたからちょうど良かった。
「静岡抹茶」のシフォンケーキは、フワフワで甘すぎず上品な味でした。台湾の生クリームは日本とは少し違うけれど、このケーキは日本人が好きな味です。
見た目は甘そうに見えたけど、抹茶のほろ苦さがほんのり後味あって甘めのフルーツティーとの相性も良かったです。
台北へ行ったら是非寄って欲しい台北ドトール!
店構えは日本のドトールとそっくりだけど、店内もメニューも日本とは少し違って種類もバリエーションも多かった台北ドトール。予想外に楽しめました。
「わざわざ台北へ行ってドトール?」と思われるかもしれませんが、株主として厳しい目でチェックしてみても台北のドトールは日本のドトールよりリラックスできる雰囲気は格段上でしたし、お客さんの層も良かったです。
ちょっとだけ株主からの厳しい意見として書かせていただくとしたら、トイレがもう少し綺麗だったら100点満点だったのに、、と思えた所だけ。
でもそれを差し引いても、台北に行く機会があったらまた寄りたいと思える店舗でした。もし台北でお時間あったら是非ドトールにも寄ってみてくださいね。
まとめ
初めて行ってみた台北ドトールで楽しい時間が過ごせました。
日本のドトールは低価格だけれど、リラックスできる雰囲気の店舗が少ない気がします。台北のドトールへ行ってみて、もっと日本のドトールもこんな雰囲気の店舗が増えてほしいなと思いました。
高級ラインの星乃珈琲店も増えてはいるけれど、メニューはドトールのままで雰囲気だけこの台北ドトールみたいな店舗あったらいいのに。土地も物価も人件費も高い日本では無理なのかな。
マレーシア・シンガポール・韓国・上海のドトールはどんな雰囲気なのか気になりますね。訪れる機会があったら是非寄ってみたいです。
今回は台北のドトールをご紹介しました。
※海外店舗数は第2四半期報告書の記載内容(2018年8月末現在)に合わせて修正済。
関連記事



