「シェラトン・ハノイホテル」には朝食付プランで２泊しました。
ホテルの朝食ビュッフェは旅の楽しみの１つです。
さすがベトナム、熱々のフォーも焼き立てパンやデニッシュもレベルが高く、フルーツも豊富！
滞在した２日間に提供されていたメニューと食べた朝食をご紹介します。
シェラトン・ハノイホテル 朝食ビュッフェの場所と雰囲気
■朝食ビュッフェ １階 各国料理「Oven D’or Restaurant」
■有料で利用可 価格570000.00 VND（※日本円 約2800円）
■営業時間 午前10：00まで
※ベトナムの通貨「ドン」は単位が大きくて分かりずらいですが、日本円に換算する時には○を２つ取って２で割ると概算合っています。
（例）10000VND→約50円
エントランスホールの奥にあるレストランが朝食ビュッフェ会場です。このレストランは時間帯で朝食・ランチ・ディナーが食べられるレストラン。
入り口でルームキーを見せると席に案内されます。受付近くの飾り棚にはベトナムコーヒーのディスプレイ。
アルミと陶器のコーヒーフィルターセット。ベトナムコーヒー用のフィルターセットは今回の旅でも購入したいアイテムの１つです。
エントランスホールからはどんなお料理が並んでいるかは見えない構造です。
入り口付近にフルーツやジュースが美しく設置されていて、中央に大きなベーカリーカウンター。右手にヌードル＆エッグカウンター。
奥の壁際にサラダやオードブルなどがズラリと並んでいます。
けして広くはないけれど、落ち着いていてラグジュアリーな雰囲気。
お客様は欧米系・韓国系・中国系、そして日本人。日本人は思っていたより少なくて私達夫婦以外は２組程度。
コーヒー・紅茶 ホットドリンクはお席まで
台北のシェラトンは、席に案内された後はドリンク類も全てセルフでしたが、ハノイシェラトンの場合、ホットドリンク系は全てホールスタッフが注文を聞いて席まで持ってきてくれるスタイルでした。
着席してすぐコーヒーか紅茶か聞かれます。でも最初からカプチーノやラテを注文することもできます。ドリンクメニューがあるわけではないの訳でご注意ください。
もちろんお替わりもOKです。
ビュッフェのお料理の並びにコーヒーマシンも設置されているのですが、お客さんはそこを利用しない感じでした。
普通のコーヒーと紅茶は席でサーブしてくれます。
エスプレッソ・カプチーノ・ラテ系はキッチン内にあるマシンで作ってから持ってきてくれるため少し待ちますが、すごく美味しくておすすめです（料金含む）
新鮮フルーツジュースとコールドドリンク
新鮮なフルーツジュースや牛乳・豆乳などの冷たく冷やされたドリンクは、ガラスのスタンド式サーバーに並んでいます。
フレッシュジュースは「グアバ」が１番人気でした。
牛乳だけでなく豆乳もあります。
グルテンフリーのパンもあり、ベジタリアンやヴィーガンの人でも楽しめるメニューもたくさん揃っています。
南国フルーツいろいろ ランブータン・パッションフルーツも
フレッシュな南国フルーツは毎日８種類、日替わりで楽しめました。
１日目はランブータンもたっぷり♪
パッションフルーツも大きい。半分にカットしてありスプーンで食べやすかったです。
甘酸っぱさが最高でした。
ドラゴンフルーツはちょっと甘みが薄いです。
グアバのスライスは固かった。
スイカはみずみずしくてジューシー。
パイナップルが中国系マダム達に大人気でした。確かに甘さが濃くて美味しかったです。
２日目は、ランブータンの代わりにバナナとリンゴになってました。
サラダ オードブル
グリーンサラダ各種、ポテトサラダなどもありました。
生野菜は日本の味とほとんど変わりません。トマトの甘みが少ないかなと思った程度。ドレッシングも数種類あり、どれも美味しいです。
ハム・サラミ・パテ・スモークサーモン・スモークマグロなど（２日目は白身魚のスモーク）などサラダと合わせやすい冷製オードブルがいろいろ。
スモーク系の魚類は、肉厚で柔らかく燻製の香りが良くて２日間とも頂きました。日本人も好きな味です。
ルクルーゼの容器に入ったパテはハノイシェラトン特製。
これは濃厚で素晴らしく美味しいパテでした。ワインが飲みたくなるようなオードブル類が揃っていて、ディナーもきっと美味しいだろうなと思いました。
小さなグラスにフルーツヨーグルト、小さなマグにミューズリー。
ヨーグルトはとてもあっさりした軽い味です。
ミューズリーは夫が食べてヨーグルトより美味しいと言ってました。
韓国系お料理も キンパ・キムチ・ナムル各種
韓国系のお料理も揃っていました。
キンパ（韓国風海苔巻き）は大きな寿司桶に毎日２つ、けっこう人気。
キムチやナムルも日替わりで６種類ほど。
私も野菜サラダと一緒に食べてみたら、辛さは控えめで味付けが上手でした。
「なんちゃって」風ではなくて、味付けしっかりしていました。
キムチの隣に、ごはんとわかめのみそ汁も。
炊飯器は、パナソニック製でした。
海外向けの炊飯器はメニューが横文字なだけでなぜかオシャレに見えてしまうから不思議（笑）
ヌードルカウンターでフォーが食べられる
奥にはヌードルカウンターとエッグカウンター。
ホットミールはこちらで注文して作ってもらえます。
ベトナムの麺料理と言えばやっぱり「フォー」ですよね。
ボーだけでなくバインミー（ベトナム風フランスパンのサンドイッチ）もオーダーできるようです。
フォーの具材も選んで注文できました。
私は牛肉のフォー「フォー・ボー」をオーダー。
出来たて熱々を渡してくれます。
トッピングに揚げパン・ライム・赤唐辛子ソースなどいろいろ。
このフォー、朝食ビュッフェとは思えない良い味でした！
ヌードルカウンターには小籠包も熱々で並んでます。
皮がもちっとしていて、台北シェラトンより美味しく感じました。
お醤油差し、全く注ぎやすくはないのだけどこのデザインが素敵で写真パチリ。
こんな形のティーポットをベトナムのバッチャン焼きで欲しいけれど、絵柄を翌見たら中国風でした。
ベトナムのティーポットも今回の旅で買いたいアイテムです。
ビュッフェ会場は混雑していないので、エッグカウンターでも注文するとすぐ卵料理を作ってくれます。
夫はここで焼いてもらうオムレツが気に入って２日間とも具を変えて焼いてもらってました。
エッグステーション隣には、日替わりでベーコンや揚げ春巻きなど。
ベトナムで食べる揚げ春巻きはどれもハズレ無しで美味しかったです。
私は今回の旅でベトナム風揚げ春巻きが大好物になりました。
ベトナムのお料理ってどうしてこんなに美味しいのでしょうか。今回の旅は食べてばかりです（街で見かけたベトナムの女性はみんなすごく沢山食べるけれど太っている人をほとんど見かけません）
焼き立てパンが毎日勢揃い クロワッサン・デニッシュ系はレベル高し
シェラトンハノイホテルのビュッフェで１番感動したのは、ベーカリーコーナーです。
ハード系のパンからクロワッサン・デニッシュに至るまで種類がとにかく豊富！
特にデニッシュ系は日替わりで毎日食べても飽きない美味しさ。
ハノイは1800年代にフランス占領下だった歴史的経緯があったことで、フランス文化が今でも生活文化に残っています。ベトナムはフランスパンが美味しいことでも有名。
シェラトンハノイホテルのベーカリーの充実度はハノイのホテルでは普通のことかもしれませんが、普通の朝食ビュッフェでは食べられないようなパンもありました。
オシャレなパンのディスプレイ。
飾りではなくグリッシーニなど全て本物が入っています。
ハード系はフランスパンだけでなく、ライ麦パンや黒パンなど日替わり。
ブレッドボードとナイフも、置いてあるだけなのに絵になる。
食パンも毎日３種類。
グルテンフリーのテーブルロールも毎日ありました。
トースター脇にバターや各種ジャムも。
ジャムの隣には、チーズプレート。
ナッツ類と一緒に、好きなチーズをカットして楽しめます。
私はカマンベールチーズを食べました。
クリーミーで香りもありかなり美味しいチーズです。
ワッフルやフレンチトーストは温かくキープされてました。
ですが、これは食べずに是非クロワッサンやデニッシュ系を味わって欲しいです。
クロワッサンはシェラトン自慢の特製。
毎日中心に置かれていました。
そして、デニッシュ系パンのラインナップが毎日素晴らしい！
毎日10種類近く揃っていたと思います。
デニッシュ系は全て手間がかけてあり、トッピングのフレッシュフルーツも手を抜いていません。
クロワッサン生地がベースだから、どれも生地からサクサクで美味しいです。
またスイーツ系のマフィンやドーナツも味に拘っているのが良く分かりました。
こちらは１日目のマフィンとドーナツ↓
マフィンも毎日３種類が日替わり。
ドーナツは毎日違うデコレーションで１種類。
ドーナツのグレーズはホワイトチョコベース。トッピング自体も美味しいし、ドーナツ生地はもっちり食感で見た目の派手さとは違う繊細な味。
こちらは２日目↓
どれも焼き立てが運ばれてきているから、香ばしさが違います。
２日間の中で、１番私が美味しいと思ったのはこちら↓
左側の「緑豆のツイストパン」
人気の味のようで、他のパンよりトレイから無くなるのも速い。
緑豆といっても枝豆やグリーンピースではなくて、白花豆のように粒が大きくて柔らかい豆とカスタードクリームのペーストをパン生地に練り込んでツイストして焼いてあるスイーツ系のパン。
このパン、今でも忘れられない味です。
シェラトンハノイホテルに滞在する機会があったら是非食べてみてくださいね。
１日目に食べた朝食
１日目、メインは牛肉のフォー、サイドディッシュはサラダとオードブル系
フレッシュジュースは、１番人気のグアバジュース。
グアバジュースは甘みが優しく、つぶつぶ感が残っていて、南国ならではの贅沢。
牛肉のフォーは、熱々で頂きました。
トッピングにライム絞り汁と、パクチー、味をみてから唐辛子。
このフォー、かなり美味しいです。スープと牛肉が絶妙に合います。日本で食べていたフォーがもう食べられなくなるほどベトナムで食べるフォーはどれもコクがあってレベルが高いですね。
サーモンとパテがかなり美味しかったです。
シェラトン特製のパテ、味付けと香りが上品です。
食後に、フルーツ・チーズ・デニッシュ・カプチーノ
カプチーノは注文してから作ってもらえるからフワフワ泡も完璧。濃い目のエスプレッソとミルクのバランスがとても良かったです。
デニッシュと、ドーナツ。
一口食べるとベーカリーのレベルの高さが実感できます。
フレッシュフルーツも南国への旅の楽しみ。
ランブータンとパッションフルーツ、何個でも食べたくなるジューシーさ。
ランブータンともうひとつ、ジャガイモみたいな小さなフルーツがライチーに似ていてとても美味しかったです。
どちらも剥いて食べる必要があるけれど、美味しさは格別でした。
２日目に食べた朝食
２日目は、デニッシュパンを中心に。
プレートには、グリーンサラダと韓国のナムルやキムチも
エビの揚げ春巻きと、白身魚のスモークがとても美味しい！
最後なので、甘甘系のパンをいろいろ。
豆のツイストパンが何と言っても最高でした。
このパン、また食べたいな。
２日目はバナナもありました。
食べていたら、ホールスタッフさんが各テーブルを回ってミニスムージーとスモークサーモンのミニパンケーキを配ってくれました。
このサービスは１日目はありませんでした。不定期サービスでしょうか？
台北シェラトンのバナナも美味しかったけれど、ハノイシェラトンのバナナも味見です。
バナナは夫と半分ずつ。
台北のバナナは甘みとふんわり感がありました。ハノイのバナナはオーガニックバナナのように繊細な甘みでキメが細かい感じです。
まとめ
シェラトン・ハノイホテルの朝食ビュッフェメニューと、２日間で食べた朝食をご紹介しました。
今回は観光などのオプションは付けずマイペースで過ごせる旅にしたため、朝はゆっくり起きてホテルの朝食ビュッフェをのんびり味わう事もでき、４日間という短い日程ではあったもののハノイ滞在をかなり楽しむことができました。
美味しいお料理と焼き立てパンに大満足できたので、シェラトンハノイを滞在先にして良かったです。
他のホテルの情報は分かりませんが、ハノイのホテルはたぶんどちらでも美味しい朝食が食べられると思います。
ハノイ旅行のホテル選びをしている方にお役に立てればと思い写真多めに掲載したため表示が遅いかもしれません。最後まで読んで頂きありがとうございます。
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