【鹿児島】霧島神宮へ参拝(祝!御本殿 国宝記念)

九州
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2021年12月に鹿児島県霧島市を旅行した時の記事です。

森の中のレストランでランチをした後は、霧島神宮へ車で向かいました。

霧島神宮は25年前に一度訪れたことがあります。

2021年は霧島神宮の御本殿が国宝指定されることが正式に決まった年だったので、今回25年振りに参拝させて頂きました。

※2021年12月の旅レポートです。

参拝者駐車場に到着

霧島温泉市場から車で10分ほどで霧島神宮の無料駐車場に到着しました。

広くて無料の参拝者用の駐車場です。

■霧島神宮

〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

TEL 0995-57-0001

駐車場には「祝 国宝指定 霧島神宮御本殿」の旗が掲げられていて祝福ムード。

25年前に訪れた時と駐車場の位置が変わっていました。

昔は大鳥居の下にあった駐車場が、現在は大鳥居より上の位置に新設されたそうです。

駐車場から神宮入り口まで広い舗装道路が続いています。

徒歩2分ほどで神宮入り口に到着。

大きな樹木がたくさん。とても清々しい雰囲気が漂ってきます。

神宮入り口の様子

神宮の入り口に大きな境内の地図があり、現在地が分かります。

駐車場は大鳥居からは坂を登ってくる感じ。

霧島神宮は入場無料です。

入り口にある「招霊木(おがたまのき)」の立派なお姿。

手を合わせて一礼してから境内に入りました。

境内左手には、霧島神宮展望所があります。

展望台からの眺め

展望台からは桜島・開聞岳・鹿児島空港が一望できます。

訪れた日は少し雲が多かったけれど、桜島の姿は見えました。

展望台の反対側正面(境内入り口からは右手)に「三の鳥居」の鮮やかな朱色が見えます。

三の鳥居・手水舎・さざれ石

階段を登ると、三の鳥居が正面に。

鳥居の右手に「さざれ石」

その手前に「手水舎」

手水舎はコロナ対策のためか、檜の木枠が設置されていました。

確かに、これなら柄杓は不要ですね。

ここでお清めしてから参拝しましょう。

鳥居のすぐ右手に「さざれ石」があります。

国歌「君が代」で有名なあの「さざれ石」です。

君が代の歌詞には「さざれ石の巌となりて」とありますよね。

さざれ石は「石灰石が長い年月をかけて溶解し粘着力の強い乳状液(鍾乳石と同質)が少しずつ小石になって、それが大きな石になったもの」だそうです。

歌詞にある「さざれ石の巌となりて」は、さざれ石のような細かく小さな石が大きな岩となるという意味。

国民が団結して国家を発展させていくようにとの願いを込めているという解釈が一般的だそうです。

「苔のむすまで」という歌詞の通り、本当にさざれ石にも苔が生えていました。

25年前に参拝した時にも見学したさざれ石ですが、今も変わらない姿でそこにあり、時の流れがゆっくりに感じました。

三の鳥居をくぐって、御本殿に向かいましょう。

御本殿前の参道

三の鳥居をくくれば、御本殿まではあと少し。

参道脇には立て看板があり、

「感染予防対策のため、新年のおふだ・お守り・縁起物は12月1日より2月末日まで授与いたします。郵送でのご祈祷・おふだ・お守り・縁起物の発想を承ります」

と記載されていました。

この看板を撮影したのは2021年12月なので、2022年はどのような対応かは分かりません。

詳しくは霧島神宮にご確認されるのが一番確実かと思います。

この日は12月中旬の平日だったので、参拝客も少なめでとても空いていました。

御本殿前にはたくさんのおみくじが綺麗に結んでありました。

御本殿(祝 国宝指定)

山道の一番奥に御本殿があります。

霧島神宮の敷地はそれほど広くないので、短い時間でも参拝できる距離です。

御本殿は2021年11月に国宝指定が決まり、2022年2月9日に正式に指定されました。

コロナ禍で参拝方法は少し変わっていますのでご注意ください。

参拝者用に足型のシートが敷石に貼ってあり、混雑時には足型の位置に並んで参拝する形式になっています。

私が訪れた日は空いていたので、正面に並んで1組だけ順番を待った程度でしたが混雑時には誘導があると思います。

御本殿は25年前と変わらず鮮やかな朱色。ため息の出るような美しさです。

現在の社殿は1715年に島津吉貴公によって復興されたものです。

300年以上前に建てられてから現在までこの素晴らしい状態で維持されています。

国の重要文化財であった「本殿 幣殿 拝殿」が国宝指定され、現在も多くの方々の努力によって維持管理されていることに感謝します。

25年前に参拝した時は境内もとても混雑していたので、正面に立ってじっくり見続けることはできませんでした。

でも、今回は本当にゆっくり拝見することができました。

奥でご祈祷されている方がいたので、私たちはここで参拝させて頂いただけです。

澄み渡った境内の空気とこの朱色の美しさ、この時の気持ちはきっと今後も忘れないと思いました。

おみくじ・お守り

参拝後に御朱印をお願いしました。

待っている間に、おみくじをひいてから、お守りも買いました。

おみくじの初穂料は100円。

私が引いたおみくじは「大吉」でした!

12月のおみくじだから、2月(節分)までの運勢だとは思うけれど、それでも「大吉」は嬉しいですね。

お守りは、自宅用に2つ購入。

絵馬と弓のセットはリビング用に。立てて置けるタイプ。

紙袋に入っているのは息子用の交通安全のお守り2個(持ち歩き用と車用)

とても空いている時間帯だったので、お守りもゆっくり選んで購入できました。

お守りの値段は、全部で2,000円です(個々の値段は忘れました)

ご朱印帳・御朱印・国宝記念御朱印

霧島神宮でご朱印帳を買って、初めて御朱印を頂きました。

今までいろいろな場所を参拝したのに一度もご朱印帳を持ったことがなかったのです。

今後は御朱印を頂くのも旅の楽しみにしたかったので、霧島神宮で買いました。

■ご朱印帳 1,000円

霧島神宮のご朱印帳は、ご本殿が描かれた美しく輝く織地が背表紙になっています。

■御朱印 500円

■国宝記念御朱印 500円

通常の御朱印は、御朱印帳に貼っていただけます。

国宝記念の限定御朱印もお願いしました。こちらは1枚だけ別になっています。

国宝の正式指定は、令和4年2月9日です。

私が参拝した令和3年12月は、11月19日に文化審議会文化財分科会において国宝指定の答申での国宝指定が決まった時点での記念御朱印になります。

令和4年2月9日の正式指定での御朱印もあるのかなと思います。

参拝を終えて

参拝を終えて、再び参道を戻り参拝者駐車場へ。

到着時には立ち寄りませんでしたが境内入り口付近には、参拝者休憩所もあります。

この休憩所ではお土産などを買えるショップやトイレなどもありました。

大鳥居から登ってくる場合には右手に参拝者休憩所が見えます。

上の写真は参拝者休憩所から大鳥居方向を見た時の様子です。

25年前はこの下にある大鳥居で記念写真を撮りました。

25年の歳月は、長かったようであっという間だった気もします。

清々しい澄んだ空気の流れる霧島神宮に、コロナ禍ではありましたが行動規制などがなかったこのタイミングで参拝することができてホッとしました。

行きたいと思った場所に行くタイミング、行けるタイミングってあると思います。

今回は「霧島神宮に行きたい」と思って計画した旅だったので、国宝指定のタイミングとも合っていて本当に良い機会でした。

霧島神宮の参拝を終えてからは、本日の宿泊先に向かいました。

滞在した「界 霧島」の様子は、次の記事へ続きます>>

YouTubeの動画

この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が霧島神宮の雰囲気も伝わると思いますので、ご興味あったらぜひYouTubeでご覧ください。