【大分】別府温泉「地獄めぐり」

九州
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2022年11月に別府と太宰府を1泊2日で旅行した時の記事です。

2日目は、ホテルをチェックアウトしてから別府温泉の「地獄めぐり」へ。

「別府地獄めぐり」は、それぞれ特色のある施設になっていて初めてでも、もちろん大人でも十分楽しめました。

訪れた施設・足湯・休憩所(メニュー)などの様子をご紹介します。

※2022年11月の旅レポートです。

別府地獄めぐり 共通観覧券

「別府地獄めぐり」は、7ヶ所の地獄(海・血の池・龍巻・白池・鬼石坊主・鬼山・かまど)があり、100度近い温泉の源泉を見る別府温泉の観光施設になっています(別府地獄組合)

7つの施設はそれぞれ特色が違っていて、どの施設から巡っても別府温泉の源泉を身近に体験できます。

共通観覧券は各施設で購入できるので、どの地獄からスタートしても「地獄めぐり」が楽しめます。

▪️共通観覧券(※2023年5月から値上がりしています。画像は2022年11月撮影)

  • どの地獄からでも購入できる
  • 購入日に日付印が押印される
  • 有効期限は購入日とその翌日の2日間
  • 入場は各地獄1回

▪️営業時間・駐車場

  • 営業時間 8:00~17:00 (年中無休)
  • 駐車場(各地獄 無料駐車場)あり

▪️足湯あり 【海地獄】【鬼石坊主地獄】【血の池地獄】【かまど地獄】

▪️別府地獄組合 公式HP

ホテルのチェックイン時に頂いた全国旅行支援の「新しいおおいた旅割第2弾」チケットも使えました。

利用した日は値上げ前だったので大人1人分の共通観覧券は2,000円でした(※2023年5月から2,200円)

今回はこの「新しいおおいた旅割第2弾チケット」が使って、大人二人分の共通観覧券(4,000円)購入したので自己負担はゼロでした。

時間の関係で3施設、「かまど地獄」「海地獄」「鬼石坊主地獄」に入場して別府温泉の源泉を巡ってみました。

7施設を全部巡らなくても、十分楽しめると思いました。

かまど地獄

最初に入場したのは「かまど地獄」

入り口に釜に入った赤鬼さんが迎えてくれます。

「地獄めぐり記念スタンプ」などもありました。

施設内の説明看板は英語・韓国語・中国語などで記載されています。

訪れた日は韓国からの観光客が多かったです。

かまど地獄の源泉には「丁目」の名前が付いていて、それぞれ特色ある源泉を間近で見学することができます。

別府温泉は源泉が豊か。

もくもくと湧き上がる100度近い源泉がすぐ目の前で体験できます。

そして源泉の種類も豊富!

それぞれの源泉についての細かな説明文も分かりやすくて、大人も子供も勉強になりますね。

青く美しい地獄もあり、

赤茶色の地獄もあります。

源泉がブクブクと湧き上がっている様子も「地獄」感ありました。

同じ別府の源泉でも、本当に種類がいろいろ。

「かまど地獄」はそれほど広い施設ではないけれど、別府温泉をギュッと凝縮して体験することができる場所。

また、見るだけでなく「飲む温泉」や「のど湯」など実際に温泉を自分で体感できるエリアも充実していました。

かまど地獄には足湯も3種類あります。

足湯は飲食&休憩スペースにあります。

タオルの無料貸し出しもあるので安心。

休憩スペースはわりと広めで、立食用のテーブルもあります。

人気の温泉プリンや温泉まんじゅう・蒸し野菜だけでなく、ソフトクリームからドリンク類まで揃っています。

売店には保冷バッグも販売されているので、温泉プリンをお土産に購入する時も安心。

売店脇には自販機もあります。

「かまど地獄」は大人でも十分楽しめる施設。

いろいろな源泉が種類豊か、コンパクトな施設で飲食も楽しめる場所でした。

他の施設も特色が違っていて楽しめたけれど、私は3つ訪れた施設の中では「かまど地獄」が別府温泉を一番感じられました。

海地獄

かまど地獄を見学した後は、歩道が続いている「海地獄」へ。

歩道はゆるやかな坂道になっていますが、広くて歩きやすかったです。

海地獄は敷地が広くて、設備も新しい。

入り口左手の建物がカフェ、右手の茅葺屋根の建物が入場口。

海地獄は、山に囲まれた広い敷地。

入り口を入った右手に地獄名物の「極楽饅頭」販売所もあります。

源泉の蒸気で蒸し上がる美味しいお饅頭だそうです。

極楽饅頭の蒸し器のところにも「約98度の噴気」と注意書きがありました。

海地獄は「国指定名勝」

美しい池と山の風景が広がっていました。

よく見ると、池には亜熱帯性の睡蓮が浮かんでいます。

温泉の池だから亜熱帯の植物が育つのですね。

池の水面に山の色が写って、翡翠色の美しい世界。

奥には休憩所とお土産ショップの大きめの建物があり、目の前に源泉の噴気がモクモク。

さらに奥には大きな源泉。

階段を登ると、高い場所から源泉を見下ろすこともできました。

施設内のカフェスペースもあるけれど、入り口にあるカフェの方が広くて空いていました。

このカフェは入場券がなくても利用できます。

お店の名前は「カフェテリア UMI」

施設内のカフェでも販売されている「地獄蒸し焼きプリン」はここでも食べられます。

とても広くて休憩しやすい場所。

海地獄は景色を楽しめる地獄だけれど、かまど地獄のようにいろいろ体験できる感じの施設ではなかったです。

入り口のカフェは、訪れた3つの地獄の中では一番おしゃれだったので休憩ならこちらがおすすめだと思いました。

鬼石坊主地獄

海地獄の次は「鬼石坊主地獄」へ。

場所は海地獄から、さらに通路を上った場所になります。

海地獄とは違い、こちらは静かでこじんまりとした雰囲気。

源泉もこのコンクリート色の感じばかりで統一されています。

噴気は上がっているけれど、静かな雰囲気。

ここの足湯は開放感あって近代的。岩の雰囲気を足湯で体験できます。

一番奥の場所に「鬼石坊主地獄」についての由来が書かれた看板あります。

岩の間から噴き出す温泉の蒸気、そして湧き上がる音。

たぶんこの地獄も新めの施設だと思います。

ただし、「かまど地獄」のようないろいろ体験できる設備は少ないです。

お子さんが見て楽しむという感じではないかな(敷地も狭いので)

足湯は広くて開放感あっておすすめだと思います。

全部巡らなくても十分楽しめる

別府温泉の地獄めぐり、本当は全部の施設を巡るのがベストだと思うけれど時間の関係などで全部はめぐれない人もいるはずです。

今回は3つの地獄しか回れなかったけれど、行って良かったです。

別府温泉の地獄めぐりは、全部巡らなくてもそれでも十分楽しめました。

それぞれの施設で好みは別れるかもしれないけれど、どこから回っても別府温泉の源泉パワーを感じられたのが一番良かったです。

入場料はかかるけれど、別府温泉を初めて訪れる時にはぜひ地獄めぐりをぜひ楽しんでみてください。

地獄めぐりの後は、レンタカーで福岡の太宰府へ向かいました。

太宰府天満宮を訪れた時の様子は、次の記事に続きます>>

YouTubeの動画

この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。