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【大分】宇佐神宮と御朱印(西大門修繕工事は令和7年2月まで)

九州

2022年11月に別府と太宰府を1泊2日で旅行した時の記事です。

1日目、大分空港に到着後はレンタカーで宇佐市にある「宇佐神宮」へ向かいました。

宇佐神宮は全国に約4万社ある八幡様の総本宮です。

訪れた時は上宮西大門の修繕工事中でしたが、美しい国宝の御本殿を参拝することができました。

この記事では、宇佐神宮の様子・修繕工事の期間・頂いた御朱印などについてご紹介します。

宇佐神宮の場所・駐車場(有料)

宇佐神宮

■〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859(TEL:0978-37-0001)

■アクセス 大分空港から車で約1時間

■駐車場 有料駐車場あり

公式HP http://www.usajinguu.com

宇佐神宮は大分県宇佐市にあります。

大分空港からレンタカー(車)を利用する場合は、一般道で約1時間の距離です。

表参道には広い駐車場(有料)があります。宇佐神宮の公式HPを見ると直営の駐車場は4ヶ所。

今回は表参道の有料駐車場を利用しました。

とても広い駐車場です。

表参道駐車場の料金は、400円(入庫から12時間毎)

無人の駐車場で、この日は平日で空いている日だったので誘導の係の人などはいませんでした。

出庫時に駐車券と400円を精算に入れると出口のバーが上がるタイプのシンプルな精算方式。

支払いは現金(小銭)のみ。

この精算機は小銭しか投入できません。お札の投入口はありませんでした。100円玉を持っていた方が安心です。ご注意ください。

表参道から大鳥居まで

表参道駐車場から、宇佐神宮の境内は奥の場所にあります。

駐車場の奥には広い並木道があり、右手に宮本武蔵の大きな石碑などがありました。

この石碑の右手をずっと歩くと仲見世があり、お土産店や飲食できるお店があります。

今回は仲見世には寄らずに、まっすぐ境内に向かいました。

「神橋」を渡ると宇佐神宮の境内です。

宇佐神宮は「神輿発祥の地」だそうです。

神橋の手前には宇佐神宮の歴史について、英文の大きな看板もありました。

さあ、神橋を渡って境内へ向かいましょう。

この橋を渡ると「宇佐神宮境内」になります。

橋はとても明るくて美しい朱色。

宇佐神宮はすべてこの明るい朱色で統一されています。

橋を渡る時に、仲見世のお店が見えました。

仲見世方向にも橋がありますが、朱色ではなかったです。

橋を渡ると、広い境内が広がっています。

まっすぐ先に、表参道の大鳥居があります。

大鳥居の手前、両脇に獅子狛犬の石像。

そして、参道を進むと大鳥居。

大鳥居と宝物殿

表参道の大鳥居は、大きくて、とても立派な大鳥居です。

高さもかなりあります。

真下に立つと、その高さを実感します。

写真を撮る時もズームしたくらい。

大鳥居をくぐり、参道をさらに進みます。

左手に御神幸祭(夏越祭り)での流鏑馬行事が行われる脇道が見えました。

この参道を流鏑馬の馬が走り抜ける姿は圧巻でしょうね。

流鏑馬のシーンを想像しながら通り過ぎると、右手にすぐ「宇佐神宮宝物殿」が見えました。

天気の良い日だったので、緑の庭園に池の水面が反射して宝物殿の建物まるで絵画のような美しさ。

御朱印所・申込と受取方法・御朱印代

宝物殿の建物を眺めながら参道を進むと、御朱印所が見えてきます。

御朱印を受ける場合は、この御朱印所の受付で申し出ます。

書き置き(別紙)も用意されていたので、御朱印帳を忘れても安心です。

持参した御朱印帳にいただく場合は、受付で御朱印帳をお渡しして番号札を受け取ります。

参拝前に申し込みして、参拝後に受け取るのが一般的だと思います。

御朱印代は300円

申込時の支払いではなく、御朱印帳を受取る時に支払うシステムでした。

今回は参拝前に御朱印所で申込して御朱印帳をお渡しし番号札をもらい、参拝後に再び御朱印所を通る時に御朱印帳を受取りました。

私の持っている御朱印帳は霧島神宮の御朱印帳です。

2021年に霧島神宮を参拝した時に購入したものを使っています・
御朱印を頂くのはこの時まだ3回目。

宇佐神宮の御朱印はどんな筆跡だろうかと楽しみでした。

参拝後に受け取った御朱印がこちら↓

参拝した後で頂いたこの御朱印。

「八幡総本宮」の印もありました。

細く優美な筆跡が、宇佐神宮の御本殿のイメージとリンクしてとても素敵な御朱印でした。

手水舎

御朱印所の向かい側に「手水舎」

手水舎はかなり広くて、大きな石造り。

朱色の柱も鮮やか。

中央の丸い水盤から水が湧き上がっています。水盤に「延命水」と彫られた文字。

水面が常に清められていて、凛として清々しい空気が流れている手水舎でした。

手水舎で身を清めてから、上宮の御本殿へ向かいます。

宇佐神宮の敷地はとても広いでの、今回は上宮と外宮だけ参拝させて頂きました。

手水舎のすぐ脇に境内図があるので、これから参拝する位置関係が分かります。

手水舎から先は、上り坂と階段です。この場所を境目にして雰囲気がガラリと変わります。

表参道は明るくて広くて開放感あったけれど、この先は静かな森の中の階段を登っていく感じです。

モノレールは運行時間を確認しよう

手水舎の先からは、階段や坂道が続きます。

手水舎近くに「モノレールのりば」への案内看板が立っていました。

体の不自由な方・高齢の方・ベビーカーのお子さんがいらっしゃる場合の参拝にはモノレールが利用できるそうです

また車イスの貸出(予約制)も行っていると公式HPに記載があります。貸出用の車イスは台数に限りがあるため希望の方はお問い合わせください、とのことです。

また、モノレールの運行時間も事前に確認した方が良いと思います。

運行時間なども公式HPに記載されていますので、各自事前にご確認ください。

▶︎宇佐神宮 公式HP

上宮 西大門修繕工事は令和7年2月まで

宇佐神宮の上宮は、令和7年(2025年)2月まで西大門修繕工事が行われています。

西大門手前の参道にも工事についての看板が立っていました。

※修繕中でも御本殿の参拝は通常通り参拝できます。

令和7年2月末(2025年2月末)に工事が終了するそうです。

訪れた時には西門は工事用のカバーで覆われていて、門のすぐ下に工事期間も記載されていました。

本来の西大門のお姿が拝見できなくて残念。

でも、工事用に覆われたシートには以前の姿が画像で再現されています。大きさや門の形のイメージをしながら門の下を通れる構造になっていて、参拝者へのお心遣いがあると思いました。

右手が入り口、左手が出口。

入口専用と書かれた場所を抜けると、御本殿のある境内になります。

この門をくぐって、後ろを振り向いた時の様子がこちら↓

入り口からは戻れません。上宮の参拝が終わって帰る時は、出口から。

2025年に修繕工事が終わった時は、鮮やかな朱色の大きな美しい門がお迎えしてくれると思います。

御本殿 珍しい「二拝四拍手一拝」

修繕工事中の西大門をくぐると、御本殿があります。

西大門までは森の中の階段を上がる感じでしたが、御本殿のある境内は明るい広々とした空間が広がっていました。

門の前後で全然違う雰囲気。

参拝後にお守りやお札を買うこともできます。

一之御殿の手前に、願掛け瓢箪(ひょうたん)絵馬。

瓢箪の光沢のある赤茶色と、宇佐神宮の鮮やかな朱色が重なってとても美しかったです。

宇佐神宮の上宮御本殿は国宝に指定されています。

御本殿は、左側が一之御殿、中央が二之御殿、右側が三之御殿

立派で明るい朱色の3つの御本殿は並んでいて、とても迫力あります。

左側の一之御殿から順番に参拝します。

行列の順番を待ちます。

宇佐神宮の拝礼は「二拝四拍手一拝」

とても珍しい拝礼方法ですが、この形は昔から受け継がれている正式な作法とのこと。

私は「二拝四拍手一拝」は初めてだったので、ちょっと緊張しました。

夫は学生時代に一度参拝したことがあるそうですが「二拝四拍手一拝」については記憶が残っていなったようです。

ということで、二人で前の方々の参拝の姿を確認させていただいてからお参りしました。

参拝は、一之御殿→二之御殿→三之御殿、と3回続きます。

だから最初は「二拝四拍手一拝」に慣れていなくても3回目には誰でもスムーズに参拝できると思います。

御神木 触ってパワーを頂きましょう

御本殿の境内には、樹齢800年と言われる御神木があります。

とても大きく太い幹、そしてかなり高さもあります。樹齢800年とは思えないほど葉も枝も豊かに茂っていてとても若々しく見えました。

御神木は触ることができます。

御神木の下の囲いには、お賽銭箱があるのでお賽銭も忘れずに。

お賽銭を入れてから、私たちも御神木に触れさせて頂きました。

多くの方がこの御神木に腕を広げて、パワーを頂いていましたよ。

実際に宇佐神宮の御神木に触れてみた私の感想は「ほっと安心した」気がしました。

大きくて太い幹は、触れると不思議と温かみがあって、触れている両手に安心感が広がるような優しさを私は感じました。

下宮にもお参りましょう

宇佐神宮には上宮と外宮があります。

「片参り」にならないように宇佐神宮では両方を参拝するのが正しい参拝方法です。

上宮の参拝後、再び西大門をくぐって階段を降りると、左手に下宮への参道があります。

坂道をおりると下宮が見えてきます。

下宮は木々の林の静寂の中にありました。

上宮の華やかさとは違って、落ち着いた雰囲気。

下宮も3つの本殿があり、左から一之御殿、二之御殿、三之御殿が並んでいます。

参拝方法は上宮と同じです。こちらも「二拝四拍手一拝」、左から順番に参拝しました。

上宮と下宮だけでも6回お参りするので「二拝四拍手一拝」は迷わずにできるようになりました。

下宮に参拝した後は、下宮の門をくぐって参道に戻り、御朱印帳を受け取ってから帰りました。

お賽銭用の小銭は多めに用意しておこう

宇佐神宮を参拝する時には、多めにお賽銭(小銭)を用意しておきましょう。

神宮内には上宮・外宮だけでも合計6ヶ所でお賽銭が必要です。

さらに、敷地内には沢山の神社があります。

お賽銭はいつもより多めに持っていた方が良いと思いました。

宇佐神宮から湯布院へ

御朱印帳を受け取って、トイレに寄ってから再び表参道駐車場に戻りました。

トイレは宝物殿の近くにあります。自動販売機も良いてあるので飲み物なども購入できました。

今回は次の目的地に向かう時間の関係で宇佐神宮の仲見世には寄りませんでしたが、仲見世にはお土産店だけでなく飲食できるお店もあるようです。お時間がある時にはぜひ寄ってみてください。

宇佐神宮に参拝した後は、レンタカーで湯布院へ向かいました。

今回の旅は、1泊2日で別府温泉(大分)と太宰府(福岡)です。

1泊2日の短い時間でも、行きたいと思っていた場所に行くことができました。

別府・太宰府旅の様子を少しずつご紹介します。次の記事に続きます>>

YouTubeの動画

この旅の様子はYouTubeにも動画をUPしてあります。
動画の方が旅の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味あったらご覧ください。