コストコに長く通っていると試食で味を知っているために自分では買ったことのないパンもたくさんあります。
私にとってその代表は「ホテルブレッド」でした。
1月後半にコストコでたまたま200円引で販売されていたため、初めて購入してみたホテルブレッド。
このパンはトーストするとサクサク感が素晴らしいパンだったのですね(←試食ではふんわり状態しか食べた事なかったから)
ホテルブレッドもラップ無しで冷凍してみたら全く問題なし。
ということで、クロワッサン・ベーグルに続いてホテルブレッドのラップやフリーザー用バッグを使わない冷凍保存方法をご紹介します。
コストコのホテルブレッド 価格と特徴
■ホテルブレッド 558円(税込)※1/20購入時は200円割引で358円でした
■サイズ 2斤
■容量 340g~
コストコのホテルブレッドは2斤半ほどのサイズの大きなソフト食パン。
アルミの焼型に入ったまま売られているこの姿はコストコでも定番人気商品。
コストコでは焼き立ての「ふわふわ」状態で販売されていて、試食もよく行われているパンです。
ホテルの朝食で出てくるようなフワフワした生地は口当たりが優しく、ほんのり甘みあり。
柔らかいパンのため、アルミの焼型に入った状態のまま売られているのが特徴。
1本2斤分、重さは340g以上となっています。見た目に比べてそれほど重量感はなく持つと軽いです。
材料には無塩バターが使われていて、香りもとても良いパン。
アルミのケースも軽いです。
購入翌日に取り出してみると、アルミケースからはポロっと綺麗に外せました。
アルミのケースから取り出しても、生地のこびり付等はなく、きれいな形のまま型抜きできます。
サイズは大きいけれど食感がとても軽いパンのため少人数家族でもすぐ食べられる量です。
我が家では朝食に食べて残った分を冷凍保存して最後まで美味しく頂きました。
冷凍したホテルブレッドは凍ったままトーストできます。焼くとサクサクとても美味しく変身してとても美味しいパン。
冷凍保存方法は、もちろん「ラップ無し・ビニール袋不使用」です。
(※空になったアルミ容器については少し思うところあり、この記事の最後に少し私なりの意見を書きました)
冷凍手順① 冷凍前に必ずスライスする
ホテルブレッドは大きなパンです。必ずスライスしてから冷凍しましょう。
塊のまま冷凍してしまうと、食べる時に困りますので。
冷凍前に、お好みの厚みさにカットしてください。
軽い食感のパンだから、我が家では厚切りにスライスしました。
パン生地は柔らかいけれど、刃先の長いブレッドナイフ(パン切り包丁)なら簡単にきれいにスライスできます。
購入当日はもっと柔らかいと思います。
購入翌日なら良く切れる普通の包丁でも切りやすいはず。
10年以上愛用しているブレッドナイフでも、こんなに綺麗なスライス面にカットできました。
ブレッドナイフはパンを焼かない人でもサンドイッチが綺麗に切れるので1本持っていると重宝しますよ。
冷凍手順② 蓋付きの冷凍保存容器を準備する
ラップ無し・ビニール袋不使用でコストコのホテルブレッドを冷凍保存には現在、蓋付きの冷凍保存用の容器を使っています。
ご家庭に大きめサイズがあれば良いのですが、無い場合には1枚を半分にカットしたりすればお手持ちの冷凍保存用の容器に入ると思います。
我が家では以前コストコで購入したジップロックコンテナを使っています。
▼2016年にセットで購入しました
ラップで包んでしまうと、トーストして食べる時に全てゴミになってしまいます。またジップロックの袋タイプを使う方も多いと思いますが、再利用される場合は衛生面にご注意ください。
ジップロック袋タイプも耐久性があるわけではないため、結局ラップのようにすぐプラゴミになってしまう点が残念。
冷凍手順③ 蓋付きの冷凍保存容器で冷凍する
スライスできたホテルブレッドは、そのままの状態で冷凍します。
以前ご紹介したクロワッサンのラップ無し冷凍方法とは違い、個別冷凍しなくても大丈夫です。
1回分の朝食を家族で食べて残ったホテルブレッドを全てラップ無しで冷凍してみました。
全体図はこちら↓
今回はジップロックコンテナの長方形の大サイズ(容量約2100ml)、正方形型(容量約700ml)の両方を使って冷凍しました。
正方形タイプは偶然にも2枚分とピッタリでした。
残りは長方形大サイズに半分にカットしたりして詰めました。
写真で見ると上部がはみ出ているように写っているものの、ホテルブレッドはふんわり柔軟性のあるパン生地のため蓋はきれいに閉められました。
ジップロックコンテナの場合は、重ねられるため冷凍庫内でも上手く入ります。
我が家の場合、パンの消費が早いため(←食べ盛りの息子がいる)冷凍時には冷凍庫内がパンパンになりますが、どんどん食べて減るので今まで使っていたジップロックコンテナだけでなんとか賄えています。
ラップ無し冷凍 食べる時に取り出し易い?
ホテルブレッドの場合、ジップロックコンテナを使ったラップ無し・ビニール袋不使用での冷凍保存したパンは、1枚ずつ取り出すことができました。
前回ご紹介したベーグルのラップ無し冷凍保存の時よりは取り出しづらいけれど、カット面がピッタリくっついている訳では無いため、それほど大変ではありませんでした。
ご心配の場合には、小さめにカットしたオーブンシートをくっつき安い場所だけに挟んでトライするのも良いかと思います。
※オーブンシートはプラゴミではなく可燃ゴミとして出せるけれど、素材にシリコン加工されたものも多いため過剰に使えばゴミを増やすことに繋がってしまう点をご注意ください。
ラップ無し冷凍に使う容器について
コストコのパンが大好きで、会員になってから15年以上ずっといろんなパンを買ってきました。
大好きなパンだからこそ、最後まで美味しく食べたいと思い、ラップや保存袋などを使って今まで冷凍保存してきたけれど、最近コストコベーカリーのパッケージ容器が次々大きなプラスチックケースに変わっていることが気になり、自宅で冷凍する時に更にラップやビニール袋ゴミを出してしまう事を避けたいと思い「ラップ無し・ビニール袋不使用」での冷凍保存をあれこれ試しています。
現在は手持ちのジップロックコンテナを使ってラップ無し冷凍保存が出来るようになって記事を書いています。
でも、クロワッサン・ベーグルの記事でも注意書きとして書いているように、ジップロックコンテナもプラスチック製です。ゆがんだり割れたりすればプラゴミになってしまいます(←私の住む自治体では不燃ゴミ扱い)
ラップ無し・ビニール袋不使用の冷凍保存方法はまだ現段階の状態だけを記事にしています。
ジップロックコンテナを推奨する内容ではない点をご理解頂けると助かります。
コストコのパン この数年で過剰なパッケージが増えている問題
コストコに長く通っていると、同じ種類のパンが年々過剰包装になっている点が最近とても気になっています。
ほんの2~3年前まで、クロワッサン・デニッシュ・マフィン類は厚手の段ボール紙が台紙で表面のラッピングだけがラップ包装でした。
でも最近は、クロワッサン・デニッシュ・マフィン類が厚手のプラスチック容器入りに変わってしまっています。
この厚手のプラスチック容器の処分もけっこう大変。
そして、今回安くなっていたため買ったホテルブレッドは、こんな大きなアルミ容器が付いています。
私の住む自治体ではこのアルミ容器は不燃ゴミとして有料の専用袋でゴミを出す必要があります。
有料なのはもともとなので仕方ないのですが、自治体が利用しているゴミ処分場では不燃ゴミで出されたものは全て手作業で仕分け後に、さらにゴミを細分化しているそうです(※行政の広報に掲載されている)
大好きなコストコのパンなのに、今回のホテルブレッドは不燃ゴミまで新たに出てしまった事実。
パンが入っていたアルミ容器は、その後何かに使えないかと数週間考えてみたのですが結局不燃ゴミとして出しました。
パンを買っただけなのに、こんな大きなアルミのゴミを出してしまったことがその後とても気になっています。
まとめ
コストコのホテルブレッドをラップ無し・ビニール袋不使用で冷凍保存してみた内容をご紹介しました。
1度試してみると、「あれ?ラップなくても平気なのね」という事って多いですね。
コストコのパン冷凍方法を変える工夫をあれこれしてみたら「プラスチック過剰包装」が普通だった生活からほんの少しだけ「プラゴミを減らす」生活を意識できるようになりました。
そうは言っても、急に全て「プラなし」の生活は無理なので、1つづつ出来ることに自分なりにトライしてみたいと思っています。
※保存容器に関しては、リサイクルも含めてまだどれが最適!という結論には至っておりません。現段階で改善できた内容についての記事であることをご了承ください。