バンコクから帰国する時もJALのプレエコノミークラスを利用しました。
搭乗するJL034便(スワンナプーム→羽田)は現地時間21:55発予定。
バンコクのスワンナプーム国際空港にはJALのサクララウンジがあり、プレエコはラウンジ利用できます。搭乗前にシャワーと軽い食事をするために立ち寄りました。
JL034便はJALの夜便1便目のため、チェックイン時間には少し注意が必要でした。そのことも含めてサクララウンジの様子とサービスを利用して分かった事をまとめてみます。
スワンナプーム JALカウンターは19時過ぎにしか開かない(空港に早く行っても無駄)
バンコクのスワンナプーム国際空港はとても広くて多きな空港です。
市内まで電車で30分程度とアクセルが良く、出発ロビーは人でいっぱい。
JALのカウンターは現地時間19時過ぎにしか開きません(←要注意)
早めに行き過ぎても搭乗手続きはできませんのでご注意ください。
私は現地で体調を崩していたので早めに空港に到着。JALのカウンター位置を確認してから(たしかカウンターは「R」)、出発ロビーの下の階にあるDEAN&DELUCA(ディーン&デルーカ)でお茶をして時間を潰しました。
このフロアの飲食店は数が多いので、どのお店もあまり待たずに入れます。
19時前にJALカウンターに向かうと既に待っている人がかなりいました。
JALカウンターの設置が終わると、搭乗手続きしてもらえます(自動チェックイン機はJALは対応してなかった)
プレエコでもバンコク・サクララウンジが使えます
当日の受付開始時間は19時05分でした。
カウンターは、ビジネスとエコノミーで分かれていて、プレエコはビジネスクラスと同じカウンターを利用できたのでスムーズでした(エコノミーカウンターは団体のお客産がかなり並んでいた)
チェックイン時に搭乗券と一緒にサクララウンジの案内図をもらいました。
JALのプレエコはラウンジ利用ができます(※当日アップグレードは対象外)
バンコクのサクララウンジは4階出国検査場を出てからコンコース「D」の3階、D8A搭乗口横。
出国手続きは長蛇の列でかなり時間がかかり、サクララウンジに到着したのは、19時50分。
出国検査場を出てからも結構歩きます。免税店や飲食店がたくさんあり、そこを過ぎてからエスカレーターで3階に降ります。
降りたエスカレーターを振り返った時の写真↓
エスカレーターを降りると、JALのサクララウンジの案内があります。
矢印がUターンしていて、さらに振り返ったところにサクララウンジがあるのです。
振り返った先に、ラウンジの入り口発見!
初めてだと位置が分かりにくかったです。
錦織くんの看板、やっと到着。
受付で搭乗券とパスポートを提示して、ラウンジ内に入りました。
バンコク サクララウンジ内の様子
バンコクのサクララウンジは数年前にリニューアルされたそうです。
あまり広くはないですが、清潔感のある落ち着いた感じのインテリア。利用者は大半が日本人なのでバンコクにいるのに日本のラウンジにいるような雰囲気。
ラウンジに入ったのは現地時間の夜20時、この時ラウンジはとても空いていましたが、その後30分程度でほぼテーブル席は満席になるくらい人が増えました。
細長い形のラウンジは、飛行機は見えませんが、ガラス張りの窓から下の搭乗ゲート付近が見下ろせます。
羽田行きは搭乗口が「F」だったのでこの位置からは見えません。
シャワー室を利用しました(順番待ち・利用方法・備品について)
バンコクのサクララウンジにはシャワー室があります。
シャワー室を借りたい場合は、受付で申し出るだけ。
シャワー室は全部で3室。
男女兼用ですが、使用後は専用スタッフさん(女性)が綺麗にお掃除してくれます。またシャワー室入口には専用スタッフさんのいる小さな部屋があるので男女兼用シャワー室ではありますが、女性でも安心して利用できます。
シャワー室は空いていれば受付で「シャワーカード」を借りてすぐ使えます。
順番待ちの場合は、電子音がなる呼び出しベルを渡されて(←フードコートなどでよく見かける呼び出しブザー)順番が来たら受付へ行ってシャワー室の鍵付き「シャワーカード」を受け取ってから利用します。
夫は空港に来る前にホテルでシャワーを浴びてきたので、今回利用したのは私だけです。順番待ち1番目でした(※待ち時間は5分ぐらいですぐ呼ばれました)
シャワー室は受付からラウンジに入る前の化粧室へ続く通路にあります。
私は3番のシャワー室を利用しました。
通路からシャワー室入口の扉を開けると、3室あります。
入口には別の扉があり、そこに2人の清掃担当の女性スタッフさんがいました。
3番を確認して、カードに着いている鍵でシャワー室に入ります。
入口扉の裏側はハンガーもありました。
この位置は濡れないため、荷物を置いても大丈夫です。
シャワー室内は、小さいけれど清潔感があってとてもきれい。
前の利用者が使用した後はしっかり清掃されていて、水滴も残っていませんでした。JALすごい。
カゴの中に、バスタオル・フェイスタオル・ドライヤーが置かれています。
ドライヤーはパナソニック製でした。
使用後はカゴに入れて置いておくだけ。
ティッシュはありますが、シャワーキャップ・コットン・綿棒などの備品はないです。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはシャワーブース内にあります。
洗面台の下には、ゴミ箱と小さな扇風機。
シャワー後は湯気で曇るし、蒸し暑くなるのでこの扇風機は良い仕事していました。
シャワーブース内の床もゴミひとつ落ちていません。
水滴もきれいに拭いてあり、とても気持ちよく利用できました。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープはとても良い香りで使用感もとても良かったです。
私も一応シャンプー類を持参したのですが、設置してあったものだけで十分でした。
メイククレンジングは無いので、自分で持参したものを使いました。
シャワー室使用後は、鍵付きシャワーカードを返却するだけです。
男性はそのままでも平気だと思うのですが、女性は多分簡単にメイクしたいと思います。
残念ながらシャワー室は使用後蒸し暑くなりますし、順番を待っている人もいますので化粧室へ移動した方が良いです。
シャワー室を出た通路はトイレに行く人しか通らないため、ノーメークでも大丈夫(笑)
サクララウンジ内はとても明るいし、ラウンジ内は結構混んでいます。私の年齢だとさすがに夜便搭乗でもノーメークのままラウンジでお食事するのは気になります。
女性用化粧室は個室3室、洗面台は広くは無いですが空いています。バンコク便は男性の利用者の方が多いので、ラウンジ内化粧室が混雑で待つことはほぼないので、シャワー後のメイクは化粧室利用をお勧めします。
食事とドリンク バンコクオリジナルカレー・軽食メニューと種類
バンコクのサクララウンジでは軽食・ドリンクのサービスがあります。
成田空港と羽田空港の国際線にあるサクララウンジよりはメニューは少ないですが、思っていたより軽食の種類が多くて意外と美味しかったです。
パンも数種類。
唐揚げひじき煮物などの日本のおかず系惣菜もあり、枝豆やあさりの佃煮などのおつまみ系も人気でした。
カップ麺やスナック類もあります。
白いご飯もあります。
フレッシュフルーツはありません。
でも日本のサクララウンジにはない「チーズケーキ」がありました!
小さなチーズケーキだったけど、美味しかったですよ。
日本のサクララウンジはスコーンとかマドレーヌとか焼き菓子系の粉物はあるけれどフレッシュフルーツやスイーツ的なデザートはないのが残念ですよね。
男性の利用客が多いバンコクのサクララウンジ、プチスイーツがあるのは女性には嬉しいサービスだと思いました。
ドリンクやアルコール類は一通り揃っています。
上の写真奥にドリンク用の冷蔵庫があり、そこにお茶のペットボトルやソーダ類、カップ入りサラダも入っていました。利用客が増えたので冷蔵庫の写真は撮りませんでした。
それから、とても気に入ったのはコーヒーマシン。
日本のラウンジはWWFのコーヒーマシンが多いですよね。
正直、羽田や成田のサクララウンジのコーヒーはあまり美味しくなかったです(御免なさい)
でも、バンコクのラウンジにあったこのコーヒーマシンは焙煎も濃くてかなり美味しい!
1杯ずつ挽いてゆっくり抽出されるから普通のマシンより少し時間がかかるけど、その分濃厚で飲みごたえのある味でした!
クレマもきれい↓
そして、このバンコクサクララウンジにはカレーも2種類ありました。
1つは、バンコク限定オリジナルJALチキンカレー。
もう1種類は、普通のタイカレー。
バンコクでしか味わえない限定チキンカレー、せっかくなので食べてみました。
カップ入りサラダはドリンクの冷蔵庫に入っています。
枝豆とスクランブルエッグも少しずつ。
初めて食べたバンコク限定チキンカレーの味は、
最初に野菜とフルーツ?の甘みがして「甘いカレーかな?」と思わせて、最後に辛さがガツンと来ます。
チキンの甘みがカレーのキリッとした辛さとマッチしてとても美味しい。
最後の辛さが「バンコク風」なのですね。
バンコク限定カレーはのサクララウンジで是非味わってみてください。
利用して良かった点
バンコクのサクララウンジを初めて利用してみて良かったと思ったポイントをいくつか挙げてみます。
- スタッフの対応丁寧(受付には日本人スタップもいる)
- シャワー室がきれいで使いやすい(男女兼用だけど問題ない)
- 落ち着いた雰囲気で気軽に過ごせる(ゴージャス感はないので気兼ねなく利用できる雰囲気)
- ラウンジは狭いけれど、掃除が行き届いて清潔感あり
- 女性だけで利用しても安心
気になった点もある
初めてバンコクのサクララウンジを利用してみて、事前に知っておいた方が良い点や注意した方が良いと思った点を挙げてみます。
- JALカウンターが開く時間が遅いため、夜早めの便を利用する時はラウンジ滞在時間が短くなる
- シャワー室はどんどん順番待ちが増えるため、早めにラウンジに到着した方が良い
- シャワー室が混んでいて利用できない場合はプライオリティーパスで利用できるラウンジへ移動した方が良いかも
- 全てのテーブル席に電源コンセントがある訳ではない(カウンター席には必ずあるが利用した丸テーブル席にはなかった)
- 夜21時台はラウンジ内がとても混むため、グループで席を取りたい時は困るかも
- 圧倒的に男性のお客さんが多く、利用客の年齢層が高いため混んでくると独特の雰囲気がある(上級会員さんがとても多いと思う)
- ラウンジから搭乗口が遠い場合があるので滞在時間が短い時は移動時間に注意(空港内はとても広い)
まとめ
バンコクのスワンナプーム国際空港内にあるJALサクララウンジを帰国の際に初めて利用した時の様子と、実際にサービスを利用してみて分かったことなどを書いてみました。
バンコクへ行く前に事前に調べてよく分からなかったこと(女性のシャワー室利用や待ち時間など)があったため体験談として記録しておきます。