カルディでレジ待ちの列にならんでいた時に、珈琲豆を注文する人を眺めていたらあることに気づきました。
それは、「豆の挽き方を指定して買っている人が少なすぎる」こと。
私も何年か前まで豆を買う時は「ペーパー用で」とだけ伝えていました。でも「挽き方」を番号で指定できることを知ってから、それ以降はダイヤル番号を言って挽いてもらっています。
これを知らずに「カルディの珈琲はあまり美味しくない」と思っている人も多いかも。
今回はカルディで豆を挽いてもらう時に指定している「挽き方の番号」についてご紹介します。
カルディ珈琲豆 挽き方
カルディでは珈琲豆を買った時に、豆を挽いてくれるサービスがあります。
挽き方は使うコーヒー器具などに合わせて全部で4種類指定できます。
- 中挽き(ペーパードリップやサイフォンなど)
- 粗挽き(フレンチプレス(ボナポット)やゴールドフィルターなど)
- 細挽き(ベトナム式ドリップや水出しポット)
- 極細挽き(エスプレッソやマキネッタなど)
例えば「ペーパー用で」と伝えると、「中挽き」で挽いてくれます。
何も指定しない場合も「中挽き」になります。
グラインダーはメーカーによってダイヤルの番号が違うためスタバやドトールなどとは違いますが、
カルディの場合「中挽き」はグラインダーの番号で「8番」、「ダイヤル8番」とも呼ばれています。
でもカルディの「中挽き」がちょっと挽きが粗いと思ったことはありませんか?
ドトールなどで「ペーパー用で」挽いてもらうと、もっと細かい挽き具合なのです。
カルディの場合はグラインダーの番号でも挽き方を指定できます。
- 粗挽き 9番
- 中挽き 8番
- 細挽き 6番
- 極細挽き 4番
我が家にはカルディの「中挽き」が粗すぎるため、買う時にはダイヤル番号を「6番か4番」に指定して挽いてもらっています。
マイルドカルディも8番と6番では味わいが全然違うのです!
もし「カルディの珈琲豆は味が薄い」と思ったことのある方は、挽き方を6番に変えてみてください。全く違う味わいになりますよ。
※お使いの珈琲メーカーや紙フィルターによっては細かすぎるとドリップしにくい場合もありますのでご注意ください。我が家の場合、コーヒーメーカーや紙フィルターは細かく挽いた場合でも普通にドリップできていますので一応書いておきます。
深入り珈琲豆は「6番」で挽いてもらっています
先日カルディで買った豆は「モーニングブレンド」と「リッチブレンド」
どちらも深煎りの珈琲豆。
すっきりしたキレのあるコクが朝食時にぴったり。香りにそれほど深みはないけれど、ミルクとの相性も良く、カフェオレもこれで作ると美味しいです。
深入り豆をカルディで買う時には「ダイヤル6番」で挽いてもらっています。
「6番」はカルディの場合「細挽き」です。
珈琲豆が入っている袋に裏面には必ず「挽き方」という欄があります。
8番(中挽き)以外の挽き方を指定した場合は、ダイヤル番号のところに○を付けてくれます。
これは定番珈琲豆だけでなく、期間限定の珈琲豆でも同じです。
たとえば、昨年秋に買った「ブラックハロウィンブレンド」も普通に買って挽いてもらうだけなら「中挽 8番」なので何も記載されませんが、6番を指定して挽いてもらうと、
パッケージ裏面の「挽き方」のところには「細挽 6」の所に○をつけてくれます。
8番の中挽きの場合は、○印は何も付きません。
福袋やスペシャルセットなどにパッキングされた状態で入っている(珈琲 粉)の場合も同じように8番の中挽きになっているので印は付いていません。
ダイヤル6番で挽いた豆と珈琲の味
モーニングブレンドを開封して、カルディのキャニスターに移し替えた時の様子です。
カルディのキャニスターは200gの挽いた粉もぴったり入ります。
6番で挽いてもらうと、これくらいの細かさです。
8番で挽いてもらうより、ずっと細かくなります。
この6番で挽いた豆は我が家のコーヒーメーカーでも目詰まりせずにドリップできます。
6番で挽いた方が、コクもしっかり出て美味しくなります。
8番でも6番でも苦味はそれほど変わらなかったです(※味わいには個人差あると思いますが)
一緒に買ったリッチブレンドの方が、焙煎が深めなのか同じ6番でももっと細かくなる感じ。
いずれにしても、一度6番の味を知ると、もう8番には戻れなくなります。
マイルドカルディも挽き方を変えるだけで美味しくなる!
カルディ定番のマイルドカルディはカルディでは「浅煎り」珈琲の代表選手。
コロナ前は店頭の無料コーヒーサービスといえばマイルドカルディでしたよね。
浅煎りで苦味が少なく、軽い口当たり。
無難といえば、無難だけれど、すごく美味しいコーヒーという訳ではないですよね。
我が家は深入りが好きなので余計マイルドカルディはイマイチに感じていました。
でも、セールの時にふと「もっと細かく挽いたら味が違うかも」と思って「4番(極細挽き)」を試してみたら、今まで飲んでいたマイルドカルディとは全く違う味わいしっかりのコーヒーになったのです。
豆の挽き方でこんなに変わるんだな、と実感した出来事でした。
ただし、4番はかなり細かめで紙フィルターが詰まりやすかったのでそれ以降は「ダイヤル6」で挽いてもらっています。
まとめ
カルディの珈琲豆を「薄くてあまり美味しくない」と感じたことがある人は多いかもしれません。
でも、豆の挽き方を変えるだけで味わいがかなり変わるもカルディの珈琲。
業務用のコーヒーグラインダーは同じ「中挽き」でもメーカーによって細かさには差があります。
しっかりめのコーヒーがお好みの場合は、ぜひカルディで「ダイヤル6番」も試してみてください。
同じコーヒーでも全然違う味わいになりますよ。
※珈琲の味に関してはお好みに個人差があると思います。あくまで私個人の体験をもとに書いている記事ですのでご了承ください。
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