コストコの新しい珈琲豆「KSフレンチローストコーヒー」を買ってみました。
KSフレンチローストはたっぷり1.13kg入り。深煎りのリッチな味わいでコクもしっかり。
ホットでもアイスでも美味しく飲めて、深めで後味も楽しみたいコーヒー好きの人にはぴったりの豆。
ミルクとも相性も良く、カフェオレがとても美味しく作れました。
今回は、初めて購入した「KSフレンチローストコーヒー」について「おすすめの挽き方・飲み方・注意点」などをご紹介します。
KSフレンチローストコーヒー(豆)1.13kg 価格と内容
■カークランドシグネチャー(KS) フレンチローストコーヒー(豆)1.13kg
■購入時価格 1980円(税込)※2023年12月
■原産国 アメリカ
■生豆原産国(コロンビア・メキシコ・その他)
コストコの新しい珈琲豆「KSフレンチロースト」は深煎りの珈琲豆。
1袋はたっぷり1.13kg入り。
深めに焙煎された香りとコクをしっかり味わえるコーヒーです。
袋のデザインもグレーでとってもシックで、このコーヒーの深い味が表現されている少し男前のパッケージ。
コーヒーは豆のまま入っているので、コーヒーミルやグラインダーなどで挽いてからドリップなどお好みの方法で飲めます。
パッケージ表面に「RICH・SMOOTH・DEEP」と記載があり、
味わいの濃さについてはDARKに近い味わい深めの味わいであることがマークでも記されています。
リッチで深い味わい、そしてコクはしっかりめなのに酸味などがなくてクセのない美味しいコーヒーです。
濃いめのコーヒーだけれど酸味はほぼないので、意外と飲みやすい味。
商品表示の欄外に「大さじ2杯のコーヒーに対して約180mlの水が目安です」と記載されています。
でも実際に飲んでみると、かなり濃い味わいだから「大さじ1杯でカップ1杯分」がちょうど良いくらい。
パッケージのイラスト通り、豆はふっくら大きめで濃いめの焙煎。
賞味期限
KSフレンチローストの賞味期限は、袋裏面に印字されています。
今回購入した豆の場合は、賞味期限が約9ヶ月ありました。
大袋入りですが、開封後は冷蔵庫で保存すれば最後まで風味も保てます。
開封時の様子
KSフレンチローストは、上部にテープが貼ってあります。
このテープを剥がしても袋は上部で密閉封されているので安心です。
開封する時には、袋上部をハサミなのでカットします。
袋の切り方はお好みで。
我が家ではいつも、こんな感じ↓にL字にカットして開封しています。
L字にカットすると、豆を出す時にこぼれないのが良い点。
キャニスターなのに移し替える時に便利です。
珈琲豆の様子
KSフレンチローストの珈琲豆を出して豆の様子を見てみました。
豆の粒はふっくら大きめ。深煎りだから豆の色も濃いめ。
焙煎した香りが一気に広がります。
この香りをかいだだけで、コーヒーが美味しいのを感じられると思います。
豆の粒の大きさは、KSエスプレッソブレンドより少し大きめ。
おすすめの挽き方
KSフレンチローストは豆のまま入っているので、飲む時はコーヒーミルやグラインダーなどで挽く必要があります。
この豆は、かなり深めの焙煎。粗めに挽いてもしっかりした味になります。
細挽きにすると濃すぎるかも。
我が家では小さな木製のコーヒーミルで挽いて飲んでいます。
小さなミルでも十分美味しく挽くことができます。
使っているのはハリオの「スモールコーヒーミル」です。蓋が付いていて豆が飛び散らないのがすごく便利!
以前ふるさと納税で頂いたミルです。もう何年も使っていますが今もほぼ毎日使っています。
▼ハリオ「スモールコーヒーミル」
我が家での挽き具合はこのくらい↓
挽き具合はこれくらい(粗挽き)
KSフレンチローストはかなりしっかりめの焙煎豆。ハンドドリップで飲むならこれぐらいでもしっかりドリップできます。
ハンドドリップした時の様子・コーヒーの味
KSフレンチローストをミルで挽いてから、ドリップした時の様子です。
豆を挽いて、お湯を用意して
ハンドドリップで1杯分を作ってみました。
深めの焙煎のすごく良い香りが広がります。
簡単にドリップしただけでも、しっかりめで濃いめのコーヒーになりました。
このコーヒーは、香りも後味もかなりしっかりめ。
粗挽きに挽いてからドリップしただけで十分な濃さ。
酸味はほとんどありません。癖がないけれど濃いめの味わい。
コーヒーが好きな人なら美味しいと思える味だと思います。
ミルクとの相性抜群!ホットでもアイスでも
KSフレンチローストは、ミルクとの相性がとっても良い珈琲豆。
コーヒーの味がリッチなので、ミルクに負けません。
普通にドリップしてミルクを加えても良いしかったです。
アイスオレは、少し濃いめにお湯を減らしてドリップしてから氷と冷たい牛乳を加えるだけ。
ミルクを加えてもコーヒーのコクと後味はしっかり残ります。
豆乳でも美味しくつくれました。
挽く時・飲む時の注意点!
KSフレンチローストはコクのある深いリッチな濃いめのコーヒーです。そのため豆の挽き方や飲み方にはコツが必要かもしれません。
実際に購入して飲んでわかった注意点は下記です。
- 豆は粗挽きぐらいでちょうど良い
- 豆を細かく挽きすぎると苦くなる
- 1杯分の豆の分量は袋の表示より少なめの方が飲みやすい
- ドリップで飲む方が美味しい
- フレンチプレスを使うとエグ味が出てしまう
- 薄めのコーヒーが好きな人には向かない
この珈琲豆はとても深めの焙煎で力強い味わいのコーヒーです。そのため、あまり細かく豆を挽いてしまうと苦くなります。
電動ミルや電動ミル付きのコーヒーメーカーなどを使う場合にご注意ください。
それから、
普段から濃いめのコーヒーが好きな人にはぴったりですが、薄めのが好みの人には向かないと思います。
また、フレンチプレスを使ってコーヒーをいれてみたところ少し独特のエグ味を感じました。
ペーパードリップで普通にドリップする方が美味しく思えました。
KSエスプレッソブレンドと、どう違う?
コストコのダークローストはKSエスプレッソブレンドをご存知の方が多いと思います。
エスプレッソブレンドも新パッケージは1.13kg入りになり、内容量はKSフレンチローストと同じです。
価格はエスプレッソブレンドの方が少し高めの設定になっています。
▼エスプレッソブレンドの記事はこちら
KSエスプレッソブレンドは、深めの焙煎ですが意外と爽やかでスッキリした後味のコーヒー。
この2つのダークロースト、両方飲んでみた経験から2つの味はけっこう違うと思いましたま。
KSエスプレッソブレンドは、苦味が少なくクリアで深い味わい。
珈琲豆の粒が少し小さめで、ローストの艶がしっかりめ(でもけして苦くない)
KSフレンチローストは、しっかり濃いめの味。
豆の粒も少し大きめで、深煎りだけ艶はエスプレッソブレンドほどではありません。
とても濃い味のコーヒーだから、苦く感じる人も多いかも。
2つの豆はどちらも美味しいけれど、
KSエスプレッソブレンドは、オールマイティーな飽きない美味しさ。
KSフレンチローストは、香りも味も力強さがあって深い後味をじっくり楽しみたい人に向いている気がします。
もし、両方が同じ値段で売っていたとしたら我が家の場合は、迷わずKSエスプレッソブレンドを選ぶと思います。
KSフレンチローストは、ずっと飲み続けるには少しコクが強すぎて美味しいけれど少し飽きてしまうかも。
最後まで風味を保つ保存方法
KSフレンチローストは、上部にテープが付いていますがこのテープだけでは風味は保てません。
珈琲豆の保存方法はいろいろあると思います。
我が家の保存方法もご紹介します。
コストコで大袋の珈琲豆を買った時にはいつもこの方法で保存していて、最後まで美味しく飲めている方法です。
その方法は、
- 1週間程度で飲む分量はキャニスターに小分けで常温保存
- 大袋はしっかり封をして、冷蔵庫で保存
開封後の大袋は、上部を折って空気が入らないようにしてから大きめのダブルクリップで留めて封をします。
豆を消費していくと、袋の上部にもっと空きができます。
その時は空いた部分に余計な空気が入らないようにして折る部分を増やしてダブルクリップで閉じます。
開封後の大袋は、冷蔵庫の上段に保存しています。
珈琲豆は冷凍庫で保存する方が良いのかもしれません。
でも、我が家の場合は豆が足りなかった時に冷凍していない方がすぐ追加できるので冷凍はしていません。
こんな大雑把な保存方法でも最後まで十分風味を保って美味しく飲めています。
まとめ
コストコの新しい焙煎珈琲豆「KSフレンチローストコーヒー」を買って飲んだ時の様子や、おすすめ挽き方・注意点などもご紹介しました。
コストコでも珈琲豆の価格は以前より値上がりしてはいますが、どのローストも美味しいコーヒーなのではまだ十分お得感を味わえると思いました。
KSフレンチローストはかなり深い焙煎でリッチな後味が濃いめのコーヒー好きにはおすすめの豆です。
軽めのコーヒーが好きな人には向かない豆ですので、その点はご注意ください。
▼関連記事