コストコの人気珈琲豆といえばカークランドのスターバックスローストコーヒー。
緑色のパッケージはハウスブレンド、赤色はエスプレッソブレンド。
どちらも焙煎はスターバックス。そしてどちらもフェアトレードの珈琲豆です。
今年1月に両方買って、ホット・アイス・カフェオレで飲み比べてみました。
小さなハンドミルでも美味しく飲めた様子をご紹介します。
KS スターバックス ロースト ハウスブレンド
■KS スターバックス ロースト ハウスブレンド(豆)
■内容量 907g
■購入時価格 1498円(2020年1月)
■ミディアムロースト
■生豆生産国 ペルー
■賞味期限 購入時で約4ヶ月間
ハウスブレンドはミディアムローストでもスタバローストなので焙煎しっかりめ。
豆のままパッケージされているので購入後に各自でミルやグラインダーで豆を挽く必要があります。
ハンドドリップでもコーヒーメーカーで淹れても味わい深い珈琲です。
生豆の生産国はペルー。
そして、このコーヒーはフェアトレードの珈琲豆です。
豆の粒は大きめで、焙煎はこれくらい濃いめの色。
ミディアムローストですがツヤがあります。
▼ハンドミルで挽いた状態
色のわりに苦味が少ないけれど豊かな香りはこの価格帯のコーヒーとは思えない満足感があります。
我が家は以前、コストコでメリタの電動ミルを買ってこのハウスブレンドばかり買って飲んでいました。
でも、電動ミルの静電気が酷くてお手入れが大変だったこともあり電動ミルを手放してからはハウスブレンドを買っていませんでした。
昨年後半にふるさと納税でハリオの小さなコーヒーグラインダーを頂いてから再びコーヒーを豆で買えるようになり、今年のお正月にコストコでハウスブレンドを買いました。
久しぶりに飲んでみたハウスブレンドは、やっぱり美味しかったです。
この価格でこのクオリティーは「さすがコストコ」と再確認。
KS スターバックス ロースト エスプレッソブレンド
■KS スターバックス ロースト エスプレッソブレンド(豆)
■内容量 907g
■購入時価格 1528円(2020年1月)
■ダークロースト
■賞味期限 購入時で約4ヶ月間
ダークローストのエスプレッソブレンドも豆のまま販売されています。
エスプレッソのマシンや器具を使わなくても普通のコーヒーとして飲めます。
苦味はそれほど強くなく、すっきりした味わいでミルクとの相性が抜群。
エスプレッソも生豆生産国はペルー。
ハウスブレンドと同様にフェアトレードの珈琲豆です。
豆も粒も大きめで揃っていて、ローストのツヤがきれい。
エスプレッソの豆なので、専用のマシンや器具がないと飲めないと思われがちですが、このコーヒーは普通にドリップしても十分美味しく飲めるのです。
我が家の小さなコーヒーミルでも挽けます。
ロースト強めなのでハンドミルで挽きやすい豆。
今までハウスブレンドしか買ったことがなかったけれど、ハンドミルを使うようになってからエスプレッソの豆でも美味しいドリップコーヒーが飲めることがわかって1月後半にコストコでエスプレッソも買ってみたのです。
美味しいとは聞いていましたが、普通にミルで挽いてハンドドリップしただけでとても美味しくてびっくり。
ハウスブレンドよりもしかして美味しいかも!と思えたほど。
ハウスブレンドとエスプレッソの違いとは?
1月は両方の豆を買ったので、初めて同時に飲み比べてみました。
※ハウスブレンドは先に飲んでいたため量が減っていて袋が小さく見えるかも
比べてみたのは、豆の様子・挽き具合、そしてホット・アイス・カフェオレでの味の違いです。
比較(1)豆の大きさ・焙煎の違い
両方の豆を並べて比較してみました。
「豆の大きさ」はほぼ同じで見ただけでは差は感じませんでした。
「焙煎」はハウスブレンドはミディアムロースト、エスプレッソはダークローストなので豆の色の濃さは少し違います。
エスプレッソの方が色が濃厚で豆にツヤが感じられます。
パッと見ただけでは差はないけれど、並べてよく見ると違いました。
比較(2)豆の挽きやすさ
豆はハリオの小さなハンドミルで挽いています。
ミルは昨年ふるさと納税で頂いたものです。
▼現在使っているミルは「HARIO ハリオ スモールコーヒーグラインダー」
我が家には細かく挽ける電動ミルはないため、ハンドミルでの引き具合の比較になります。
どちらも焙煎が強めなので豆は手動でも挽きやすいです。
今使っているこの小さいミルの場合、1人分なら30秒から1分ぐらいで挽けます。ゆっくり挽いても2人分で2分以内できれいに挽けます。
比較(3)コーヒーの味(ホット)
豆を挽いてから、それぞれハンドドリップして飲み比べてみました。
ドリップ後のコーヒーの色はほとんど同じ。近くて見ても見分けられないかなと思います。
香りもそれほど違いはないので、どちらもしっかりめの焙煎コーヒーの良い香りです。
しかし、飲んでみると味がかなり違うことが分かりました。
エスプレッソの方がスッキリした後味で苦味がとてもマイルド。
ハウスブレンドの方が後味に焙煎の濃い香りが残りました。
これは意外な結果。エスプレッソの方が苦いと思っていたのに違いました。
比較(4)コーヒーの味(アイス)
アイスコーヒーの味も比べてみました。
どちらもミルで挽いてから少し濃いめにドリップして、氷を入れたグラスに注いで作ったアイスコーヒーです。
やはり見た目は差がありません。
でも飲むと違いはハッキリ分かります。
ハウスブレンドの方が後味に焙煎の香りと苦味が残ります。
エスプレッソの方がクセがなくてシャープなアイスコーヒーです。
ホットで飲んだ時よりアイスの方が味の違いが際立ちました。
スッキリ系のアイスコーヒーが好きならエスプレッソ、後味に焙煎の余韻を感じたいならハウスブレンド。
比較(5)ミルクとの相性(カフェオレ)
では、ミルクとの相性が良いのはどちらでしょうか?
ホットのカフェオレとアイスオレ、両方飲んでみると違いはまたまたハッキリ出ました。
ミルクとの相性が絶妙なのは、エスプレッソです。
ハウスブレンドでも十分美味しいカフェオレ(アイスオレ)なのですが、ミルクを加えることで味の一体感が生まれるのはエスプレッソでした。
結果:おすすめはどっち?
いろいろ同時に比較して、味の違いについてよく分かりました。
多分、別々の時期にそれぞれ飲んでいたらこんなに味が違うことを知らずに過ぎていたと思います。
両方飲み比べてみた感想は、
①コーヒーの後味と苦味を味わいたい人には、ハウスブレンド
②ミルクを入れて飲む機会があるなら、エスプレッソ
味の好みが人によって違うとは思うけれど、ホットでもアイスでもミルクを入れても入れなくても、どの状態でも私が美味しく感じたのは「エスプレッソ」でした。
ハウスブレンドしか飲んだことなかった私は今回エスプレッソを買って飲んでみて「エスプレッソの方が好き」なことが分かりました。
私はミルクを入れて飲むことが多いため余計そう感じたのかもしれません。
あくまで個人的な感想ということで。
まとめ
コストコの人気珈琲豆、ハウスブレンドとエスプレッソブレンドを同じ月に買った時に、2つをいろいろ比較してみた様子をご紹介しました。
カークランドのこの珈琲豆はコストコオンラインでも時々販売されていますので店舗に行けない時にはぜひチェックしてみてください(←私も5月はオンラインでエスプレッソを買いました)
※記事内の商品価格や内容については購入時のものです。