4/30にコストコで初めて買った「フレンチトラディショナルブレッド3種」は、形も種類も異なる大きな3つのパンのセットです。
バゲットのようなカンパーニュのような、素朴な雰囲気に興味が湧いて初購入。
バターやオイルなど油脂が使われていないこの3つのパンは、見た目がすごく地味だから味は期待せず食べてみたら、3種類が全く違う味でかなり美味しかったのです!
見た目の地味さとは反対に、味に深みがあったフレンチトラディショナルブレッド3種類の詳細・冷凍保存法・美味しい食べ方についてご紹介します。
コストコ「フレンチトラディショナルブレッド3種」の価格・容量・賞味期限
■コストコ フレンチトラディショナルブレッド3種
- ツイストブレッド(写真右)
- スペルト小麦ブレッド(写真左)
- ライ麦&レモンブレッド(写真中央)
■価格 998円(税込)
■容量 1200g
■賞味期限 加工日から3日後まで(※4/30加工日、5/2消費期限)
パンの袋から出したら、1つ1つが大きくてビックリ!
コストコから持ち帰ると、自宅で巨大化して感じるコストコあるあるです(笑)
ラベルを見ると、3種類のパンはそれぞれ名称も材料も違うことがわかります。
ツイストブレッドとスペルト小麦ブレッドにはサワー種を使用。ライ麦&レモンブレッドはイーストのみ。
原材料名にバターやオイルは配合されていませんでした。
つまり、3種類それぞれは下記のようなパンということになります↓
1.ツイストブレッド⇒ねじった形のサワー種バゲット風パン
2.スペルト小麦ブレッド⇒スペルト小麦配合のサワー種カンパーニュ風パン
3.ライ麦&レモンブレッド⇒ライ麦配合でレモンピール入りパン
↑ツイストブレッドは、長くて太くて大きくて重いパン。
シンプルな配合で、バゲットが巨大になったようなパン。サワー種使用。
↑スペルト小麦ブレッドは、正方形で中央が盛り上がった形です。
小麦の原種である「スペルト小麦」が使われていて、ツイストブレッドよりやや茶色っぽい生地。普通の小麦より栄養価が高く血糖値を上げにくいと言われているのがスペルト小麦です。
サワー種が使われています。
コストコも健康を意識したパン作りしているのですね!
↑ライ麦&レモンブレッドは、ライ麦粉・大麦&小麦の麦芽粉・レモンピール砂糖漬け・レモン皮が配合されているイースト発酵のパン。
3つの中で1番濃い茶色です。材料の素材の色なのだと思われます。
トッピングに入っているレモンピール砂糖漬けが丈夫に少し見えています。最初ナッツが入っているのだと勘違いしました。
コストコ「フレンチトラディショナルブレッド」3つの重さを量ってみた
では、3種類のパンそれぞれの重さを量ってみましょう。
トータル1200g入りとラベル記載ありますが、何となくそれより思い気がしたのです。
■ツイストブレッド 520g
ツイストブレッドは大きすぎて写真からはみ出してしまいました。
■スペルト小麦ブレッド 502g
スペルト小麦ブレッドも、デジタルスケールに乗せてみると大きさが改めて分かりました。
■ライ麦&レモンブレッド 357g
計ってみたら、3つ合計で1379gありました。ラベルには1200gとは書いてありますが我が家のデジタルスケールで計量した場合、計算上約180gも多く入っている事がわかりました!
少し得した気分です(笑)
フレンチトラディショナルブレッド 切り方と冷凍保存方法
大きなフレンチトラディショナルブレッドは切ってスライスしてから冷凍保存しました。
購入翌日に食べる分だけ残して、あとは全て冷凍。
ツイストブレッドはスライスしてバゲット風に食べたいと思い、薄くスライスしました。
最初に半分に切って、中の生地の様子を確認!
ブレッドナイフを入れてみたら、外側は固いと言うより弾力が強いけれど、中の生地はとても柔らかでした。見た目とはちょっと違って繊細な感じ。
美味しいバゲットには沢山気泡がありますよね。このパンもとても綺麗な気泡がムラ無くできていました。
普通のバゲットより2倍位太いです。でも普通のバゲットよりずっと柔らかでスライスしやすい生地です。
1~1.5センチ位の厚さでスライスしました。
次は、スペルト小麦ブレッドを切ります。
四角いパン、どうスライスしたら冷凍後も食べやすいのか考えながら切ってみました。
まずは、半分にカットして中を見てみます。
私の使っているブレッドナイフは刃先が21センチです。このパンは四角いため少しブレッドナイフの刃先が足りないくらいでした。
普通の包丁で切るときは、半分に切ってから横に向きを変えて切らないと上↑のようには切れないと思われます。
ライ麦粉とスペルト小麦粉の素朴な風合いが美味しそう!
朝食時にオーブントーストのようにして食べるかもと思い、スライスは大きめのままにしました。
翌日食べる分だけさらに半分の大きさに切って、残りは全て横幅通りのスライスに。
良く切れるブレッドナイフのおかげで最後までまっすぐ切ることができました。
次は、ライ麦&レモンブレッドを。
スペルト小麦ブレッドに比べたらカットするのは楽勝でした。このパンのサイズでも十分大きいパンですが前の2つが大きすぎたため、小さく感じます。
3種類の中で、このパンが1番柔らかい生地でした。
見た目は固そうですが、皮部分も硬くないです。とてもスライスしやすい。
レモンピールがナッツのように見えますよね?
とても素朴で美味しそう!
こちらもそのままどんどんスライスして、厚みは1.5~2センチぐらい。
全部切り分けて、翌日食べる分を残してあとは全て冷凍しました。
フレンチトラディショナルブレッド 冷凍保存方法(冷凍庫内画像あり)
フレンチトラディショナルブレッドは水分量が少ないパンですので、1枚ずつラップに包まなくても大丈夫。ただし、大きな袋にまとめて入れるのではなく、それぞれの種類で数等分に小分けして冷凍した方が最後まで味を落とさず美味しく食べられます。
ツイストブレッドは、2つに分けて食品保存袋へ。
スペルト小麦ブレッドも2つに分けて保存袋へ。
ライ麦&レモンブレッドは1袋に全部入る分量でしたが、2つに分けました。
全部準備できたら、この袋のまま冷凍庫で保存します。
↓我が家の冷凍庫下段の写真です。
4/15に買って冷凍したパンオショコラサヴールが右下に2袋残っています。奥の一袋はホームベーカリーで焼いたイチジク&くるみのパン。
冷凍庫下段がコストコのパンでいっぱいになりました。しばらくいろんな味を楽しめそう!
冷凍のままトーストしてOK!夕食&朝食で食べました
翌日の夕食に3種類をトーストして、バターやクリームチーズを乗せてハンバーグと一緒に食べました。
トーストは、最初はオーブンを使い、冷凍後はピピッとコンロのグリルを使ってみました。
オーブンの場合は200度5分
ピピッとコンロは「トースト弱」を選択して自動焼き
オーブンの場合は焼き色目は付きません。ピピッとコンロは焼き色が付きます。
まずは、下の夕食写真。オーブンで焼いたので焼き色は付いていません。
ハンバーグの夕食に、3つのフレンチトラディショナルブレッドの味比べをしました。
3種類は味が濃いわけではないため、どんな料理とも合いそうです。こってりハンバーグにも合ったし、クリームチーズを塗ってワインと一緒に食べてもとても美味しかったです。
ツイストブレッドは、1番味がシンプルで弾力がありトーストした皮のカリカリ感が美味しい!
スペルト小麦ブレッドは、サワー種の程よい酸味がアクセントになっていて初めての味。
ライ麦&レモンブレッドは、甘みのある優しい生地とレモンピールの食感がぴったり!
どのパンも、オープンサンドや具を挟んでも美味しいと思います。
では、冷凍後はどうでしょうか?
冷凍して凍った状態のまま、トーストしました。ピピッとコンロは「トースト弱」自動モードを使うと、
軽く焼き色が付きました。
トーストするとスペルト小麦ブレッドはサワー種の香りが立ちます。
ピピッとコンロだとカリッと焼けます。でも中はソフトな状態がキープ。
他の2つのパンも両方ピピッとコンロで焼いて、焼き目を付けた状態も美味しいです。
朝食の時は、クリームチーズを塗って少しハチミツをかけて食べると味の深みがもっと広がりました。
今回は初めてだったので、スペルト小麦ブレッドは長い状態のまま冷凍してしまいましたが、たぶんこの半分の大きさに切ってから冷凍した方が良かったと少し反省。
もう1回半分に切ってあれば、もっと食べやすいかなと。
他の2つのパンはスライス1個が程よい大きさだったため、余計そう感じました。
まとめ
初めて買ってみたコストコのフレンチトラディショナルブレッド3種は、それぞれ味わいが全然違って、どれも美味しいパンでした。
見た目がかなり地味だから、クロワッサンやベーグルと一緒に並んでいるとスルーしてしまいそうになりますよね。でもこれは買って正解のパンでした。
コストコの大きなビニール袋にただ詰めてあるだけのパンですけど、見た目でパスせず是非見つけたら買ってみて下さいね。
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