女子SPA!にも掲載して頂いた「ぬか床作り体験会」で出来た天然酵母のぬか床、その後もいろんな食材でぬか漬け作っています。
定番野菜から今までぬか漬けにしたことの無い食材まで体験会で作り方を教えてもらい早速トライしてみました。
作ってみたいろいろなぬか漬けの味についてご紹介します。
ぬか漬けで美味しいおすすめ食材とは?
ぬか漬けは過去に何度かチャレンジしました。
でも、漬けたのは定番野菜ばかり(にんじん、大根、きゅうりなど)
ぬか床キットの体験会では、いろんな食材がぬか漬けで美味しく作れると教えてもらい意外な食材が合うと知りちょっとビックリ。
水分の多い食材でもぬか漬けに向いているものが多い。
ぬか床手作りキットにはオススメ食材リストが写真付きで付いてきます。それぞれカットの方法や漬け方のポイントが書かれてあり初めてでも分かりやすい。
キットを監修している管理栄養士・インナービューティープランナーの木下あおい先生もオススメしている食材リストにも意外な食材入っています。
干し椎茸、山芋、アボカド、リンゴ、プチトマトなど。
「え?アボカドのぬか漬け?」、とちょっとびっくりしました。
■ぬか漬け 定番おすすめ食材■
大根、カブ、ナス、にんじん、きゅうり、ミョウガ、キャベツ、パプリカなど
■ぬか漬け おすすめ変わり種食材■
干し椎茸、山芋、ブロッコリー、枝豆・そら豆、エリンギ、ブロッコリー、アボカド、りんご、プチトマト、オクラ、セロリなど
では、このおすすめ食材の中から作ってみたぬか漬けを少しご紹介します。
干し椎茸とアボカドのぬか漬け
■ナス、キャベツ、ニンジン
■漬けた時間 約2日
まずは、定番野菜を漬けてみました。ナスとにんじんは半分にカット。キャベツも約1/8個を芯付けたままで付けてみました。
<味の感想>
ナス:間違えなく美味しい
ニンジン:ニンジンの臭みがなくてすごく美味しい
キャベツ:本来は葉の間にぬか床を層のように塗ります。2日目漬けたかったからそのままぬか床に埋めました。甘みが引き立って美味しい
■干し椎茸、かぼちゃ、ニンジン
■漬けた時間 約2日
次は変わり種、干し椎茸とカボチャに初チャレンジ。干し椎茸は芯だけ取って乾燥したまま。カボチャは少しレンジでチンしてから漬けました。
干し椎茸はぬか床の余分な水分を吸ってくれるし美味しいからおすすめです、と教えてもらって半信半疑でトライ。
<味の感想>
干し椎茸:柔らかくて煮物のように味もしっかり。コクがあって旨し。
カボチャ:少し固かったかな。不思議にぬか漬けっぽい味がします。フライパンで焼いて食べても面白い味で全然変な味じゃなかったです。
大根・みょうが・きゅうり
■ミョウガ、大根、きゅうり
■漬けた時間 約2日
きゅうりはそのまま、大根は半分にカット、ミョウガも2日漬けるので丸ごと。
<味の感想>
ミョウガ:香りが引き立ってそのまでも、薬味でも合いました。夏の味♪
きゅうりと大根:少し大きめにカットしたから少し味薄し。大根は1/4,きゅうりは縦半分にカットした方が味が濃く付けられます(←以後改善しました)
りんご・アボカド・長いも・なす
■アボカド、りんご、長芋、ナス、きゅうり
■漬けた時間 約2日
いよいよアボカドに初挑戦!
長芋は体験会の参加者の方が「水分減って小さくなるけど美味しいですよ」と教えてくれました。きっとその話を聞かなかったらトライしなかったかもしれません。
もちろんアボカドもリンゴも半信半疑で漬けました。
アボカドはおすすめ食材リスト通りに半分にカットして種を取り、ぬか漬けを塗ってラップ。
ぬか漬けに向いているとは思えない食材を使ってみようと思えるのはやはり手作りキットの良さですね。チャレンジ精神が湧いてきます(^_^)v
<味の感想>
長芋:そのまま漬けたので水分とぬめりが出てしまいました。ラップして別に漬けた方がよかったです。サクサク食感はそのままだけど、甘みが濃くなって面白い味です。
リンゴ:蜜のないリンゴだったのに、蜂蜜をかけたように甘みが出てました!ぬか漬けの味は全然しません。そのままパクパク食べられます。ぬか漬けにするとフルーツの甘みが凝縮されて想像とは違う美味しさ♪
アボカド:想像を大きく上回る美味しさです!今回イチオシかも☆
同じ日にアボカドは2個買って先に漬けてない方を食べた時はさっぱりした味でした。でもぬか漬けにしたら安いアボカドが高級な味に大変身。味の濃さと舌触りが全然違う。
これは想像できないぬか漬けです。
あー、1度味わってもらいたい!食べてみないとこの美味しさは分からない!
ぬか漬けはお弁当のおかずにも使える
ニンジンと干し椎茸のぬか漬けはお弁当のおかずに入れても好評でした。
上の写真はニンジンのぬか漬けを入れたお弁当です。
(※ぬか漬けをお弁当に入れる際の衛生管理は自己責任でお願いします)
ニンジンは甘煮にしてよくお弁当に使っているけどぬか漬けの方が味が濃くてお弁当に合います。天然酵母のぬか漬けは変なぬか漬け臭がなく、ぬか漬け苦手な家族も問題なく食べてました(←お弁当残してこなかったから)
干し椎茸のぬか漬けは煮物みたいにしかっり味と旨みが出ていて、ニンジン同様カットしてお弁当に入れるだけ。スペース埋めるおかずになり助かりました。
自宅で簡単に作れる天然酵母のぬか床キット
私が使っている天然酵母のぬか床は手作りキットです。
全ての材料がセットされているから、届いたその日から誰でも簡単にぬか漬けが作れます。
ぬか床キットの最初の作り方は体験会の記事で見てくださいね。
夏野菜もフルーツも、新鮮フレッシュな美味しいぬか漬けが食べられますよ。
スムージーも良いけれど乳酸菌が豊富なぬか漬けはお手軽インナービューティー、腸活にもおすすめ。
ぬか漬けは1ヶ月継続可能です。
ぬか漬けキット、1ヶ月後の様子(追記)
ぬか漬けキットはそのまま1ヶ月間継続して使えるように出来ています。
本当に1ヶ月継続して作る事ができたのか?
その後の我が家のぬか床について追記します。
まず、2週間目終わり頃からぬか床の水分量が増えてきたので、その都度キッチンペーパーを入れて水分を吸い取るようにしました。
干し椎茸を入れる事で水分を吸ってくれる効果があり、これはとても有効な方法だと分かりました。
でも、私は1回に入れる具材の量が多かった事と、水分が多く出る野菜(大根やきゅうり)などを約2日間漬ける日があったため、ぬかがどんどん緩くなったのです。
そこで、3週目の後半に専用袋からジップロックコンテナにぬか床を全部移して、表面をキッチンペーパーを重ねて水分を取る日を長めにとり、落ち着いてから定番野菜のにんじんとキュウリだけを漬けるだけに。
緩くなってしまったぬか床は、キッチンペーパーを乗せておくことである程度対策はできますが、袋から出して閉まったことで、逆に空気に触れる面ができてしまい、4週間目の始めに漬けた具材に酸味が出てしまうようになり、この時点で継続を断念。
と言うことで、初回のぬか床は4週間目で処分しました(※食品なので生ゴミとして処分できます)
最初に楽しくて具材を多く入れてしまったことと、水分多めの具材を漬ける回数が多かったことが、初回の反省点です。
たぶん、この2点を守って3日に1回程度のペースで漬けていれば、1ヶ月美味しく作れたと思います。
初めてぬか床キットを試してみる時は、もっと漬けたいけど最初は少し控え目な分量で漬けていくのが良いかもしれません。
まとめ
いろいろな食材で作ってみたぬか漬けの味の感想と、1ヶ月後のぬか床の様子についてご紹介しました。
いくつか反省点に注意すれば1ヶ月後まで美味しいぬか漬けが作れます。
簡単に作れて美味しい手作りぬか床キット、とってもおすすめです。
【公式HP】http://www.didyco.jp