今年新しく発売されたコストコの有機珈琲豆「KS オーガニックホールビーンブレンド」
2月に購入してからじっくり味わってみました。
オーガニックコーヒーはどちらかというとあっさりした味のものが多いようなイメージがありましたが、この豆は香と味わいの深さのバランスが絶妙でとても美味しい豆でした。
「KS オーガニックホールビーン」についての詳細と味、そしてエスプレッソブレンドとの違いについてご紹介します。
KS オーガニックホールビーン ブレンド
■KS オーガニックホールビーン ブレンド(豆)
■内容量 907g
■購入時価格 1468円(2020年2月)
■ミディアムダークロースト
■生豆生産国 ホンジュラス・ニカラグア
■賞味期限 購入時で約11ヶ月間
この珈琲豆は今年新しく販売されました(←昨年まで見たことがないです)
コストコの珈琲豆といえば「KS スターバックス ロースト ハウスブレンド」や「KS スターバックス ロースト エスプレッソブレンド」が有名ですが、売り場では同じ並びに販売されていました。
紫色のパッケージデザインが素敵だなと思って味はわからなかったけれど買ってみました。
豆の様子と挽き具合
開封して豆の様子を見てみましょう。
ハウスブレンドとは違って少し薄めの色の珈琲豆です。数種類の豆がブレンドされています。
焙煎は、ミディアムダークロースト。
豆の色は薄めですが、挽いて飲んでみると焙煎の深みがしっかり味わえますのでご安心ください。
この有機珈琲豆は豆のままで販売されているので、飲む時は挽く必要があります。
我が家には電動ミルはないので、昨年ふるさと納税で頂いたハリオのミニグラインダーを使って挽いています。
引き具合はこのミルの一番細かめの位置に調整していますが、手動ミルなので中挽きぐらい(下の写真は底の部分に細かい粉が先に落ちています)
豆の見た目の色とは違ってしっかりめのローストなので細かく挽くとより深みを味わえると思います。
このぐらいの中挽きでも十分コクが出ます。
コーヒーの味(ハンドドリップ)
ミルで挽いた有機珈琲豆をハンドドリップで淹れた時の様子です。
お湯を注ぐと、豆のローストがしっかりめであることがよく分かります。
蒸らしの段階で香りの広がりが豊か。
オーガニックのコーヒーは今まであっさりめのイメージが強かったですが、この豆はかなりしっかりした香りと味わいです。
ハンドドリップでも、こんなに深みのあるコーヒーになります。
飲むと、まろやかで甘みも感じられて後味がとても美味しい。少し深みの余韻が残るような味わい。
オーガニックのコーヒーとは思えないような深みがあります。
ハウスブレンドにはないまろやかさ、エスプレッソブレンドとは違う喉越しの良さ。
ミルクを入れるより、ブラックのまま(または少し砂糖を加えて)飲む方が楽しめます。
名前にオーガニックとついてなくても、普通に美味しい豆でした。
エスプレッソブレンドとの違い
1つ前の記事で、ハウスブレンドとエスプレッソブレンドの違いについて書きました。
ハウスブレンドも好きですが、私はミルクを入れることが多いのでどちらかというとエスプレッソブレンドが好きです。
有機珈琲豆とエスプレッソの味わいはどのくらい違うのかを比べてみました(エスプレッソがまだ残っていたので)
まず、豆の様子と焙煎の違いについて。
これは、豆を比較すると一目瞭然。
オーガニックの方が豆が少し大きめで焙煎はエスプレッソより浅め。
ミルで挽いた時にもっと違いが分かります。
それはオーガニックの豆は少し固くてハンドミルの場合はいつもより力を入れる感じ。
エスプレッソはダークローストなのでその分、豆はとても引きやすいです。
味については、豆の種類も焙煎もそもそも違うため単純な比較はできませんが、
ブラックでそのまま味わうならオーガニックの方が香りの広がりが感じやすかったです。
エスプレッソは、しっかりめでスッキリした後味でミルクとの相性が抜群。
オーガニックはミルクを入れるよりブラックの方が甘味と味わいの深さが楽しめました。
コストコのカークランドブランドの珈琲豆は、どれも甲乙つけ難い美味しい珈琲です。
まとめ
新しく発売されたカークランドの有機珈琲豆について、飲んでみた味の感想について簡単にご紹介しました。
ハウスブレンド・エスプレッソ・オーガニックホールビーンはいずれも豆のまま販売されていますので購入後に挽いて飲む必要がありますが、大きな電動ミルがなくても小さなミルでも十分美味しく飲めます。
1月から2月にかけてたまたま3種類の豆を続けて購入したので比較などもできて良い経験になりました。
ハウスブレンドとエスプレッソの違いについては前記事でご覧ください。