今年6月にApple StoreでAirPods2を買いました。
外出自粛期間中、家にいる暮らしが続いていた時にイヤフォン使用頻度が上がり、それまで使っていたiPhone付属のEarPods(有線イヤフォン)が断線してしまったのです。
私の耳はBluetoothイヤフォンと相性が悪くて(耳の中が痛くなってしまう)、有線イヤフォンばかり使っていたけれど不便も感じていたのでAirPods2を買ってみました。
いまさら、、、と思ったけれど、結果的に買って大正解!
耳も痛くならないし、有線の不便さからも解放され、マスクをしていても付け外しが簡単。
ケースカバーは最初はいらないと思っていたけれど、使ってみたらやっぱり必要だと思って後から買い足しました。
AirPods Proも売っているのに「あえてAirPodsを買った理由」と「使って分かった良い点・残念な点」、そして後から買って気に入っているシリコンケースをご紹介します。
AirPods ProではなくてAirPods2を買った理由
購入したのはAirPodsは「AirPods Pro」ではなくて「AirPods」の第2世代(通称 AirPods2)
AirPodsProは、ノイズキャンセリング機能のあるBluetoothイヤフォン。
AirPodsは、ノイズキャンセリング機能はないBluetoothイヤフォン。
この2つは価格も形も重さも違います。
▼これが「AirPods」の第2世代
AirPodsProは「カナル型」のイヤフォンで、耳栓型のイヤーピーズを耳の中にギュッと押し込むようにして装着するタイプです。
一方AirPodsは「インナーイヤー型」のイヤフォンで、耳の穴にひっかけるようにして装着するタイプ。
iPhoneにセットで付属されていたあのEarPods(有線イヤフォン)と形が同じで線がついていないイヤフォン、と言った方がわかりやすいかも。
見た目がイマイチなため「うどん」と呼ばれたあのイヤフォンが AirPodsです(汗)
AirPodsは地味に進化して、現在は第二世代「AirPods」として販売されています。
私は耳の構造が悪いせいか、カナル型の耳にギュッと押し込むタイプのイヤフォンを装着すると耳の中が痛くなってしまうため、インナーイヤー型しか選べませんでした。
一応購入前に、大学生の息子が使っているソニーのノイズキャンセリングイヤフォン「WF-1000XM3」を借りてみたのですが、音質はすごく良いのに耳に押し込むのが私は全然ダメで諦めました(ノイズキャンセリング機能が素晴らしいのに!)
▼これがソニーのWF-1000XM3
そのような事情で、今回はAirPods ProではなくAirPods2を購入。
Apple Storeで買ったので、AirPods2でも耳が痛くなってダメな時は14日以内に返品できるので、ダメもとAirPodsを買ってみました(Apple Store購入品の返品は14日以内なら全額返金対象のため)
使ってみたら、想像以上に快適!
iPhoneやiPad、そしてMacBookとの接続もとてもスムーズ、耳も痛くならず、家事をしながら自由に使うことができてストレスフリー。
もう有線には戻れない、と思えるほどたった数日でマイベストアイテムになりました。
AirPods2 使って分かった良い点・悪い点
AirPodsを使い始めて、ちょうど4ヶ月が過ぎた今も毎日快適に使っています。
ただし、実際に継続して使ってみて分かったことも多かったです。
良かった点(メリット)の方が圧倒的には多いけれど、残念な点(デメリット)もありました。
私の使用範囲の中で感じた両方についてまとめてみました。
良かった点(5つ)
- ケースが軽くて、出し入れしやすい(しっかり閉まる)
- 充電が早い
- Apple製品との連携がスムーズ(充電残量も各端末で%表示できる)
- 音質が想像以上に良かった
- マスクをしていても付け外しが簡単
使ってみたらケースの構造の良さにびっくりしました。
ケースは内側の磁石でピタッと閉まり、イヤフォンも左右の定位置に入れると下にも内側に磁石があるため吸い込まれるように戻っていきます。
また、その磁力のおかげで逆さにして蓋が開いた状態でも、イヤフォンは落ちてきません。
もし、左右逆に入れてしまった場合には、形が違うため蓋が閉まらない構造。
イヤフォンをカチッと戻して、蓋がパチっとしまるこのケース、よく考えられています。
ケースは充電機能を備えているけれど、とっても軽くて、小さなバッグやポーチに入れても邪魔になりません。
▼iPhoneでも
当然ながら、他のApple製品との連携がとってもスムーズ。
繋げる時に、AirPodsのマークが表示され、ケースと本体のバッテリー残量がどの端末でも表示できます。
私は、iPhone7・iPad mini4(現在は買い替えたiPad第8世代)・MacBook Pro 13インチを使っているため切り替えがスムーズなのがとっても便利で分かりやすいです。
▼iPadでも
▼MacBookでも
そして、使ってみて分かったことですがAirPodsの音質はかなり良いと思います。
iPhoneに付いていた有線のEarPods(有線イヤフォン)とイヤフォンの形はほぼ同じなので、同じような音質なのかなとあまり期待はしていなかったけれど、それ以上に良い音質です。
そしてコロナ禍の現在、一番良かったと思った点は、どんな形のマスクを着けている状態でもAirPodsは全く問題なく付けたり外したりできること。
有線イヤフォンはマスクをしている時に付け外しがとても面倒だったので、それが嘘のようです。
とてもコンパクトだから、混んでいる電車に乗っている時も着脱しやすいのもAirPodsの良さ(←ケースの構造の良さがここで生きている)
残念な点(デメリット)3つ
良い点の方が圧倒的に優るけれど、それでも使っていると「ここは残念!」と思えることもいくつか出てきました。
使って分かった残念だなと思った点は下記3つです。
- 地下鉄ではほぼ使いものにならない(←ノイズキャンセリング機能がないから仕方なし)
- 一人でカフェやレストランを利用した時に自分の世界に入りにくい(←外部音を取り込んでしまう)
- ケースが軽くて小さいため、バッグの中で行方不明になりがち。鍵などを取り出す時にコロンと落としがち(←その後シリコンケースを買いました)
残念だと思った3つのうち、2つはAirPodsではなくノイスキャンセリング機能があるAirPods Proを買っていれば防げることだと思います。
しかし、耳にギュッと押し込むタイプのカナル型イヤフォンが苦手な私にとってこのマイナス点は事前に分かっていたことだったので仕方のないこと。
今年になってからコロナの影響で混雑を避けたくて地下鉄利用が増えたため有線イヤフォンを使っていた時とは使用環境が変わったことはちょっと誤算でした。
地下鉄内では音が聞こえないというより外部の音も取り込んでしまうために聞き取りにくいというのが正しい言い方かも。
私の対策としては、地下鉄を使う場合はAmazonプライムビデオの字幕版をiPhoneにダウンロードしておいてオフラインで海外ドラマ(字幕)で見るだけにしています。
これなら細かな音は聞き取りにくくても字幕を読めばストーリーは分かるので今のところ問題ないです。
また、カフェなどを一人で利用する時に音楽を聴くと、隣のテーブルが近い場合やお店のBGMが大きい場合にその音を消しにくいため集中できない時があります。
ケースが軽くて小さいためバッグの中で迷子になったり、小さいバッグの時に出そうとしてコロンと落としやすいのも要注意。
幸いケースに傷は付かなかったし、磁石のおかげでイヤフォンがこぼれ落ちることはなかったけれど、今後も落としそうなのでシリコンのケースを買うことにしました。
残念だと思ったデメリットは、人によって(地下鉄を使わないとか、カフェでは使わないとか)問題ない点かもしれないので、あくまで私が感じたことを書いておきました。
AirPods ケースやカバーはやっぱり必要だと思った
ということで、AirPodsを使い始めてからケースを落としてしまうことが続いたため、後日ビックカメラでシリコンのケースカバーを買いました。
AirPodsのケースカバーは初めて買うため、どんな種類のものが自分に合っているのか分からず、売り場でキョロキョロしながら時間をかけて探して買ったものがこれです。
■elago AirPods 対応 ケース カラビナ リング 付 シリコン製
■購入時価格 2020円税込(ビックカメラ店頭価格)
自分の使い方だと、シリコン製でフック付きのケースがいいなと思って選びました。
ビックカメラの店頭にサンプルが並んでいて、実物を触れたので良かったです。
このケースと同じシリーズでカラビナ(フック)とリングがついてないタイプも売っていました。
私の場合は白いケースのままだとバッグの中で迷子になりやすかったのでリング付きがいいなと思って。
カラビナ(付け外しできるフック)は小さめで軽いので、装着していても違和感はないです。
でも、現在カラビナは付けない状態で使っています。
AirPodsのケースを選ぶ時にさらに迷ったのは、Lightning端子の充電部分に「カバーがあるタイプ」と「カバーがないタイプ」がいろいろ売っていたこと。
今回はLightning端子接続部分にはカバーのないタイプを選んでみました。
バッグに飲み物などの液体を一緒に入れたりする場合には端子にカバーがあるものの方がいいかも。
シリコンの色はレッドにしました。
よく物の置き場所を忘れてしまうし、バッグの中で迷子になっても赤なら目立つかなと。
レッドにしたのは正解でした。家の中でもすぐ見つけられます(笑)
真っ赤と言うより、明るいオレンジよりの赤なので可愛い感じ。
シリコンは柔らかく、そのままだと弱々しい感じですが、AirPodsのケースがぴったり入って隙間ができません。
蓋の部分にもピタッと装着できて、蓋を開けた時も全くズレない構造。
開け閉めも全く違和感なし。
このシリコンのケースは滑らなくて持ちやすく、握りやすい。
バッグの中で迷子になっていても見つけやすくなりました。
また他のiPhone・iPad・MacBookと一緒に使う時に、当たっても「カチカチ」音がしなくなり、重ねて置いても当たるのを気にせず済みます。
シリコンケースは軽いので装着してもケース自体が軽いため、iPhoneともiPadとも一緒に持ち運びやすい。
MacBookの近くにおいても「カチカチ」当たらなくなったので快適。
トラックパットのところにおいても平気。
シリコンケースを買う前は、マックの上に置いた時のカチッと当たるプラスチック音が気になっていたけれどもう大丈夫。
AirPods ProとAirPods どっちがおすすめ?
AirPods ProとAirPods、どちらを買おうか迷っている人は多いと思います。
ノイズキャンセリング機能が優秀なAirPods Proがやはり人気ですよね。
でも、カナル型のイヤフォンが苦手な人も意外と多いのも現実です。
現在はコロナの影響でApple Store店内でのイヤフォンお試しはできない状態になっていて、実際に自分にどちらがあっているのか分からない人もいるのではないでしょうか?
ご家族に使っている人がいれば借りられても、お友達に借りるのはコロナ禍の現在はちょっと心配ですしね。
もし、本当にAirPodsで迷っているなら、どちらか一番使ってみたい方をApple Storeか公式オンラインで買ってみて実際に使ってみるのが一番です。
その方法で買ってみて自分の耳に合わない時にはAppleの14日間返品制度を利用して一度返品してから、もう一方をまたApple Storeか公式オンラインで購入し直す、のが実は遠回りのようで無駄なく欲しいものを探せる方法です。
返品制度を使って自分に合う商品を選ぶ方法は、Appleストアで実際に教えてもらった方法です。
端末は違いますが、昨年MacBookを買った時もその返品制度を利用してMacBookを買い直した経験もあるので返品制度は遠慮せずに使った方が最終的に納得した買物ができると思います。
多少手間はかかりますが、安い買い物ではないですから、買ってから失敗したということではもったいないと思います。
※購入後14日以内の返品制度はApple StoreまたはApple公式オンラインでの購入時のみ利用できる制度なのでご注意ください。
まとめ
今回はAirPodsを買ってから4ヶ月経過して、今感じていることに付いて簡単にまとめてみました。
もっと早く買えば良かったな、と思った「AirPods2」
「うどん」もなかなか優秀ですよね。使ってみないと分からない良さがあったAirPodsのお話でした。
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