タイガーの家庭用精米機を愛用しています。
我が家は親類の農家から「玄米」で送ってもらい、必要な分を自宅で精米しているのです。
今回は家庭用精米機の基本の使い方、米ぬかの活用方法、数年使って分かった良い点・悪い点についてご紹介します。
TIGER(タイガー)家庭用精米機を使っています
【TIGER(タイガー) 家庭用精米機】(2011年6月購入)
家庭用精米機、最近使っている方、多いのではないでしょうか?
我が家の精米機はタイガーの5合タイプです。
この精米機の特徴は大きく分けて3つあります。
①5合までの通常精米コース
②米とぎ機能付き⇒「玄米から無洗米」「白米から無洗米」の2コース
③胚芽コースで「分づき米」ができる(3分、5分、7分)
※「米とぎ」とは、、、
白米の表面についている精米だけでは取りきれない「ぬか」や「酸化した部分」を削って精米と同じ効果を出すこと。
このコースがあると、玄米や白米から無洗米にできる。
※「分づき米」とは、、、
玄米の「ぬか層」を3割、5割、7割削ったお米。
栄養価の高い「ぬか層」の胚芽部分などを残したお米。
難しいことは抜きにして、
つまり、、、
この精米機は分づき米や無洗米が精米できるコンパクト精米機なのです。
購入した時が、震災の後。
近くの精米所が閉鎖していまい、やむなく購入。
先行き不安だったから、無洗米が作れるタイプを選びました。
タイガー家庭用精米機の構造はどうなってるの?
このタイガー家庭用精米機は本体とパーツ4つに分かれます。
<これで全部>
パーツは写真の4つだけ。
本体以外は全て洗う事ができます。
電源コードは本体内部に収納可能。
(掃除機みたいなコードリールタイプ)
持ち運びする時用の持ち手が付いています。
炊飯器みたいな感じね。
この機種を選んだ理由が、
「無洗米をつくれる事」と「パーツが洗いやすい事」でした。
パーツは取り外ししやすく、羽も鋭利ではないから、とても洗いやすい。
特に洗剤を使わなくても、「ぬか」の汚れはすぐ落ちますし、乾くのも想像より早いですよ。
精米方法
精米方法は説明するより、写真で見た方が早いですよね。
まず、パーツを全てセットして、玄米を入れて、何合精米するかボタンを選ぶ。
普通の精米なら、写真の状態にして、蓋をして、スタート。
あとは、自動で精米してくれます。終われば自動ストップ。
「さすがタイガーの商品だわ!」と思うのが安全対策。
電源が入っていても蓋をした後、スライド固定しないと精米は開始されません。
精米後も、蓋をスライドして開ける事で電源が止まります。本当に、国産メーカーってすごいですね。
では、では、
実際はどんな風に精米で玄米が変わるか、写真で比較してね。
<標準の精米コース:白米5合>
<玄米を入れた所>
<精米後>
精米時間は5合で3分程、2合なら2分半ぐらい。
分づき米なら精米部分が少ないほど時間短いです。
5分づきで2合までは約1分。
精米後「米ぬか」の活用方法
<米ぬか出来立て>
そして↑これが、出来立ての「米ぬか」
5合の白米を作ると、この位の米ぬかができます。
米ぬかは「炒りぬか」にして、ぬか漬け用の糠床もできますし、肥料としてガーデニングなどにも使えます。
ですが、、、
実際、我が家では週に3回ほど精米するので、ぬかが沢山出来過ぎてしまい、あまり活用できず。
ぬか床はそんなに追加しないから、ぬか漬けだけでは消費しきれません。
肥料として使えなくはないですが、発酵して土と一体化するのに時間がかかるため、我が家のようなベランダガーデナーでは使い切れない(>_<)
(どちらも何度も試した結果です)
現在、ぬかは、生ごみの臭い消しと水分吸収のために使っています(一回の料理で出た生ごみをビニールに入れるので、そこに入れています)
家庭用ごみになってしまうけど、この方法とてもいいですよ☆
それから、油を捨てる時に吸わせるのにも便利です。
油を吸わせるとおからのようになります。
家庭用精米機の良い所・悪い所
<良い所>
・いつでも新鮮なお米が食べられる
(精米したてのお米は抜群に美味しいですよ!)
・分づき米を作れる
(妊婦の時は実家に頼んで7分づきに精米してもらっていました。体調に合わせて分づき米が作れるのはとっても便利です。写真で紹介した精米も実は5合の玄米を4合で精米してます。そうすると9分づき位になり胚芽の栄養も少し残ります。家族が分づき米苦手なので気づかれない程度。あくまで説明書ではNG事項だと思いますので自己責任で)
・精米所に行かなくていい
(うちの近所は精米所が少ないため、どの場所もタイミング悪いと並びます。わざわざ遠くまで車で行ってました)
・玄米なら多めに保存していても安心
(実家は30㎏単位で保管してるため届くのも30㎏、全部精米して貰っていた事もあったけど、虫がついたり、味が落ちる経験をしたため。震災直後のお米に並ぶ行列にも並ばず済みましたしね)
・お手入れが簡単!
⇒これ、大切ね
<悪い所>
・一度にたくさんは精米できない事
・週に何度か精米が必要なこと
(説明書的にはダメなのだけど、お弁当も作るから精米は5合を2回連続稼働しています。うちの場合で週に2~3回精米が必要です)
・音が大きい事
(2合だけなら音は小さいです。5合だと結構大きい音がします。電動のコーヒーミルぐらいかな)
それから、購入時には「無洗米が作れる」タイプに惹かれましたが、結局、無洗米コースは数える程しか使っていません。
無洗米コースは通常精米コースより時間がかかる事と(1分ぐらい多い)、白米部分も削るため「ぬか」がより多く出るからです。
この無洗米コースは、使う人によって必要・不必要が分かれる所かと思います。
「なくてもいいけど、あると安心」、かな。
3年以上、家庭用精米機を使って感じていることを書いてみました。
メーカーや種類によって使用方法は違うと思います。
精米機の検討されている方に何か参考になれば幸いです。
(私の使い方は説明書ではNGな事もあります、役に立たないかも、)
家庭用精米機の収納場所
炊飯器ぐらいの大きさの家庭用精米機。
精米機をお持ちのみなさんは、どこに収納されてますか?
私は、ここに収納しています↓
精米機はキッチンのシンク下、下段のスライド収納の中に収納しています。
ちょっと高さが足りなくて、蓋は外して手前に置いてます。
毎日使ってはいないけど、週に2~3度利用するものなので、遠くに置くのは不便。
かといって、狭いキッチンのカウンターにはずっと置いておけないしね。
精米する時は、持ち手がついてるからヒョイッと持ち上げて、すぐ上のカウンターに。
精米した白米(1回10合作ってる)は、あまり使っていない耐熱ガラスの蓋付き鍋に入れて反対側のキッチンカウンター下収納へ。
ガラスだから残量が見えるのが便利。
まとめ
今回は我が家が使っているタイガーの家庭用精米機について、使い方や米ぬかの活用法、そして使って分かった良い点・悪い点についてご紹介してみました。
5合の精米機はそれほど大きくないので、時々玄米を分づき米などで食べたい時にすぐ使えるのでそれほど面倒ではありません。
家庭用精米機は毎年モデルチェンジするほど頻繁に新商品が発売されるわけではないのでパーツなどを買う時も安心な気がします。
良い点と悪い点、両方の特性がありますが、健康を意識した食生活を時々してみようかなと思っている人にはおすすめのアイテムだと思います。
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