昨年コストコでT-falのスチームアイロンを購入しました。
購入したのはT-falのマエストロという名前のコード付きアイロンです。
それまで使っていたパナソニックのコードリールアイロンが壊れてしまったため、T-falアイロンに買い替えてみました。
今年春にもまだコストコでこのアイロンが売られていたので、今回は1年間使ってみて分かった良い点・買う前に知っておいた方がよい点についてご紹介します。
T-falスチームアイロン「マエストロ」 価格と中身
■ティファール T-fal スチームアイロン マエストロ Maestro
■購入時価格 3980円税込(※2020年1月)
■コード付き
■原産国 中国
コストコで買ったT-falのアイロンはスチームアイロン「マエストロ」
コードレスではなく、コード付きのアイロンです。
正規品ですがT-falの公式HPで製品番号を検索しても商品詳細は掲載されていません。
ちょうど使っていたパナソニックのアイロンが壊れてしまったので、このアイロンに買い替えてみました。
コストコに実物が展示してあって、パナソニックのアイロンより軽くてアイロン面も広くて滑らかに感じたことが購入したきっかけです。
正直、使用感はわかりませんでしたがアイロンが故障して困っていたので、これを使ってみることにしました。
箱を開封すると、本体はしっかり固定された状態で入っていました。
説明書と本体が入っています。
説明書は日本語で記載されています。
アイロンの構造と操作方法
このアイロンはコード付きのスチームアイロン。
- コードタイプ コード有
- タンク容量 270 ml
- スチーム量 40g/分
- かけ面素材 セラミック
- 外形寸法(幅) 260 mm
- 外形寸法(奥行) 120 mm
- 外形寸法(高さ) 140 mm
- 重量 1.1 kg
- 定格電力(AC/DC/W/Hz) 1200W
- 温度調節機能 有
- 搭載機能 自動停止
コードはリール式ではないため、使用しない時は付属のマジックテープで自分でコードをまとめる必要があります。
アイロンのかけ面は、広めでとても滑らか。
特にこの先端部分がシャープで、アイロンがかけやすいです。
また、スチームの穴が先端部分にもあるため先端でもシワ伸ばしがきれいにできます。
スチームの調整や蒸気ボタンは、ハンドル部分です。
お水を入れるタンクは取り外しはできません。
でもフタが大きく開いて、水を入れる口も小さくないのでそれほど不便ではないです。
口が大きいから、お水を捨てる時もラク。
捨てた後、タンクにお水は残りにくいです。
電源ボタンはありません。
電源コードをコンセントに挿すとまずハンドル部分にあるスチームボタンの下のボタンが赤く点灯します。
その後に、温度調整ダイヤルを回すとハンドル内側にあるオレンジ色のランプが点灯してアイロンが温まります。
ダイヤルを「Min」ミニマムの場所で止めれば内側のオレンジ色ランプは消えてアイロンは冷めます。
でも電源をコンセントから抜かない限り、赤いランプはずっと点灯しています。ここがちょっと分かりにくい所です。
温度も「高中低」など日本語では書かれていないので、使い慣れるまでちょっと戸惑うかも。
電源を入れると、ハンドル部分のランプがすぐ赤く点灯するため「熱くなってる?」と今でも時々勘違いします。
スチームアイロンとしては、値段のわりにとても優秀な商品です。
ただし、日本のメーカーのアイロンの表示とはちょっと違うので、それが使いにくいと思う人は多いかもしれません。
パナソニックのアイロンと比較して感じたこと
(左)T-falアイロン (右)パナソニックのアイロン
買い換えるまで使っていたのはパナソニックのコードリール付きアイロンです。
このアイロンを買った時は、夫のワイシャツや息子の制服のシャツなど毎日使っていたのでアイロンの使い易さや構造はとても大切でじっくり選びました。
▼購入当時の記事
でも、現在コロナの影響で夫はこの1年ずっと在宅勤務になり、息子は大学生になりワイシャツは着ない生活に変わりました。
そのため、アイロンの出番は減ってしまいました。
パナソニックのアイロンは使いやすかったのですが、ヘビー使いしすぎてアイロンのかけ面の塗装が浮いてきて焦げ付いてしまい使えなくなっていましました。
既に販売終了になってしまった商品だったので、諦めて今回は再びT-falアイロンに戻ってみることに。
2つのアイロンは価格はほぼ同じ。
メーカーも販売時期も違うので単純な比較はできないけれど、並べて見たらかなり違いました。
(左)T-falアイロン (右)パナソニックのアイロン
T-falは傾斜があってアイロン面が広く、先端までスチーム穴があります。
先端の三角部分もT-falはシャープな形で、細かな場所まできれいにスチームが効きます。
コードの長さはほぼ同じでしたが、
パナソニックはコードリール式で本体内にコードが収納できたので、使わない時にとてもすっきり収納できます。
コードリール式は本体に収納できる分、本体が重くなります。
2つを手に持って比べてみると、200gぐらいの違いでしたがT-falはとても軽く感じます。
アイロンをたくさんする人にとって、重さとかけやすさは収納方法より大切かもしれません。
アイロンのかけやすさは、T-falの圧勝でした。
本体が軽いけれど適度なバランス、アイロン面が広くてフィット感があり、スムーズなかけ心地はとても気持ち良いです。また仕上がりも速いのでアイロン時間もパナソニックの時より短縮できました。
ただし!
操作ダイヤルやON・OFFのわかりやすさはパナソニックに軍配です。
ダイヤル部分に日本語表記があるかどうか、
ONならランプが点灯し、OFFならランプが消えるというのがT-falと違って分かりやすいのです。
パナソニックは、吸水タンクも外すことができます。
でも、T-falのタンクは外せないけれどタンクの口が大きく開くため、これはそれほど不便には感じませんでした。
我が家の新旧2つのアイロンを比べてみると違いはいろいろありました。
コンパクさと操作性の良さはパナソニック、
軽くてスムーズにアイロンがけできて、仕上がりが速くてきれいなのはT-fal、かなと思いました。
このT-falアイロンの良い点
- 軽くて程よいバランス、アイロンがかけやすい
- アイロン面が広くてスムーズ
- 先端までスチームがかけられる
- アイロン時間が以前より短縮できた
- アイロンがけ後の仕上がりがきれい
- スチームが優秀
このT-falアイロンを購入前の注意点
- コードは本体に収納できない
- 電源のON・OFFがわかりにくい(コンセントに差すだけですぐ赤く点灯するため)
- 温度調整ダイヤルがわかりにくい(見にくい)
- 水タンクは外せない
- T-falのHPに商品詳細が掲載されていない
まとめ
昨年コストコで購入して使い始めたT-falのスチームアイロン「マエストロ」について、1年が経過した現在までに使って分かったことや注意点についてまとてみました。
アイロンはご家庭によって使用頻度や使用用途がかなり違うと思います。
我が家生活も以前とは変わり、アイロン使用頻度だけでなく求める機能も減りました。
パナソニックに比べてしまうと、細かな操作性は劣る部分もありますが、慣れてしまえばこのアイロンでも問題なく使えています。
もし、アイロンを使う頻度が高い場合には製品の特徴をしっかり調べて、他メーカーのアイロンと比較してから購入することをオススメします。
※このアイロンの使用感については私個人の感想です。
▼関連記事