今年7月、OCN光からドコモ光に乗り換えました。
申込から工事・開通までは何とか無事に完了し、その後工事費等の支払、今月初めにdポイントが20000ポイント付与されました。これにて全て終了!
実行する前にはネットでいろいろ情報を探して乗り換えで損しないかどうか?慎重に検討しました。
今回は、実際にかかった工事費・費用・支払日、dポイントが付与された日について我が家の実例でご紹介してみたいと思います。
あくまで一例ではありますが、かかった費用の総額とキャッシュバック&dポイント付与でトータル損益も計算してみました。
果たして、ドコモ光への乗り換えは得だったのか、損だったのでしょうか?
ドコモ光 実際にかかった工事費・費用・支払方法について
我が家はマンションタイプのOCN光を2年前から使っています。
ドコモ歴は20年以上。dカード GOLDを家族3人で所有しているためdカード GOLDのメリット(10%ポイント付与特典)を生かすために今回ドコモ光に乗り換える事にしました。
ちょうど7月と8月がOCN光の更新月だったため、解約違約金等は一切かからないタイミングでした。またOCN光導入時の工事費等分割支払等もありません。
▼以前のネットと電話環境▼
- OCN光(ネットも電話もOCN)
- 携帯はドコモ4回線(スマホ3回線+iPadmini4)
▼OCN光からドコモ光へ変更後▼
- ドコモ光(ネットはOCN、電話はドコモ光でんわ)
- 携帯はドコモ4回線(スマホ3回線+iPadmini4、主回線スマホセット割)
インターネットのプロバイダーは長くOCNを利用しているため変更せずにドコモ光でもOCNを継続して使っています。
プロバイダーが同じだったため、ネット環境の切り替えはスムーズでした。OCNのメールアドレスも変わらずそのままです。
申込から工事・開通までの流れについては(1)の記事で詳しく書きました。
(2)では実際にかかった工事費や金額を書いてみます。
ドコモ光 キャッシュバック・工事費支払・dポイント付与の流れ
ドコモ光で実際にお金に関する大きな流れは下記の順番です。
①7/29 工事完了後、現金2万円キャッシュバックと高速ルーターを受取り(※1)
②8/20 NTTの工事費等支払、銀行口座引落し利用(※2)
③9/5 dポイント、20000ポイント付与(※3)
④9/10 ドコモ光工事費等支払、dカード GOLDで1回払い(※4)
(※1)申込したドコモショップ限定のキャンペーンを利用
(※2)工事費だけでなく、7/10~7/27までの固定電話回線使用料等も合算請求
(※3)6月申込のドコモ光公式の新規契約プレゼントが20000P
(※4)6月申込時はドコモ光工事費無料キャンペーンは無し。dカードは8/15締め9/10支払
ドコモ光 実際にかかった工事費・費用と収支計算
実際に我が家が支払った工事費等の費用と、プラスとして入ってきたキャッシュバック&dポイントを収益として金額を全て出してみました。
まずは、金額だけ書いてみます。
それぞれの詳細と注意点については後述していますので記事後半でご覧下さい。
なお、OCN光の月額使用料金は解約月である7月が最終請求でしたので、OCN光料金は収支計算には入っていません。
■支出の部■
支払金額 | 支払日 | |
NTT東日本 | 11,601 | 8/20(銀行引落) |
ドコモ光 | 23,497 | 9/10(dカード支払) |
支出計 | 35,098 |
■収益の部■
受取額 | 日付 | ||
ドコモショップ | 現金20,000円 | 7/29 | ※高速Wi-Fiルーターも |
dポイント | 20,000ポイント | 9/5 | ※期間・用途限定 |
収益計 | 20000円+20000P |
※dポイント20000Pは9/5に付与されました↓
■実質的な収支損益■
収入(40,000円相当)ー費用(35,098円)
=実質プラス4,902円相当+高速Wi-Fiルーター
dポイント20000Pは期間・用途限定のポイントではありますが、dポイントを使った買物(機種変更もOK)にすぐ利用できるため20000円相当の価値として計算できます。
期間・用途限定ポイントの有効期限は2019年2月28日。家族の機種変更予定があるため我が家にとっては現金2万円と同じ価値あり!
また店舗限定キャンペーンで高速Wi-Fiルーター(約5000円相当)もプレゼントでもらったため、最終的な収支は約1万円相当のプラスでした。
ドコモショップのキャッシュバック2万円が工事完了後すぐ頂けたので、当初の持ち出しは少なく済みました。
dポイント20000は家族の機種変更までドコモ貯金として大切にキープ予定です。
注意点1 NTTへの支払は工事費だけじゃない!回線使用料等も必要
収支計算は実質的にプラスで終わりましたが、かかった費用に関してはいくつか事前に分かっておいた方が良い事があります!
それは、費用は工事費だけではない、ということ。
まず、NTTからの請求で注意すべき点にについてご説明します。
我が家は光電話の番号を変えずに乗り換えをしました。
電話番号を変えずにOCN光電話からドコモ光電話に変える時には必ず工事が必要で工事費がかかります。この作業は「アナログ戻し」と呼ばれる作業です。
「アナログ戻し」をすると、電話は固定電話に戻るため固定回線の基本使用料が必ず必要です。
つまり、新しくドコモ光電話が開通するまでの期間は固定電話回線使用料(日割り)が別途かかるのです。
さらに、ドコモ光が開通するまでに通話を利用すれば固定電話の通話料もかかります。
アナログ回線に戻す工事費は住居形態や配線設置状態によっても違い、一般的に1万円前後~2万円位。
具体的な金額は工事当日にしかわかりません。工事の人が配線状態を確認してから見積もり金額を提示してくれる仕組みです。
我が家の場合はアナログ戻しの基本工事費は7900円(税抜)でした。
(※光電話の発番には必ずしも電話加入権は必要ありません。ひかり電話として新発番することもできます。ただし、ひかり電話で発番された番号は光回線を他社に乗り換える時には引き継げません。電話番号を変えずに乗り換えるためにはアナログ戻しができる回線でひかり電話にする必要あります)
NTTの利用明細内訳
では、実際に請求されて支払ったNTTの利用金額の内訳明細でご説明します。
我が家の場合、アナログ戻しでプッシュ回線に戻しました。
プッシュ回線は月額基本料金1700円(税抜)
基本料金は日割り計算です。実際に利用した期間のみ請求されます。
7/10~7/26までの回線基本使用料が請求されました↓
※@ビリング契約をしてあり基本使用料から110円割引されています。
工事費は7900円(税抜)でしたが、その他に2000円の加算請求がありました。
これは、アナログ戻しをした回線をドコモ光電話に切替える際に電話加入権は休止扱いになり「回線休止手数料」が2000円(税抜)がかかったためです。
明細には工事費として合算9900円という表示になって見落とすところでした。
電話番号を変えずに光でんわを他社に変える時には、「回線休止手数料」が2000円(税抜)も必要になることも事前に分かっておいた方がいいと思います!
注意点2 OCN光の解約時、月額料金は日割りではなく月割りになる
OCN光からドコモ光へ乗り換える時に注意するのはOCN光の月額料金です。
乗り換えは多くの場合は違約金が必要ない契約更新月(2ヶ月間)に実行すると思います。
ネット回線だけの乗り換えであっても、ドコモ光の開通工事日に合わせて事前にOCN光を止める申込をします。プロバイダーも変える場合には完全に解約することになります。
しかし、契約更新月はたった2ヶ月間です。
申込時期が遅くなると、工事費が遅くなり、契約更新月内で完了しない場合も考えられます。ドコモ光は引越しシーズンなどは申込が大変混み合うため自分の希望日にすぐ工事が行える訳ではないのです。
また、電話を番号変えずにドコモ光電話でも使う場合のアナログ戻し工事は最低でも申込後1週間ほど先の日程になります。
さらに、ドコモ光の工事日はアナログ戻し工事の数日後から決められません(信号確認の関係)その時点で申込から2週間以上経過している可能性もあり。
工事日が先になればなるほど、NTT電話回線使用料も日割りでプラスされていきます。
アナログ戻しが済んでもドコモ光開通工事が遅くなった場合、月をまたいでしまうとOCN光の月額料金も全額かかってきます。OCN光は解約時に日割りではなく月割りでの請求です。
- OCN光月額料金(月割り)
- NTT固定電話基本使用料(日割り)
- ドコモ光月額料金(日割り)
ただし、例えば8/1にドコモ光が開通した場合は、OCN光+ドコモ光が8月分ダブルでかかってきます。
我が家は、
6月後半 ドコモ光申込
7/10 NTTアナログ戻し工事
7/26 OCN光解約日(事前に申込、工事はなし)
7/27 ドコモ光開通工事、開通
という順番で何とか7月内に全ての工事が終わったためOCN光からの最後の請求は7月分だけで大丈夫でした(※更新月のため違約金なし)
これが、もしドコモ光開通工事の希望日が合わずに8月工事になっていたらOCN光をあと1ヶ月分多く支払うことになっていた、ということに。
光の乗り換えは、たとえ工事費無料キャンペーンを行っている期間でも最短期間で全て完了させることがコスト削減の大きなカギとなるはずです。
ドコモ光は事前予約ができました。
実行したい月がある場合は、早めにドコモショップで相談するのが1番良いと思います。
注意点3 ドコモ光開通月の基本料金は日割り
ドコモ光は開通月、基本料金は日割り計算です。
9/10にdカードで支払引落しされた7月ドコモ光分の請求内訳明細はこちら↓
基本使用料は7/27~7/31分、日割りでした。
その他ご利用料金21000円の内訳は
- ドコモ光契約事務手数料 3000円
- ドコモ光回線工事料 15000円
- ドコモ光電話工事料 3000円
事務手数料3000円はドコモ光を契約した場合必ずかかる費用です。工事費無料キャンペーンで申込しても事務手数料3000円は必要ですのでお忘れ無く。
ひかり電話を申込みしない場合は光電話工事料3000円はかかりません。
ドコモ光工事料金は、ドコモ光開通月の基本料金日割り分と一緒に請求されます。我が家はdカード GOLDでドコモ料金を一括支払していたためdカードの支払日9/10でした。
メリット1 ドコモ光セット割でスマホ代が節約できる
ドコモ光に変えてもうすぐ2ヶ月になります。
7月分は9/10支払、8月分は10/10支払予定。
8月利用料金が確定して、明細確認できました。
8月分からスマホのドコモ光セット割が主回線で満額割引されています(7月分もセット割は日割り分割引あり)
主回線はシェアパックの代表回線です。
我が家は家族3人でシェアパック5(5GB)定額6500円を利用しています(※シェアパック5は現在申込終了しています)
定額6500円から「ずっとドコモ割プラス」で800円割引、そして新しく「ドコモ光セット割」で800円割引になりました。
毎月800円なら年間9600円、年単位で考えると工事費がたとえ全額持ち出しだったとしても自然にもとは取れる計算です。
ドコモユーザーなら、スマホの「ドコモ光セット割」利用しないと勿体ないです!
我が家は今までドコモ回線が全て私名義であったために、電話番号の関係から(フレッツ光は夫名義)ドコモ光を使うことが出来ませんでした。
あれこれ考え、いろいろ調べて、最終的にドコモショップで相談してから夫が使っていた主回線の名義を夫に変更してからドコモ光に乗り換えました(※ドコモの家族間の名義変更は無料)
「ドコモ光セット割」だけでなく、dカード GOLDとも紐付けしてdポイントも自動的に毎月貯まるようにすることが出来たのも大きなメリットです。
メリット2 dカード GOLDと主回線でdポイントが自動的に貯まる
ドコモ光回線を契約している主回線はdカード GOLDに紐付けてあります。
そのため、ドコモ光の基本料金はdカード GOLD特典のポイント10倍になり現在毎月400ポイントが自動で付与されるようになりました!
dポイントが毎月400Pも自然に貯まるのはドコモユーザーの我が家にはとてもありがたいことです。
主回線が現在毎月600P、ドコモ光で400P。主回線だけで毎月1000P。
・12ヶ月で自動的に貯まるdポイントは、12000ポイント
・dカード GOLDの年会費は11,000 円(税込)※税率10%
(※家族カード1枚目は年会費。我が家は家族カード2枚目も発行しているため12100円税込)
ということで、何も努力しなくても年会費分のポイントが自動的に貯まるようになりました!
dカードはクレジットカードとして買物したり、iDで決済しても1%のdポイントが貯まります。
ドコモ回線で貯まる分に加えて、支払でdポイントも貯まっています。
やっとdポイントが貯まる理想の形になってきた感じです。これがOCN光からドコモ光に乗り換えた成果です。
まとめ
OCN光からドコモ光に乗り換えたことを費用や収支の面から具体的に書いてみました。
我が家の場合、ネットはOCN光で今まで通り使いたかったため乗り換えでプロバイダーまでは変えていません。
けしてOCNが使いにくかった訳ではなく、あくまでドコモ1つで電話もネットも携帯も全てまとめておきたかったという事情があっての乗り換えです。
光回線は住宅形態や回線状態、配線環境でも工事に関する費用は違いがあります。必ずしも同じパターンで同じ費用で行える訳ではありません。
あくまで一例として見て頂きたいと思います。
ドコモ光に変えたい、スマホとセット割にしたい、dカード GOLDでドコモ光料金でも10%ポイントを貯めたいという場合で私の記事が何かのお役に立てたら幸いです。
ドコモ光のキャンペーンは該当月によっても変わる可能性があります。我が家も「お得だ!」と思える時期に乗り換えました。キャンペーン内容は早めに確認しておくのも費用を安く抑える秘訣です(※詳細は各自ご確認ください)
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