今まで使っていた「JCB一般カード」を変更して「JCBカード S」のバイオマスデザインを選んでみました。
「JCBカード S」は2023年12月に新しく誕生したJCBオリジナルシリーズのクレジットカードです。
「JCBカード S」を使い始めてから7ヶ月が経過し、主婦の私の場合は切り替えて良かったと感じています。
今回は「JCB一般カード」から「JCBカード S」へ切替えした流れ(変更方法)、バイオマスデザインを実際に使って分かった注意点についてご紹介します。
※この記事は2024年に変更手続きした時の内容です。
JCB一般から「JCBカード S」へ切替え(変更)した理由
2023年12月にJCBオリジナルカードのシリーズに新しく「JCBカード S」が加わりました。
「JCBカード S」は一般カードに付帯していたサービスがほぼ同様に利用できる内容(※一部違いますが)だったため、自分なりに比較検討してJCB一般から「JCBカード S」へ切り替えることにしました。
私がJCB一般から「JCBカード S」へ変更した理由は下記です。
- 年会費永年無料(※一般カードは基本の年会費が有料◎)
- スマートフォン保険が付帯(※一般カードも付帯◎)
- ポイントアップキャンペーン等でのポイント還元率(※一般カードより高い◎)
- JCBカード S 優待クラブオフ(※一般カードには無し◎)
上記1〜4についてそれぞれに補足しておきます。
【補足1:年会費について】
今まで使っていたJCB一般カードは年会費:1,375円(税込)でした。
ただし「年間合計50万円(税込)以上の利用で、翌年年会費が無料」になる特典があったため、私の場合は既に昨年50万円を使用しておきました。
でも、この年間50万円修行はあまり意味がないと思っていたので「JCBカード S」(年会費無料)の方が良いと判断しました。
【補足2:スマートフォン保険について】
JCB一般カードに付帯していたスマホ保険は、ディスプレイ破損の修理費用を年間最高30,000円まで補償してくれる内容でした。同じスマホ保険が「JCBカード S」にも付帯してたので安心しました
【補足3:ポイント還元率】
一般カードも「JCBカード S」も基本の還元率は同じです。でもポイントアップキャンペーン倍率に違いがあります。
切替えを迷っていた時にたまたまポイントアップキャンペーンが実施中でポイント付与率が「JCBカード S」の方が高くなっていました。今後もたぶんこういう設定になっていくだろうと感じたのでこれも切替えしたことの理由です(※一般カードは2024年1月で新規申込終了なので)
▼2024年1月時点でのキャンペーン倍率の違い
【補足4:JCBカード S 優待クラブオフ】
JCBカード S 優待クラブオフはグルメ、レジャー、エンタメなどで割引・サービスを利用できる特典。
一般カードには付帯していませんでしたが「JCBカード S」には付帯あり。
ゴールドカード以上が利用できるクラブオフのサービスとは一部違いがあるかもしれませんが、年会費無料で利用できるのが良い点だと思いました(※私は靴下屋の15%割引を利用しています)
JCB一般から「JCBカード S」変更手続きは「アップブレード」
JCB一般カードから「JCBカード S」へ券面変更の手続きをする場合、
変更方法は「アップグレード」の申込になります。
ゴールドやプラチナに変更する訳ではないけれど、MyJCBからの手続きは「アプグレード」でした。
MyJCBにログインすると、右上に「アップブレード」のバナーあります。
この「アップグレード」のバナーを押すと、
アップグレードの流れ・現在持っているカードの種類が表示されます。
下へスクロールすると、この時点でアップグレード申請ができるカード券種が一覧で表示されます。
表示されるカード券種は与信等によって多少個人差はあるかもしれません。
主婦の私の場合は6種類のカードが一覧に表示されました↓
申込時点(2024年1月)はカードは通常デザインとバイオマスデザインの2種類しか出ていなかったので「バイオマスデザイン」を選んでみました。
現在はディズニーデザインも登場し、3種類から選択できると思います。
希望のカードS券面デザインを選んだら、あとは必要事項を入力して申請するだけ。
変更申込からカードが届くまでの日数
一般カードからカードSへ切替え(変更)申込してからカードが届くまでにかかった日数も記録しておきます。
2024年1月に申込した時、届くまでにかかった日数は4日間でした。
- 2024年1月23日 アップグレード申込
- 2024年1月27日 「JCBカード S」到着(※簡易書留)
申込してから4日後に新しいカードが届きました。
とてもスムーズに切替えできました。
「JCB一般」から「JCBカード S」利用限度額は変わった?
カード券種変更して、利用限度額(利用可能額)はどうなるのか?気になる場合も多いかと思います。
主婦の私の場合、今回一般カードから「JCBカード S」へ変更でも限度額は変わりませんでした。
一般カードは30万円、変更後の「JCBカード S」も30万円でした。
私は主婦で登録している(個人収入額は申請済み)ため限度額は少ないのであまり参考にならないかもしれません。
与信は個人差があると思いますので必ずしも限度額が同じとは言えませんけれど。
「JCBカード S」バイオマスデザイン
「JCBカード S」はバイオマスデザインを選んでみました。
実物を見たことがなかったので、届いて初めてバイオマスカードの光沢や風合いが分かりました。
バイオマスデザインはかなり「真っ白」で光沢のある表面デザイン。
JCBのバイオマスカードは国内で初めて植物由来の原料を一部に使用した環境に配慮して作られたカードです。
従来のカードより重量比で植物由来の原料が約25%使用されているそうです。
カード裏面にも「バイオマス素材使用」と記載されていました。
「JCBカード S」は申込時に「ナンバーレスタイプ」と「カード番号ありタイプ」を選べます。
私はカード番号が裏面に印字してある「カード番号ありタイプ」を選択しました。
ナンバーレスもカード番号あり、どちらの場合も表面にカード情報はありません。
JCBのホログラムは虹色で輝くタイプ。
向ける角度によって輝き方や色が違います。これは一般カードと同じだと思います。
リップルマーク付きでタッチ決済も簡単。
バイオマスデザインのカードは想像していたより真っ白で表面がツルッとしています。
これはちょっと好みが分かれるカードデザインかもしれません。
「JCBカード S」バイオマスデザイン Apple Payでの表示
「JCBカード S」をApple Payに登録した時にどんな風に表示されるのかもスクショを掲載しておきます。
バイオマスデザインもちゃんと表示されました↓
緑色の葉っぱマークもちゃんと表示されています。
ウォレットのカード一覧ではこんな感じ↓
一番上が「カードS バイオマスデザイン」その下がJCBゴールド(家族カード)です。
ウォレット上でも「カードS」&「バイオマスデザイン」であることも分かりやすくなっています。
バイオマスは白いカードだからJCBゴールドとも見分けやすくなって良かったです。
「JCB一般」「JCBカード S」 券面比較
(上)JCB一般カード (下)JCBカードS バイオマスデザイン
一般カードとカードS(バイオマスデザイン)を並べて比較してみました。
カードSの通常デザインと一般カードは色合いが少し違うので単純に比較はできませんが、せっかくなので記念撮影。
こうやって比較してみると一般カードのデザインはやっぱり素敵でした。
一般カードの表面のグリッターのような銀色の表面を見慣れていると、カードSのバイオマスデザインがちょっとシンプル過ぎる感じに見えてしまうくらい。
基本のデザインは同じなのに、こんなに見た目に違いを感じるとは思いませんでした。
カードSの通常デザインは一般カードの色合いとも少し違うので、こればかりは実物を手にして初めて感じることかもしれません。
「JCBカード S」使って分かった良い点
カードSに切替後、予想より良かったと思ったのは下記2つ
- 「JCBカード S 優待クラブオフ」の割引
- ポイントアップキャンペーンの倍率UP
「クラブオフ」については、我が家は夫が使っているJCBゴールド(以前プラチナ)にも付帯しているサービスで以前から利用はできたのですがだったほとんど活用できていませんでした。
カードSになってから役に立っているのがクラブオフで使える「靴下屋」の割引券。
自分名義のカードSでクラブオフの優待が使えると、自分名義の口座から引き落としになるので私個人的にはとても便利に使っています(←夫のカードの家族カードで使うと夫の口座から引き落としになるため面倒だった)
靴下屋の割引クーポンはこんな感じの表示画面(※利用時に靴下屋アプリの登録は必要、割引対象外の商品あり)
靴下はまとめて買うことが多いから15%割引は大きい!
「JCBカード S」に切り替えたおかげで、クラブオフ優待の良さに初めて気づきました。
それから、ポイントアップキャンペーンの倍率UPも侮れないと思いました。
JCBは数年前に比べるとポイントアップキャンペーンも増えているため、対象店やサービスでの利用機会(利用金額)が多い場合には一般カードのままよりポイント付与数は多くなります。
数倍の差だけれど、年間にすると結構な差になるかも。
私の場合は靴下屋の割引クーポンだけでもカードSに切り替えて良かったと思えるくらいです。
※クラブオフの割引クーポンは2024年利用時の内容です
バイオマスデザイン ちょっと残念だった点
一般カードからカードS(バイオマスデザイン)に切り替えて、残念だったことがあります。
正直に言って、私は「通常デザインにすれば良かった」と少し後悔しています。
その理由は、カード表面のデザイン(色合い)
バイオマスカードは真っ白で表面がテカテカしていてツルッとしたデザイン。
そのため、光が当たると表面がテカテカ反射してしまいます。傷も目立ちやすい。
私は一般カードの通常デザインに慣れてしまっていたため、余計そう感じるのかもしれません。
並べて見ると差がよく分かります。
試しに、同じ光が反射する場所に置いて比較してみるとこんな感じ↓
一般カード(通常デザイン)はグリッターのようなシルバーの細かなラメが入っているようなデザインだから光を反射しにくく、表面の傷も目立ちません。
一方、バイオマスデザインは光を反射してテカテカ光ります。
言葉は悪いけれど、バイオマスカードはちょっとチープな白プラスチックな感じ。
表面の加工(色合い)でこんなに雰囲気が違うとは、、。ちょっと残念。
カードの有効期限も長いため今後もっと傷が目立ちやすくなると思うのです。
普段はカード本体は持ち歩いていないので基本的にスワイプ傷はつかないけれど、メインカードとして常にお財布やカード入れで持ち歩いている場合は気になるのでは?
一般カードの通常デザインを使っている人が初めてバイオマスカードを発行する場合、この点は注意が必要だと思います。
ちなみに、JCBゴールドと並べて比較した画像はこちら↓
JCBゴールドにもバイオマスデザインがありますが、我が家は現在夫がJCBゴールドの通常デザインを使っています(私はJCBゴールド家族カードを利用中)
やはりJCBゴールドも通常デザインの方が素敵だと思います(傷も目立ちにくい)
JCBゴールド(通常)からカードSにダウングレードする時にもバイオマスデザインは選ぶことができるので、その時にご参考になれば幸いです。
※実際にバイオマスカードを7ヶ月使ってみて私個人的に正直に感じたことを書いてみました
「JCBカード S」これからもっと活用したい
一般カードからカードSに切り替えて7ヶ月。
思いがけない割引サービスなども受けられているので、カードSに切り替えて良かったと思えた点も多いです。
ただし、まだまだ全然活用できていません。
私は現在、自分が本会員のカードSと家族会員のJCBゴールドを使っています。
JCBゴールドは夫が主会員のため利用限度額も多いのですが、私のカードSの限度額は入会時(一般カード)のまま上がっていません(30万円のまま)
JCBは主婦でも決済額が多い場合は利用限度額が上がってる実績があるようです。
このカードSの限度額を少しでも上げてみたいと思っています。しばらくはその点に重点を置きながらカードSの活用方法を模索していきたいです。