今年5月に初めてトライした手作りぬか床キットのぬか漬け作り。
簡単に混ぜるだけですぐにぬか床が完成し、その日からすぐ食材を漬けることができるキットでした。このキットは初心者でも間違いなく美味しいぬか漬けが作れます。
1回目のキットは約1ヶ月間楽しむ事ができました。今回は2日目のキットで再スタート。
いろんな食材でぬか漬け作ってみました。
2回目のぬか床キットで漬けたいろんな食材と味・食べ方、ぬか床キットを上手に継続するポイントをご紹介します。
天然酵母&国産材料の安心のぬか漬け手作りセット
■DIDYCO「お手軽ぬか床セット」
■価格 1980円(税込、送料無料)
私が使っているのは、DIDYCOの「ぬか漬け手作りキット」です。
1回目は、ぬか床作り体験会に参加して作りました。
水を加えて袋で混ぜるだけの簡単ぬか床キットで、美味しいぬか床がすぐ作れるなんて最初は思っていませんでした。
でも、体験会で作ったぬか床を自宅に持ち帰っていろんな食材を漬けてみて、その美味しいさにビックリ。
出来たぬか漬けは、ぬか臭さが殆どなく、食材の素材本来の味が生きるフレッシュな味。
このぬか床キットの良いところは、作ったその日から食材を漬けることができること。
基本的に24時間(約1日)でぬか漬けが食べられます。現在DIDYCOの手作りキットの中でも断トツ1位の人気キットです。
★ぬか床体験会の様子は下記WEBマガジン2社でも取り上げて頂きました(当ブログ記事へのリンクも掲載して頂きました。私も後ろ姿だけ掲載写真に写っています)
①【女子SPA!】モテる&美容にいい!「ぬか漬け」を超簡単に作る方法
②【全国お取り寄せ手帳】ぬか漬で体の中からキレイに! 手軽にできるぬか漬作りを体験
DIDYCO手作りぬか床キットの中身とは?
ぬか床キットは1セットから送料無料で注文することができます。
■天然酵母入りぬか床セット 1袋 1980円(税込)※商品規格変更後の価格
■天然酵母入りぬか床セット 2袋 3200円(税込)※商品規格変更後の価格
キットは常温で届きます。使うまでは常温保存でOK。
賞味期限内ならいつ作り始めても大丈夫。賞味期限は半年以上ありますからご安心くださいね(※今回届いたキットも賞味期限は7ヶ月以上ありました)
キットに入っている内容は以前もご紹介しましたが、今回も書いておきます。
【ぬか床キットセット内容】
- 混合ぬか(いりぬか、塩、昆布、椎茸、唐辛子)
300g➡︎500gに増量されました - みかんの天然酵母(原材料:酵母、みかん、砂糖)50g
- ぬか床用ジッパー式ビニール袋 1枚
- 日付用ラベル(10回分)
- 説明書
※原材料は全て国産です
※今回届いたキットの到着日は9/6(水)、この時点で賞味期限は約7が月以上ありました。
ぬか床キットは1袋から注文可能。
割安になる2袋セットが人気とのことです。
混ぜるだけですぐ作れる!ぬか床キットの始め方
ぬか床を作ったことがある人は、
「混ぜるだけで美味しいぬか床ができるって本当?」って思いませんか?
私も数年前まで自宅精米器で出た生の米ぬかを使って1からぬか床を手作りをしていたので、このぬか漬けキットを知ったときにはちょっと半信半疑。
でも、体験会でこのぬか床キットができるまでのお話や初心者でも美味しくつくれるように試行錯誤した経緯を知って、意識も変わりました。
手作りで美味しい物を作るのは、何も全て1から始めなくても本来の美味しさを実感できる事の方が継続できるポイントかもしれません。
DIDYCOのぬか床キットは、ぬか漬け作りの難しさというハードルを下げて、誰でも失敗無くぬか床を作る事ができるよう工夫されています。
美味しいぬか漬けは、体に優しい発酵食品!インナービューティーや腸活を意識したライフスタイルにもピッタリ♪
ぬか床の作り方はとっても簡単。
セット内容以外に用意する物は、水だけです。
作る過程もシンプル!
【ぬか床キットでぬか床の作り方】
- セットに入ってる専用ビニール袋の中に、水と混合ぬかを入れ良くもみ込こむ
- みかん天然酵母を加えて、さらにもみ込む
- 味噌ぐらいの固さになったら完成!
- すぐ食材を入れてぬか漬けスタート♪(冷蔵庫保管)
- 冷蔵庫で約24時間でぬか漬けが食べられる(食材によって漬け時間は調整)
本当に、たったこれだけ。
お水さえ用意すれば、いつでもすぐにぬか床を作る事ができ、その後すぐに食材を漬けることができるんです。冷蔵庫に入れて、あとは完成を待つだけ。
熟成期間を置かなくていいことが、画期的。
自分で1からぬか床を作ると、すぐに美味しいぬか漬けは出来ません。味が落ち着くまで野菜くずなどを漬けたりする必要があります。
でも、ぬか床キットなら作ったその日に食材を漬けられて、しかも最初に漬けた食材から美味しい味が楽しめるんです。
キットのアルミ袋に入っている混合ぬかには、国産の塩・昆布・椎茸・唐辛子が細かく粉砕されて既に入っていますから、味付けや味の調整をする必要がありません。
サラサラしていて、上質なぬかです。ぬか独特の臭みよりも旨みの香りを感じます。
みかん酵母は天然酵母。
ぬか床にみかん酵母を加えると、漬けた食材の乳酸菌やビタミンの含有量が通常のぬか漬けより大幅に上昇します。また、みかん酵母を加えることでぬか床独特の臭みを抑えるだけでなく、ぬか床が傷むのを防いでくれる働きがあるそうです。
今回の2回目キットを作る時に開封したみかん酵母をこのまま味見してみました。
みかん酵母の味は、「甘み控えめのマーマレードジャム」みたいな味がします。みかんの酸っぱさよりもフレッシュで甘い美味しそうな香りです。
酵母も加えた後もよくもみ込んで、お味噌のような固さと色になったらぬか床の完成!
準備さえ出来ていれば2~3分でぬか床が出来ます。
すぐ食材をいれてもいいし、後で漬けてもいい。ぬか床ができたら冷蔵庫へ保管します。
毎日漬け続けなくても、3日間ほどなら冷蔵庫でそのままで大丈夫。マイペースでぬか漬けを作っていけます。
繰り返し使って、約1ヶ月間は継続可能。
美味しく作り続けるためには、1ヶ月で新しいぬか床に切替えた方が本来の美味しいぬか漬けになります。
ぬか漬けに向いている食材とは?
ぬか床キットには、ぬか漬けに向いている食材のおすすめリストとそれぞれの漬け方のパンフレットが入っています。
ぬか漬けは、ナス・きゅうり・大根・にんじんなど根菜や葉物野菜が一般的ですよね。季節の旬に合わせて作るぬか漬けは美味しさが違います。
でも、ぬか漬けって根菜や葉物野菜だけじゃなく、いろんな食材で美味しく作れるのです。
旬の野菜でも、オクラ・セロリ・プチトマト・カボチャ・菜の花・筍・ゴーヤなどなど。
最初にこのパンフレットを見たときは、
「え?これもぬか漬けにしていいの?」と思った食材が載っていて、ぬか漬けにした時の味の想像が出来ない物もありました。
それが「変わり種」と呼ばれている食材。
干し椎茸・エリンギ・ブロッコリー・ゴボウ・山芋・ウズラの卵など、ぬか漬けのイメージとは違う食材も。
更に、リンゴ・柿・アボカド・プルーンなどフルーツまでぬか漬けに出来るんです。
1回目のキットの時に、ちょっとぬか漬けにはどうなの?と思う食材もあれこれ漬けてみた記録を書きましたが、こうやって改めてみるとまだトライしていない食材も多いと分かり、2回目のキットでは是非漬けてみたかった。
▼干し椎茸、アボカド、リンゴなどを付けた記事
お豆腐や豚肉のぬか漬けも、すごく美味しいと体験会で教えてもらっていたので、今回はチャレンジしてみることに!
では、2回目のキットでぬか床を再び作り、すぐ漬けてみたぬか漬けをご紹介します。
ぬか漬け「変わり種」①トマト・オクラ・タケノコ・うずらの卵・豚肉
どれも初挑戦のぬか漬け食材。
- オクラ→がくを包丁でそぎ取り、楊子で2~3ヶ所に穴を開けてからレンジで30秒加熱
- タケノコ→市販の水煮をカットしてそのまま使用
- うずらの卵→市販のうずらのゆで卵を使用
- トマト→生のまま。洗っただけ
オクラはレンジ加熱すると書いてありました。レンジ加熱すると少し色が黒めになります。
まず、この4つの食材をぬか床のビニール袋へ入れて、袋の外側から手でもむようにぬかに沈めます。
うずらの卵は割れやすいので、ラップで別に包んだ方が良かったかも(←入れてから分かって遅かった、1個割れました)
ビニール袋の外から触るので、ぬかを直接触らなくて良いです。もちろん直接手でぬかにつけ込んでも大丈夫ですよ。
豚肉のロース(少し厚め)にぬか床でサンドするように塗り、ラップしてから冷蔵庫へ。
上の4つの食材とともに、冷蔵庫で漬けました。
※豚肉だけは5~6時間漬ければでOK
【ぬか漬け完成時の写真】
↓ ↓ ↓
24時間後、袋から出して、洗ってぬかを落とし、キッチンペーパーで水分取り、好みのサイズにカット
オクラは色がくすんで暗い色になりましたが、味は抜群。
たった1日漬けただけで、しっかりぬか漬けになってます。
うずらの卵は、今回1番好みの味でした。市販のうずらのゆで卵って水煮になっているから味が薄いですよね?でもぬか漬けにすると、黄身まで全部味が浸透して、旨みとコクのあるゆで卵になるんです。
うずらは、ぬか漬けの味はしません。ぬか漬けにしただけで味付けゆで卵みたいに美味しくなりました。
タケノコもうずら同様、売っている状態の水煮のままでは味は淡泊。ぬか漬けにすると芯まで旨みが入り込みます。
けして塩味が強くなる訳ではないのです。これが発酵食品であるぬか漬けの良さ。旨みが引き立ち、素材の味が生きてきます。
トマトも同じ物を生サラダで食べた時はサッパリ味だったのに、ぬか漬けにしただけで糖度の高い美味しいトマトに大変身!
プチトマトはそのまま漬けてもぷりっとした姿のままでした。甘くて美味しい高価なトマトの味になるから不思議です。
4つの食材と豚肉は、ちょっと思惑があってこのセットで漬けました。
ぬか漬けだけで、メインディッシュは出来るのか?
その思惑とは、、、
ぬか漬けだけでメインディッシュを作れるかも!?
と思ったこと。
実際に作った写真がこちらです↓
4つの野菜はカットしただけ。
豚肉は時間をずらして6時間だけラップで漬けました。ぬかだけをバターナイフでこそげ落とし、洗わずにフライパンで焼いただけです。ロース肉だったので油も使わず焼きました。
彩りは少し地味ですが、全部ぬか漬けだけでメイン料理が出来ました。
お肉を焼いただけで、他の食材はカットしただけ。
豚肉の味、まるで西京味噌漬けの豚肉みたいな味。
塩分はしっかり&豚肉の旨みがギュッと凝縮されていて、すごく美味しい。
この豚肉はお弁当などにもピッタリ。漬け時間も短いし、ぬか臭くないぬか漬け豚肉はクセもないから、このまま出しても家族にぬか漬けだとバレなかったですよ。
ぬか漬け「変わり種」②エリンギ・柿・ゴボウ・豆腐
こちらも初挑戦のぬか漬け食材をいろいろ用意
- エリンギ→半分にカットして、レンジで30秒加熱
- ゴボウ→適当な長さにカットして、レンジで30秒加熱
- 柿→四つ割りでそのまま
- 豆腐(木綿)→水気を切ってからスライス
- パプリカ→生のまま。前回も作ってすごく美味しかった食材
- きゅうり→両端を落とし、半分にカット。前回も何回も作ったけれど定番で食べたかった
エリンギ・柿・ゴボウは初めて漬けました。
前回リンゴを漬けたら蜜リンゴのように甘くなったけど、柿はちょっと味に不安が、、。
ゴボウはレンジ加熱したけれど、味が入るかな?
豆腐は「チーズのように美味しくなる」と教えてもらったことを思い出して。スライスしてからぬかをサンドしてガーゼかキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で1~3日漬ける。
きゅうりとパプリカは前回何度も付けた食材です。安定して美味しいぬか漬けの彩りもキレイで大好き☆
【ぬか漬け完成】
↓ ↓ ↓
お豆腐以外は1日漬けました(お豆腐だけ2日間)
パプリカ・きゅうりは安定の美味しさ!彩りもキレイで味もギュッと濃縮して、パプリカは甘くなるんです。
心配だったエリンギ。
これは意外な美味しさ!レンジで加熱したから柔らかく味がしっかり染み込んでいます。このままパクパク食べられる美味しさでした。
ゴボウはレンジ加熱と時間の経過で少し黒っぽく変色しました。彩りは悪いけれど、ゴボウにコクが出ています。漬けもの感があり、歯ごたえもいいし、このままサッとゴマ油で炒めても美味しい。
皆さま、柿のぬか漬けを食べたことがありますか?
と言うより「柿のぬか漬けを見たこと」がありますか?
是非、この写真を見て下さいね。これが柿のぬか漬けですよ~。
見た目が完熟柿のようです。味もまさに「完熟した甘い柿」
でも、この柿はスーパーで売っていた普通のパリパリした柿だったんです(カットした時に写真撮り忘れ)
家族にも食べさせてみたら、ぬか漬けだとは思えない、と言ってました。
豆腐は2日間だけ漬けてみました。
本当にチーズの味になるの?と期待して、食べてみると、、
残念ながらチーズ味にはなってなかったです。
でもチーズじゃないけど淡泊な豆腐にちゃんと味が入って旨みと香りが美味しい。
変わり種の食材で漬けるぬか漬けは、結果どれも美味しく作れました。
ぬか漬けにすると、本来の味が数段アップして濃厚な味に変化します。定番野菜も間違えなく美味しく漬けられるし、こんな変わった味を試すのもすごく楽しめます。
手作りぬか床のお手入れ方法 何回まで継続可能?
ぬか床キットには「お手入れQ&A」も付いてきます。
1番気になるのは、お手入れ面ではないでしょうか?
キットは基本的に1ヶ月継続して作り続けられるように作られているそうです。上手にぬかを足しながらもっと長く続けることも技術的には可能と説明を聞きました。
でも、実際自分で1回目に4週間漬けた時には、無理に何かするよりも1ヶ月で潔く新しいぬかで再スタートさせた方が美味しく作れると感じました。
上手に美味しく漬け続けるポイントはいろいろあるとは思いますが、キットを2セット使ってみて私が感じているお手入れ注意点は
- 水分が出てきたら早めにキッチンペーパーで吸収する
- ぬかをなるべく空気に触れないようにする(袋で管理が1番いい)
- 漬け初めは水分が出にくい食材を漬ける
- 1回に漬ける量は欲張らない(1回250gの食材が適量)
- 水分が出やすい食材を続けて漬けない
- 粘りや割れやすい食材は、ぬかを取り分けて使う方が腐敗しにくい
前回のぬか漬け記事の最後に追記として、1回目のぬか床を処分するまでの話を書きました。詳しくはそちらを読んで頂けると、終わらせるタイミングや私が反省したポイントなどが分かって頂けると思います。
まとめ
自宅でぬか床はハードルが高いと思われがちですが、手作りキットでも本格的なぬか漬けを作る事ができます。
野菜不足を感じる毎日、スムージーもおしゃれで美味しいけれど材料を揃えたりミキサーを洗ったりと手間はけっこうかかります。古いイメージのある「ぬか漬け」は腸活・美活で再び脚光を浴びています。
簡単に漬けて、洗ってパクパク野菜やフルーツが食べられるぬか漬け、食べると元気も湧いてきます。
フルーツや変わり種のぬか漬けも、とっても美味。
古くさいイメージをガラリと変えてくれる簡単ぬか床手作りキット。
ぬか漬けで腸活・インナービューティーしてみませんか?
【公式HP】http://www.didyco.jp