今年9月にJCB一般カードからに切替えたJCBプラチナ。その後申込して「プライオリティ・パス」が届きました。
「プライオリティ・パス」は世界に約1200ヶ所以上ある空港ラウンジを利用する事ができる会員証です。
JCBプラチナは無料で「プライオリティ・パス」プレステージ会員(会員本人の利用料金が無料)になれる特典付クレジットカードです。我が家がJCB一般カードをプラチナに切替えた理由の1つでもある特典なのです。
「プライオリティ・パス」は夫名義ではありますが、申込から到着まで記録を残しておきます。
「プライオリティ・パス」の種類と会員特典
「プライオリティ・パス」は世界の空港ラウンジサービス会社(※本社は英国)の会員証です。この会員証があると世界に約1200ヶ所以上ある空港ラウンジを利用する事ができます。
▶︎詳細 プライオリティ・パス
皆さまもご存じの通り「空港ラウンジ」と言ってもラウンジにはいくつか種類があります。そしてラウンジを利用できる条件もそれぞれ違います。
代表的な空港ラウンジは3つに分かれると思います(※以下は概略説明です)
- 航空会社ラウンジ
- クレジットカード会社ラウンジ
- プライオリティ・パスラウンジ
1つめの航空会社ラウンジは、ファーストクラスやビジネスクラスなどのプレミアムクラスの搭乗券がある場合、そして各航空会社の上級会員、一定の条件を満たしたお客様を対象にした特別な空港ラウンジ。
2つ目のクレジットカード会社ラウンジは、提携クレジットカードのゴールドカード保有者が利用できる空港ラウンジ。
3つ目のプライオリティ・パスラウンジは、プライオリティ・パスの会員が利用できる空港ラウンジ。
ただし、3つのラウンジは必ずしも別々のラウンジではない場合もあります。
具体的に成田国際空港第1ターミナルを例に挙げてみると、
プライオリティ・パスで入れるラウンジは全部で3ヶ所あり、カード会社ラウンジと大韓航空のラウンジ(KALビジネスクラスラウンジ)も利用可能です。
《成田第1ターミナル プライオリティ・パス利用可能ラウンジ》
- IASS Executive Lounge 1(カード会社ラウンジ:VISA・マスター等)
- TEIラウンジ(カード会社ラウンジ:JCB・AMEX等)
- KAL BUSINESS CLASS LOUNGE(大韓航空の航空会社ラウンジ)
カード会社ラウンジは出国手続き前のエリアですが、KALラウンジは出国審査通過後のエリアにあるラウンジになります。
例えばプレミアムクラス(ビジネスクラス等)の搭乗券を持っていない場合や上級会員でもない場合は、たとえJCBプラチナを持っていても(またはゴールドカード以上)成田第1ターミナルはカード会社ラウンジ「TEIラウンジ」だけしか利用できません。しかし、プライオリティ・パスを持っていると出国審査通過後の大韓航空ビジネスラウンジも利用可能です。
残念ながら現在、羽田国際空港にプライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジはありません。でも日本より海外の空港(特にハブ空港)の方が利用できるラウンジ数が多く、豪華で立派なラウンジが沢山あるのです。
もちろんLCCを使う旅でもプライオリティ・パスは利用可能。搭乗クラスには関係なく海外でもラウンジが使えることが1番のメリット!
さらにプライオリティ・パスはラウンジだけで無く、提携しているお店では一定額まで無料で飲食できるサービス等もあったり、今後利用できる空港やお店も増えそうですね。
では、具体的にプライオリティパスの会員種類と年会費について簡単に見てみましょう。
プライオリティパスは年会費の違いによって3つの会員プランがあります。
《プライオリティパス会員種類》※同伴者はUS$32/回 ※価格は申込時の内容です。
- 「スタンダード会員」年会費US$99(利用料金 $32/回)
- 「スタンダード・プラス会員」年会費US$299(利用料金 10回無料、その後$32/回)
- 「プレステージ会員」年会費US$429(利用料金 全て無料)
年会費を支払えばすぐ会員になることはできますが、必ず年会費がかかります。しかも利用料金が全て無料になる「プレステージ会員」は日本円で年間4万円以上!
実は、JCBプラチナの本会員は、会員特典として無料でプライオリティ・パスの「プレステージ会員」になることができるのです♪
同伴者も1回の利用料金が都度2000円(税別)、少しお得に利用可能。
我が家がJCB一般をJCBプラチナに切替えた理由は過去記事にも書いてある通り、旅行保険内容充実&プライオリティ・パス「プレステージ会員」特典も無料で付いていたから。
※JCBプラチナの場合、クレジットカード本会員だけがプライオリティ・パスを無料で利用できます。家族カードではプライオリティ・パスを申込できません。家族カード会員は本会員の同伴者として利用料2000円(税別)で本会員と一緒にラウンジ利用できます。
JCBプラチナ 「プライオリティ・パス」申込方法
JCBプラチナを作ってから、我が家に「プライオリティ・パス」が届くまでを順を追って説明します。
まず、JCBプラチナで「プライオリティ・パス」は申込制です。
「プライオリティ・パス」登録申込書をJCBに資料請求し、申込書に必要事項記入してから郵送で返送する必要があります。
JCBプラチナを新規発行した場合は自動で自宅に届く訳ではない点を注意ください。
(1)プライオリティ・パス登録申込書を資料請求する
「プライオリティ・パス」登録申込書はJCBに資料請求します。
JCBに資料請求する方法は2つ。
- ・JCB資料請求24時間受付サービス(自動音声)年中無休
- ・MyJCB(ネット受付)
「プライオリティ・パス」登録申込書の請求コードは「0063180」
JCBプラチナが届いた時の入会案内資料の中に請求コードは記載されています。
JCB資料請求24時間受付サービス(自動音声)は24時間・年中無休。
- 東京 0422-72-3200
- 大阪 06-6945-6905
- 福岡 092-725-3531
- 札幌 011-271-3211
※電話番号は2018年12月現在の番号です。変更になる場合もあります。必ず公式HPでご確認してください。
公式HPJCB資料請求24時間受付サービス(自動音声)24時間・年中無休
入会案内に書いてあった請求コードを4つ請求してみました。
資料は、申込後約2週間後に到着。
※我が家はプラチナサービス関連の資料請求も一緒にしましたが、入会後2ヶ月後ぐらいに「サービス&ベネフィットガイド」と「プレミアムステイプラン」の2つが自動で自宅へ届きましたので、急いでいない場合この2つの資料は資料請求する必要ないと思いました。重複してしまいちょっと勿体なかった反省点です。
黒い用紙が「プライオリティ・パス」登録申込書です↓
「プライオリティ・パス」登録申込書は三つ折りになっていて両面印刷。
表側は、表紙と利用条件
裏面が、申込書内容記入欄と郵送用の宛名
申込書は必要事項を記入後に糊で貼ってから、このままポスト投函できるデザインになっていました。
(2)登録申込書に必要事項記入
登録申込書に必要事項を記入します。
「プライオリティ・パス」のサービス内容についての説明も書かれています。
登録申込書の記入必要事項は、
- 申込日
- JCBカード番号
- 氏名とフリガナ
- 電話番号
記入するだけでOK。
印鑑等は必要ありませんでした。
JCBカード本会員である夫が全て記入し、糊で封印しました。
(3)登録申込書を郵送で送る(ポスト投函)
登録申込書が完成したら、あとは郵送で送るだけです。
郵送料も無料です。ポストへ投函すれば申込手続きは終了。あとは会員証の到着を待ちましょう。
(4)「プライオリティ・パス」が届くまでの期間
申込書をポストに投函してから12日後にJCBから簡易書留で「プライオリティ・パス」会員証が到着しました。
■ポスト投函日 2018年10月11日
■会員証到着日 2018年10月23日
JCB経由で登録した「プライオリティ・パス」の会員証はJCBから届きます。
クレジットカード会社の特典等を利用せず自分で年会費を支払ってプライオリティ・パス公式HPから直接会員申込する場合は海外(香港?)から届くようなので、もっと日数かかると思います。会員証の登録を急ぎの場合はご注意ください。
JCBプラチナ 「プライオリティ・パス」届いた会員証
初めて我が家に届いたプライオリティ・パス会員証。
クレジットカードと同じように裏面に自筆サインを記入する必要があります。
少しマッド系のフェイス、文字はゴールド。
カードの厚みもブラックの質感もJCBプラチナに似ています。文字デザインがゴールドとシルバーが違うけれど、このマッド感や手触りが良く似ています(←埃や手垢が目立ちやすい)
会員証本体には特に会員のグレードや種類は記載されていません。
利用時にこの会員証を掲示します。
JCBプラチナで作れるプライオリティ・パスはデジタル会員証は利用できないようです。利用にはカード本体が必ず必要になるため海外旅行の際には持っていきましょう。
JCBプラチナ 「プライオリティ・パス」有効期限は2年間
カード表面にプライオリティ・パスの有効期限が刻字されています。
JCBプラチナの特典で使えるプライオリティ・パス会員証、有効期限は申込から2年間
登録申込書にも書かれてありますし、会員証が届いた台紙にも期限は記載されていました。
我が家の場合は2年間後の2020年10月まで有効。
ただし、JCBプラチナのクレジットカード自体を解約すると特典であるプライオリティ・パスも使えなくなります。ご注意ください。
JCBプラチナ 「プライオリティ・パス」更新方法
申込から2年間有効のJCBプラチナ特典で使えるプライオリティ・パス。
では、有効期限が切れそうになった時は更新はどうすればいいのでしょうか?
登録申込書には更新方法についても記載されていました。
更新に関する記載内容は下記でした。
『有効期限以降も「プライオリティ・パス」の利用を希望される場合は、再度お申し込み手続きが必要となります。詳しくは、有効期限の約1.5ヶ月前にお送りする「有効期限到来のお知らせ」をご覧ください』(※JCB プライオリティ・パス登録申込書より抜粋)
ということで、プライオリティ・パス更新時は↓
- 再度申込手続きが必要
- 有効期限の約1.5ヶ月前にJCBから「有効期限到来のお知らせ」が届く
という2点を覚えておきましょう。
JCBから有効期限に関するお知らせが届いたら指示にしたがって更新手続きをすれば問題なさそうです。
2年はあっという間に過ぎてしまいます。お知らせが届いた時には早めに手続きしたいと思います(←備忘録のために書いておきます)
▼追記:2年後に更新しました
JCBプラチナはプライオリティ・パスも無料!コスパの良いプラチナカード
9月にJCB一般カードからプラチナに切替えてから3ヶ月が経過しました。
その間、台北旅行でも利用しましたし、次の旅行代金の決済もしたりと我が家では主にレジャー関係支払と夫個人決済分のクレジットカードとして使っています。
JCBプラチナは旅行保険がとても手厚い内容で、今回のプライオリティ・パスも無料で会員証を作って頂けました。
プラチナ特典はまだまだ沢山あるけれど、この2つの特典だけでも年会費27500円(税込)は十分納得できる内容です
(※JCBオリジナルカードシリーズの中で年会費を押さえつつプライオリティ・パスを申込できる招待制ゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」もあります)
※JCBプラチナ詳細についてはJCB公式HPで各自ご確認ください。
まとめ
JCBプラチナで申込した「プライオリティ・パス」についてご紹介しました。
プライオリティ・パスは今まで使った事がないけれど、来年の旅から是非利用するつもりです。
子育て一段落して夫と2人で旅行に行けるようになったものの、まだまだ教育費はかかるため旅行費用を抑えつつ、安心安全な旅の1つのツールとしてJCBプラチナを今後も活用していきたいと思います。
▼ハノイでラウンジを利用しました
※クレジットカード会社によって「プライオリティ・パス」申込方法は事なります。該当カードをご利用の場合は各自でご確認ください。今回はJCBプラチナの実例をご紹介しました。