カルディオリジナル「タンドリーチキンの素」は鶏肉を漬け込むだけで本格的でスパイシーなタンドリーチキンが簡単に作れる便利なペースト状の調味ダレ。
数年前に初めて買って作った時に美味しくてびっくりした商品です。
その後何故か店舗で見かけなくなったけれど、最近また復活していつでも買えるようになりました。
今回は手羽先で作った時の様子と、漬け込む時にビニールのゴミが出ない方法もご紹介します。
カルディオリジナル「タンドリーチキンの素」 価格と内容
■購入時価格 210円(税込)
カルディオリジナルシリーズの「タンドリーチキンの素」はタンドリーチキン用の漬け込みダレ。
スパイシーな香辛料の味と香りがしっかり味わえる調味ペースト。
鶏肉などにこのペーストを揉み込んでから数時間後にオーブン・オーブントースター・フライパンなどで焼くだけでかなり本格的な美味しいタンドリーチキンが自宅で作れます。
この1袋で作れる分量の目安は、
- 鶏もも肉の場合⇒ 2〜3枚(約600〜700g)
- 手羽元の場合⇒ 約10本まで
- 骨付き鶏レッグの場合⇒ 2本(約800g)
- 鶏肉以外の材料⇒ 豚肉・エビ・ホタテ・魚など
1袋は小さな商品ですが、意外と多めの材料が作れます。
賞味期限は購入時で9〜10ヶ月間ぐらいが普通だと思います。
1年以上は持たないけれど、常温保存できる商品だから1袋ストックがあると忙しい日に本当に助かります。
原材料にはスパイスだけでなくヨーグルトや玉ねぎも入っていて、辛味の中に円やかさのある味わい。
このままで作ると、少しピリッと香辛料の辛味が効いた仕上がりになります。
マイルドに仕上げたい時にはヨーグルトを50gぐらい加えて一緒に漬け込みます。
タンドリーチキンの素 基本の使い方
パッケージ裏面に基本の作り方や注意点などが丁寧に記載されています。
【基本の作り方】2〜3人分
①鶏もも肉2〜3枚(約600〜700g)とタンドリーチキンの素(1袋)をポリ袋などに入れて、4〜8時間漬け込む。好みでヨーグルト50gを加えると辛味がマイルドになる。短時間で仕上げるため鶏肉にフォークで穴を開ける
②天板にアルミフォイルを敷き、①の鶏肉の皮面を上にして並べて焼く。
- オーブントースターの場合⇒ 表面が焦げないように20〜30分焼く
- オーブンの場合⇒ 180℃で20〜30分焼く
- フライパンの場合⇒ 油をひいてから火が通るまで焼く
※お使いの調理器具によって温度や時間は調整しましょう
使う時の注意点
パッケージ裏面に注意点がいくつか記載されています。
何度か使ってみると、この点はけっこう気をつけた方が良いと思うことばかりですのでパッケージの注意点はご一読されておいた方が良いと思います。
【パッケージ記載の注意点】※抜粋
- オーブントースターを使う場合⇒ 鶏肉の油が出るので注意が必要
- 開封時に切り口で手などを切りやすいので注意
- 開封時と調理時に油がはねる場合があることに注意
- 開封後は保存できない。必ず1回で使い切る
手羽先でタンドリーチキンを作った時の様子
このタンドリーチキンの素は、鶏肉だけでなく豚肉・エビ・ホタテ・魚などでにも使うことができます。
今回は割引で買った手羽先で作った時の様子をご紹介します。
★鶏もも肉で作った時の様子⇒この記事
手羽元でも大きめの骨付きもも肉でも同じように作れます。
この日は手羽先8本を使いました。
パッケージの作り方には漬け込む時に「ポリ袋」を使うと書いてあって、以前は私も食品用のビニール袋を使っていました。
でも、現在はなるべくプラゴミを減らしたいと思って生活しているため、漬け込む時にはガラス保存容器を使っています。
手羽先は意外と分量がかさばるので、大きめのガラス保存容器を用意しました。
このタンドリーチキンの素は香辛料のたっぷり入った赤茶色のペーストです。プラスチックの保存容器を使う場合は臭いや着色が残りやすいのでご注意ください。
ビニール袋で作った方が簡単ではあるけれど、洗って清潔に保てるガラス保存容器を愛用しています。
手羽先にタンドリーチキンの素を加えて揉み込みます。
ペーストはけっこう鮮やかな赤茶色。
1袋全部出してもこれくらいの分量です。
今回は丸1日漬け込む予定だったから(急いでなかったので)、トングでまんべんなく混ぜただけです。
数時間で焼きたい時にはしっかり揉み込んだ方が味が中まで染み込みやすいです。
タレがしっかり絡んだので、下準備はこれで完成。
あとは蓋をして、冷蔵庫に入れて漬け込みます。
漬け込む時間はレシピ記載の4〜8時間、なるべく8〜10時間ぐらい漬けた方が味がしっかり入ります。
この時は午前中に漬けて、夕食用に焼きました。
漬け込み時間は約10時間です。
手羽先の場合は、漬け込み後もそれほど肉汁は出ません。
天板にオーブンシートを敷いて、手羽先を並べてから容器に残っていたタレもかけてから焼きました。
▼焼く前の状態
油はかけずに、このまま焼きました。
オーブンは最初200℃、その後180度に下げて合計30分焼きました(パケージレシピでは180℃で20〜30分)になっています。
▼焼き上がりの様子
焼き立ては、スパイシーな香りが一気に広がります。
油は加えなかったから、仕上がりはちょっと乾いた感じになりました。
お皿に盛り付けて、パッケージの調理例と見比べてみました。
手羽先はお肉の柔らかい部分がもも肉よりも少ないため、少し表面は乾いた感じになるけれど皮がカリッとしてこれも美味しいです。
食べてみると、皮面だけでなく中のお肉にもしっかり味がしみています。
もも肉で作るより、結構辛く感じます。
付け合せはさっぱり目の食材が合いますね。
この日は、茹でたブロッコリー、そしてナスとプチトマトのバルサミコ炒め(前日作って冷して置いたもの)を一緒に食べました。
バルサミコ酢とタンドリーチキンの味が意外と合いました。
マイルドな味に作る方法⇒ヨーグルトを加える
このタンドリーチキンの素は、1袋で意外と多めの鶏肉を漬け込んで焼くことができます。
でも、完成後のタンドリーチキンはかなり本格的な感じの香辛料の香りがして味もピリッと辛め。
この香りと辛味がちょっと苦手な人もいると思います。
その場合には、ヨーグルトを50〜100gぐらい加えたり、少し砂糖やハチミツ(またはパンケーキのシロップなど)を加えると香りと辛味がカバーできます。
シロップなど糖分を加えると少し焦げやすくなるので分量は調整してみてください。
このペーストはこんなに1袋が小さいのにスパイシーさはかなり本格的。
タンドリーチキンの漬け込みダレは手作りもしているけれど、たまにこれを買って使ってみると「この味はなかなか出せないな」と思います。
まとめ
カルディオリジナル「タンドリーチキンの素」は便利な調味ペースト。使い方は簡単だけれど香りも味もかなり本格的なタンドリーチキンを自宅で作ることができます。
1袋は小さいのに、鶏肉をたっぷり漬け込むことができるので沢山食べる家族がいる場合には意外と助かるお助け食材。
忙しい日に1袋あると本当に便利だなと思えるオススメのアイテムです。
ただし、このまま使うと結構辛いのでマイルドな辛味と味に仕上げたい時にはヨーグルトなどを加えてマイ少し調整した方が美味しく食べられると思います。
▼関連記事