コストコのヒマラヤピンクソルト(ミル付)は2019年にリニューアルされ2本セットになり、その時に新しいボトルを買いました。
それから約2年間が経ち、2本目も使ってみて分かったことがいくつかあります。
今回はこのコストコのミル付きソルトを長く使う時の注意点についてご紹介します。
ヒマラヤピンクソルト 価格と内容
■KS ヒマラヤ ピンクソルト(ミル付) 368.5g×2P
■購入時価格 698円(税込)※2019年7月
■内容 本体1本+リフィル1本 計2本セット
■原産国 パキスタン
コストコのピンクソルトはパキスタン産の岩塩。
2019年に容器がリニューアルされて、2本セットになりました
以前の容器はこんな形でした↓
ピンクソルトもブラックペッパーも細長いミル付き容器でしたが、リニューアル後は、背が低めの2本セットに変わりました。
ミルの部分を外せるように変わり、
1本使い終わったら、ミル部分だけ2本目に付け替えて使うことができます。
販売されている状態は、2本をまとめて本体部分がパッキングされていて、このパッキング部分にも商品説明が日本語で記載されています。
また、ミル付きのボトルはミル部分だけ透明プラ包装付きで衛生面は安心。
パッキングを取り外すと、2本はこんなボトル。
以前のボトルより背が低くなり、中の岩塩が減っても倒れにくい構造。
ボトルにもリフィルにも日本語の商品説明ラベルが裏面に貼ってあります。
ミル部分はねじると本体から外せます。
リフィルの黒いキャップもねじると外せて、銀色のシールで封がしてあります。
1本を使い切るまで、リフィルは開封せずに保管します。
1本使い終わったら、ミル部分だけ2本目(リフィル)に付け替えて使います。
本体もリフィルも同じ大きさ、同じ構造のプラボトルなので、ミル部分だけ付け替えれば同じように使えるのです。
ミルの構造と挽き具合
ミルは上部にフタがついています。ミルを挽く時にはフタを外して使います。
新しいピンクソルトのボトルに付いているミルは、旧ボトルの構造とは少し違うけれど、ツマミ部分を回せば、挽き方を細かくしたり粗くしたり調整することは可能です。
粗く挽いたり、細かく挽いたり、挽き具合は問題ありません。
購入時の動画(YouTube)
新しくなったピンクソルトを購入して使い始めた時にYouTubeに動画をUPしてあります。
ボトルの詳しい構造などは動画の方が見やすいと思います。ぜひご覧ください。
旧ボトルとの違いについて
上の画像は旧ボトルです。
よく見ると、1本の容量は旧ボトルも新ボトルも同じです。
大きな違いは、2本セットになったことと、ミル部分の構造。
旧ボトルのミルは、弾き具合調整用のつまみがとても回しやすかったです。
また、挽いた後にもミルの内側に塩が張り付くことはありませんでした。
新ボトルは、ミルの内側の構造が旧ボトルとかなり変わっています。
弾き具合は新旧ともに使ってみた感じではそれほど違いはありません。でも、新ボトルの調整つまみは旧ボトルより回しにくく、また調整位置が分かりづらい。
そして、新ボトルは使い始めでもミルの内側にパウダー状のピンクソルトがくっつく構造でした。
挽く時には全く問題ありませんが、最初に感じた違和感は1年後に大きな違いになることになります(←1年後の様子のところで詳しく書きました)
カルディのミル付きピンクソルトとの違い
以前のボトルはミルを外して詰め替えはできない構造(使い捨てタイプ)でした。
使い終わる度にミル付きプラボトルを何本も捨て続けるのは嫌だなと思って、旧ボトルを使い切った後は再購入はせず、カルディに売っているガラスボトル入りのミル付きピンクソルトを使っていました。
カルディのピンクソルトのボトルは、ミルが外せて本体ガラスボトルも洗える構造でした。
でもカルディのミルは、弾き具合を調整できません。かなり粗めの引き具合。
私は洗って別のピンクソルトを詰め替えて使っていましたが、ミルはプラスチックで欠けやすいため再利用にはあまり向いていません(ボトルのデザインはとても好みだったので残念)
一方、コストコの新ボトルは挽き具合を調整できるのが最大のメリット。
ということで、カルディのボトルはミルがかけてしまったためコストコの新ボトルを使い始めたのが2019年夏のことでした。
1年後の様子(1本目を使い切った時の状態)
新しいピンクソルトを使い始めてから1年後、、、
購入してから約1年後に1本目を使い終わり、2本目を使い始めました。
その時に、ちょっと気になった点がいくつか出てきました。
私が使って気になった点を3つご紹介します。
初めて購入される時には知っておいた方が良いと思ったことです。
注意点①ミルの中に劣化部分ができてしまった
2本目を使う時に、1本目に付いていたミル部分を外してリフィルに付け替えようとした時の様子です。
ミルの部分はねじるときれいに外せます。
外した状態はとてもきれいだったのですが、内側のミルの部分をよく見てみたら一部に劣化で変色した部分を発見しました。
茶色に変色した部分が見えます。
この部分はピンクソルトを砕く時に負担がかかる部分なのかもしれません。
通常通りに岩塩を挽くことはできたのでこのまま2本目に付け替えて使っていますが、たぶん2本目が使い終わる頃にはもっと劣化しているでしょう。
空容器に別の岩塩を移し替えて使おうかなと思っていたけれど、私が買ったミルは劣化のため再利用は無理そうです
※全てのボトルに同じ症状が出るわけではないと思いますが。
注意点②ミルの内側の部分に塩がくっついてしまう
外したミル部分、蓋をあけると塩が挽いて出てくる部分を見てみると、こんな状態。
これは1本目を使い始めてすぐ気になっていた点です。その後も挽いた塩の粉がミルの内側にどんどん貼り付いしまいました。
静電気のせいなのか、使った時に湿気がつくせいなのか、どちらが原因かは分かりません
乾いたキッチンペーパーで拭き取っても、また付いてしまいます。
面倒なので結局このまま使っていますがこれはとても気になった点でした。
旧ボトルはミル部分構造が違っていたので、こんなに塩が付くことがなかったです。
ただし、塩は付いても普通に使えるのでその点はご安心ください。
私の使い方が悪かったのでしょうか?
注意点③ボトル容器の内側が塩で削れて白っぽくなった
2本目を使い始めた時に1本目の空容器を洗ってみたら、購入当初の透明だったボトルが、乳白色に変わっていました。
これは岩塩が動くことで内側に細かいキズがたくさんついたことが原因。
画像では細かいキズが見えにくいと思うのですが、ミルを付け替えたばかりのリフィルボトルと見比べて頂くと分かりやすいと思います。
使っている時には、内側に細かい塩の粉がいつも付いていたので気づきませんでした。
でも、これって岩塩が内側のプラスチックボトルを削っているということだと思います。
つまり、プラスチックの細かい粉も塩と一緒に出ているってことですよね?
旧ボトルも多少は白っぽくはなったけれど、これほどではありませんでした。
例えば、現在我が家で使っているペッパーミルは何度も詰替をしていますが、ボトルの内側はきれいなままです。
たぶんピンクソルトのボトルの構造は1本を使い切る程度の耐久性しかないのだと思います。
購入当初は全部使い終わったら空ボトルを洗って別の岩塩を詰め替えて使えるかも、と思っていましたが、この「プラボトルは割れていなくても再利用はやめた方がいい」と感じました。
リピートする?しない?
ピンクソルトを購入してもうすぐ2年、、
2本目がもう少しで使いきるところです。残念ながら1本目を使い終えた時に先ほど書いたように気になる点が3つあったので、この商品はリピートはしない予定です。
また、同じシリーズのミル付きブラックペッパーも買おうかと思っていましたが同じ理由で買いませんでした。
現在使っている塩・コショウについて
現在ピンクソルトの代わりに使っているのはこの赤い陶器のシュガーポット。
ストウブのアウトレットで買ったスプーン付きの可愛いポットに別のソルトを入れて使っています。
ソルトは岩塩や海塩など少量パックのもの(すでに粗挽きになっている塩)を買っていろいろ試しているところです。
今はいろいろな美味しいお塩がスーパーでも買えるし、ソルトミルは塩分で劣化することもあるので、もうミル付きボトルにこだわらなくてもいいかなと思っています。
ブラックペッパーはKEYUKAで買ったセラミックのミルにブラックペッパー(ホール)を詰め替えて使っています。
このペッパーミルは何度も詰め替えていますが、透明な部分はずっと透明。コストコのミルのように内側が削れて曇ることは全くありません。
ミルの刃もセラミックで錆びないところも気に入っています。
現在は、塩は赤い陶器のシュガーボールに、コショウはKEYUCAのセラミックミルに落ち着いています。
KEYUCAにも同じシリーズのソルトミルも売っているけれど、今のところは美味しいお塩をいろいろ買って少しずつ試すのが楽しいのでしばらくはソルトミルなしで過ごそうと思っています。
購入2年後の動画(YouTube)
ピンクソルトを購入して約2年後に最後まで使って分かった事として今回の注意点をまとめてYouTubeに動画をUPしてあります。
動画の方が注意点いついても見やすいと思います。ぜひご覧ください。
まとめ
今回は2019年に新しいボトルになったコストコのミル付きピンクソルトの詳細と、1年後の様子、そして実際に2年間使っていて私が使って感じた注意点をご紹介しました。
買ってみないと分からないこと、じっくり使ってみないと分からないこともあります。
コストコの商品は大好きだけれど、全てが完璧な商品ばかりではないので、このピンクソルトのボトルも今後改良されるかもしれません。
中のピンクソルトはとても美味しいお塩なので、また改良される事があった時にはぜひ試してみたいと思っています。
※使用感には個人差があると思います。あくまで私個人の感想です
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