7月にdカードプリペイドに初めて入会してみました。
dカードプリペイドはチャージした分だけ利用できるプリペイド式カードです。
MastercardとiD加盟店で支払に利用でき、dポイント機能も付いているので決済でもカード掲示でもポイントが貯まる便利なカード。
クレジットカードのdカードより利便性は劣るけれど、ドコモユーザーならdポイント(通常ポイント)をチャージすることができる事が大きなメリットです。
今回はdカードプリペイドについて、申込から届くまでの日数、利用者登録、dポイントでチャージした時の流れをご紹介します。
dカードプリペイドはどんなカード?
dカードプリペイドは三井住友カードが発行しているチャージ式プリペイドカード。
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国際ブランドはMastercard。iD加盟店でも決済可能です。
■□基本情報□■
■申込条件 12歳以上の方(中学生以上)dアカウントをお持ちの方
■申込方法 ウェブサイト(PC/スマートフォン)
■利用できる加盟店 Mastercard/iD加盟店
■Apple Pay 対応
■dポイント プリペイドカードの決済でお買物200円(税込)ごとに1ポイント(※提示でのdポイントは加盟店ごとに異なる)
■チャージ方法 ドコモの電話料金合算、dポイント利用、ローソン店頭、セブン銀行のATMなど
■カード残高上限額 30万円
■注意点 電話料金(ドコモの携帯電話料金を含む)・飲料自動販売機・ガソリンスタンド等、一部利用できない店舗や商品・サービスがあり。
プリペイドカードなので一部利用できない決済サービスはありますが、最大30万円までチャージしておくことはできるので普通のクレカのように使うことができます。
12歳以上(中学生以上)でdアカウントをお持っている人はだれでも申込可能。
審査はなく、年会費や発行手数料も無料。
買物200円(税込)ごとに1ポイント、dポイントが貯まります。
また、dポイント機能も付いているのでお店で掲示してdポイントを貯めることもできます。
チャージ方法もいろいろあり、ドコモ回線を利用している場合はdポイント(通常ポイント)がチャージ可能です。
▼詳細は公式サイトでご確認ください
dカードプリペイドを作った理由
今回dカードプリペイドを作ったのには理由があります。
それは貯まっているdポイントの利用方法(利用先)を増やしておくためです。
ドコモ回線利用している場合、dポイントをdカードプリベイドにチャージして使うこともできます。
通常ポイントの有効期限は4年間ですが、もしdポイントをdカードプリペイドにチャージすればチャージ残高として実質的に有効期限を先延ばしすることが可能です。
我が家は長年ドコモユーザー、家族で3回線契約しています。
dカード GOLDとドコモ光も契約しているので毎月自動的にdポイントが1,000P以上(年間12,000P)が貯まっていて、来年以降4年間の有効期限を迎えるポイントが増えてくる予定。
でも現在dカードを今後も継続するかどうか見直し中なので、マスターカードとして使えるdカードプリペイドはどれくらい使い勝手が良いのかをを確認しておきたかったのです。
dカードプリペイドはマスターカードとしてコストコでも決済できます。
全ての決済がクレカと同じようにこの1枚で利用できるわけではないのですが、今持っているdカード GOLDもほぼコストコ・iDでしか使っていないので実験的にdカードプリペイドも使ってみようと思っています。
入会はキャンペーン利用時の申込が一番オトクだと思います
dカードプリペイドは年に何回か入会キャンペーンが実施されます。
私は前回3月のキャンペーンを逃してしまったので、今回のキャンペーン期間中に申込しました。
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キャンペーンは開催時期によって内容も少し違うようです。
今回は入会対象期間が6/1〜8/15、チャージ対象期間が6/1〜8/31になっていました。
セキュリティーは大丈夫?
dカード プリペイドは何度かセキュリティーの強化がされています。
セキュリティーに関する過去の変化は以下です。
■2018年11月22日
dアカウントの2段階認証
■2019年1月30日
「電話料金合算払い」でチャージを行う際、スマートフォン・タブレット端末でのドコモネットワーク(spモード)による接続が必須
■2019年4月4日
「dカード」でチャージを行う際に、ログインしているdアカウントに紐づいている電話番号のSIMカードが挿入されたスマートフォン・タブレット端末でのドコモネットワーク(spモード)による接続
■2021年3月31日
「dポイント」でチャージを行う際に、ログインしているdアカウントに紐づいている電話番号のSIMカードが挿入されたスマートフォン・タブレット端末でのドコモネットワーク(spモード)による接続が必須
ということで、現在dカードでのチャージ・dポイント・電話料金合算払い、でのチャージはドコモ回線(spモード)での接続が必須になっています。
Wi-Fi接続では認証できないので、操作を行う時にはWi-Fiの設定をOFFにしてドコモ回線でアクセスする必要があります。
またパソコンからのチャージや、iモードによる接続でのチャージができない点もご確認ください。
ドコモ回線(spモード)が使えるユーザーさんには特に問題のない変更点だと思います。でもネット上にはまだまだ古い情報も溢れていますので、この点はご注意ください。
申込してから届くまでの日数
WEB申込してから届くまでの日数は下記でした。
■申込日 2021年7月21日
■到着日 2021年7月30日
申込の9日後に簡易書留で届きました。
dカードプリペイドの有効期限
簡易書留で届いた封筒の中には、dカードプリペイドとご利用ガイドが入っていました。
■有効期限 2026年7月末日
dカードプリペイドの有効期限は5年間です。
有効期限が近くなった時に登録住所宛に新しいカードが送られてくるそうです。
有効期限到来前の約1年間に利用またはチャージがない場合は更新されないことがあるそう。カードが更新されない場合は、カード残高は有効期限を過ぎると失効になるそうでなので注意が必要ですね。
dカードゴールド デザインと質感
実は今までdカードプリペイドの実物を見たことがなかったので、届いたカードが初めて見るdカードプリペイドでした。
ポイントカードのような薄いカードなのかな?と思っていたら意外と普通のクレカと同じ感じの厚みと質感です。
ICチップは付いていません。
表面には、クレカ番号・有効期限・dポイントカード番号が記載されています。
▼裏面はこんな感じ
裏面には、署名欄・セキュリティーコード・iDカード番号・dポイントカード番号・dポイントセキュリティーコードとdポイントカードのバーコードが記載されています。
裏面の方が情報が盛りだくさん。
そして、裏面だけ見たら普通のクレジットカードみたいです。
dカード GOLDとdカードプリペイドを並べて比較してみると、
マスターカードのロゴが違いますね。プリペイドの方が古いデザインのマスターカードロゴです。
dカードは表面がラメっぽくて綺麗ですが、プリペイドは表面は光沢があるけれどエンボス加工もないため全体的に少し安っぽい感じの印象。
でも、カードの厚みは薄くないので触ると普通のクレカと同じような手触りです。
鮮やかな黄色だから、お財布の中で迷子になることはなさそうです。
dカードプリペイドはiPhoneのWalletにも追加できるので、Apple PayでマスターカードとiDでの決済もできます。
ご利用ガイドの中身
同封されていた「ご利用ガイド」の中身も掲載しておきます。
ガイドは三つ折り。開いた内側の内容↓
外側の内容↓
届いたら最初にすることは2つ!
dカードプリペイドが届いたら最初にすることは2つです。
- カード裏面に自署サインを記入
- dポイントカード番号を「利用登録」
dカードプリペイドにはdポイントカード番号が記載されています。
最初に「利用登録」をすると、自分のdアカウントに紐付けでき、dポイント加盟店でポイントが使えるようになります。
利用登録の方法は、利用ガイドにも記載されています。
利用登録の流れ
利用登録した時のスマホ画面で登録までの流れをご紹介します。
私は既にdカードとdポイントカードで利用者情報登録されているので、dプリペは追加という形で登録しました。
dプリペが貼り付けて同封されていた用紙の一番下に記載されていたQRコードから手続きしました。
まず、QRコードから登録サイトにアクセス
利用登録にWi-Fiは使えないので、最初にスマホなどをドコモ回線に切り替えておきます。
アクセスすると私の場合は既に登録してあるdポイントカードとdカードの情報が表示されました。
dカードプリペイドのdポイント番号は新しく追加するので「登録する」を選択。
登録したいdカードプリペイドの裏面に記載されているdポイントカード番号とセキュリティーコードを入力。
入力すると確認画面になります。
間違いなければ、登録へ進めば手続き完了。
新しくdカードプリペイドのdポイントカードが自分のdアカウントに登録できました。
これで紐付けができたので、dプリペで貯まるdポイントは自分のdポイントに自動的合算されます。
また、貯まったポイントもdプリペからも使えるようになるのでとっても便利。
念の為、一応自分のdポイントカード登録情報を確認してみたら、
dカードプリペイドのdポイントカード番号がしっかり登録されていました。
これで「利用登録」は全て完了です。
※補足※ 全てのスマホ画面スクショは掲載していませんが、順番通りに進めば問題なく登録できると思います。
dカードプリペイドの残高確認方法
dカードプリペイドには専用アプリなどがないため、残高は専用サイトからログインして確認します。
▶公式サイトはこちら
チャージする前に初めて残高確認した時のスマホ画面で流れをご紹介します。
最初に、dカードプリペイドの公式サイトからログインします。
残高確認の時はWi-Fi接続で大丈夫。
dアカウントにログインします(2段階認証あり)
追加認証で生年月日を入力
すぐ残高が表示されました。
この時はまだチャージしていないのでゼロ円です。
dカードプリペイドの残高確認はWi-Fiで繋がるので接続は簡単です。
でもdアカウントへのログインが必要なのでアプリとは違って少し面倒な気もします。
アプリがあればいいのにな、と思いました。
dポイントでチャージする方法(ドコモ回線限定)
初めてのチャージはdポイントをチャージしてみました。
dポイントがチャージできるのはドコモ回線のみです。
また通常ポイントだけがチャージできます。期間・用途限定ポイントはチャージできませんのでご注意くだささい。
チャージは公式サイトにログインして手続きします。
▶公式サイトはこちら
残高確認の時と同じように公式サイトからログインします。
Wi-Fi接続でもログインできますが、dポイントをチャージする時にはドコモ回線での接続に切り替える必要があります。
ログイン方法は残高確認の時と同じなので省略。
ログイン後に右上にある三本線(dポイント表示の右)を押すとメニューバーが表示されます。
「チャージ」を選択。
支払方法選択・チャージ金額の入力画面が表示されます。
チャージする金額と支払方法をdポイントで選択します。
チャージ金額は500円〜50,000円の範囲内でした。
今回はdポイントを1000ポイントチャージします。
確定を押すと確認画面が出ます。
このページまではWi-Fiでも進めますが、最終の確定を押す時にドコモ回線で接続していない場合は、注意画面が表示されますのでご注意ください。
この時は最初からドコモ回線で接続していたのでスムーズに次の画面が表示されました。
spモードパスワードを入力して、「承諾して購入する」を押すと決済完了。
決済番号が表示されて、1000ポイントが減った通常dポイント残高が表示されました。
チャージはすぐ反映!メールも届くので安心
dポイントでチャージした残高は即座に反映されていました。
とても速くてびっくり。
残高はトップページにも表示されますが、メインメニューからも照会できます。
チャージされたカード残高が、すぐ反映されて1000円になっていました。
チャージするとこんなにすぐ反映されるのを知らなかったので、驚きました。
iDキャッシュバックは期間用途限定ポイントでよく利用しているのですが、反映がとても遅いのが難点。でもdプリペのチャージは本当に速くて、これは便利だと思いました。
そして、チャージが完了するとすぐメールも届きました。
dポイントでチャージした金額も記載されています。
dプリペにはアプリがないので、このメールサービスは良い点だと思いました。
dポイントカードよりdプリペイドの方が便利かも?
dプリペイドカードにはdポイントカード機能もあります。
利用登録をしておけば、自分のdポイントが合算できるのでdポイントカードでポイントを貯めても、dプリペイドカードでポイントを貯めても同じこと。
dポイントカードにはdポイントを使う機能はあるけれど、dポイントが使える加盟店でしか利用できません。
でもdカードプリペイドは、チャージさえしておけばマスターカード・iDとして決済できて、さらにdポイントカード機能もあります。
dプリペに残高が入っていない状態では、dポイントカードと同じ使い方ができます。
つまりdカードプリペイドには3つの機能が備わっています。
dカードも3つの機能があるけれど、クレカを持ち歩きたくない人にはdカードプリペもいいのかなと思いました。
dポイント番号はアプリでも表示できるけれど、スマホを出すのはちょっと面倒。
小額の決済なら、dプリペにチャージして決済し、ポイントもdプリペで貯めるのも良いかも。
あれ?ポイント還元率にこだわらないなら、dカード GOLDなくても平気かも??
実はまだ、dカードプリペイドを一度も使っていないのです。
9月にコストコの更新があるので、今年はコストコ年会費をdポイントチャージしたこのdカードプリペで支払いしてみたいと思ってチャージ残高はまだ手を付けずにそのまま残してあります。
▼追記:dプリペでコストコ年会費の支払をしてみました!
コストコへ行く前にもう少しdポイントからチャージする予定です。
まとめ
dカードプリペイドを初めて申込して、dポイントでチャージした時の様子までをご紹介しました。
専用アプリがないためチャージや残高照会が面倒だと思って今まで申込したことがなかったけれど、実際にdポイントをチャージしてみたらそれほど面倒ではありませんでした。
ドコモ回線を持っている人にしかできないdポイントチャージ、なかなか良いかもしれません。
9月にコストコで使ってみる予定です。
また入会キャンペーンでdポイントチャージでも反映されているかどうかは2ヶ月後ぐらいに分かるのでその時に記事に書きますね。
▼追記:入会キャンペーンが残高に加算されました!
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