コストコで「ラグジュアリーバタースワール」を買いました。
このパンは渦巻き状の丸い形の甘いデニッシュに3種類の味のフィリングが入っています(各3個ずつ、合計9個入り)
アップル・シナモン・レーズンの3種類はそれぞれ甘味が程よくて、とっても美味しいパンでした。
今回は、ラグジュアリーバタースワールの美味しい食べ方・冷凍方法(解凍方法)などをご紹介します。
ラグジュアリーバタースワール 価格・容量
■ラグジュアリーバタースワール 9個入り
■購入時価格 1698円(税込)※2022年12月
ラグジュアリーバタースワールは渦巻き状のデニッシュパン。
「スワール (swirl)」は「渦巻き」という意味。
クロワッサン生地に3種類のフィリング(アップル・シナモン・レーズン)が入っていて、それぞれ甘味の違う美味しさ。
甘すぎない味で3種類はどれもとっても美味しい。
ラグジュアリーミニクロワッサンの生地に甘めのフィリングが入っている、と想像して頂けると味わいが分かっていただけるかなと思います。
デニッシュ部分はバターの香りでリッチな風味。
(左)アップル (中央)シナモン (右)レーズン
見た目は甘そうに見えるかもしれません。でも、実際に食べてみると甘みは強くありません。
中のフィリングが程よい甘さになっていて、クロワッサン生地と渦巻き状になって味がまとまっています。
3種類のフィリングはそれぞれ、
「アップル」→フランス産の煮りんご(トッピングにシュガーグレーズ)
「シナモン」→シナモン風味のカスタードクリーム(トッピングなし)
「レーズン」→ドライレーズン(トッピングにスライスアーモンド)
デニッシュ生地は甘くないから、フィリングの甘さが生かされています。
シナモンの風味は弱いので(アップルにもシナモンは入っていない)、とても親しみやすい香りと味わいです。
1個の重さはどのくらい?
パン1個の重さを計ってみました。
アップルは、1個がだいたい100g強。
3種類の中で、アップルの見た目は一番高さとボリュームがあります。
シナモンは、約95gぐらい。
3種類の中では、シナモンが一番小さいサイズ。
レーズンも、1個が100g強。
中にレーズンがたっぷり入っていて、しっかりした重みがあります。
3種類のフィリング 味の違い・断面の様子
3種類の渦巻き状のスワール、それぞれ半分にカットして断面の様子も見てみましょう。
アップルは、フランス産の煮りんごのフィリングが入っています。
この煮りんごはとても香りが良く、甘くてとっても美味しい。
一番上にトッピングのシュガーグレーズはかかっているけれど、想像より甘すぎません。
そのまま食べると柔らかい食感。軽く焼いてから食べると、煮りんごの甘味が引き立ち、デニッシュ生地のバターの風味が一体化して絶妙な美味しさに変化します。
シナモンには、シナモン風味のカスタードが入っています。
3種類の中では生地が一番しっとり。
シナモン風味は弱めで、カスタード部分が濃厚。甘さ控えめ。
シナモンは、そのままでも温めて食べてもどちらもカスタードの風味が生きて深い味わい。
レーズンは中までドライレーズンがたっぷり入っています。
商品のラベルにはレーズンの種類は記載されていなけれど、カルフォルニアレーズン(濃い色)とサルタナレーズン(薄い色)の2種類が使用されていると思われます。
レーズンはしっとり柔らかでジューシー。
トッピングのスライスアーモンドが食感のアクセントになっていて、これもとっても美味しい味でした。
そのまま食べるとしっとり食感。焼いてから食べると、表面のデニッシュ生地がサクサクに変わり柔らかいレーズンとの差がすごく合いました。
おすすめの焼き方・温め方
ラグジュアリーバタースワールは、コストコのクロワッサン生地がベースで作られています。
そのため、コストコのクロワッサンの食感を想像していただくと柔らかさがわかりやすいかなと思います。
このパンは、常温で食べると柔らかいデニッシュパン。
軽く焼いてから食べると、デニッシュ生地部分がサクサク食感に変化してバターの香りが広がります。
おすすめの焼き方・温め方は(冷凍しない場合)
- 電子レンジの場合、10-15秒ぐらい温めて食べる(全体が軽く温まる程度に。加熱しすぎ注意)
- オーブンやトースターの場合、表面が軽く焼き色つく程度(焼き過ぎ注意)
電子レンジもオーブンも、加熱しすぎにはご注意ください。
そして、ラグジュアリーバタースワールはとてもカットしやすいパンです。
丸いままでも、半分や1/4にカットしても、お好きなサイズで食べてみてください。
ただし、カロリーはちょっと高めです。
2つの冷凍方法
ラグジュアリーバタースワールは、冷凍保存できます。
冷凍する時は、1個のままでも、カットしてからでもお好みのサイズで。
ラップなどを使って冷凍する方法と、ラップやフリーザー用バッグを使わない冷凍方法の2種類を書いておきます。
冷凍方法①ラップやフリーザーバッグを使う場合
ラグジュアリーバタースワールは表面にシュガーグレーズやスライスアーモンドなどがトッピングされていて少しベタついています。
そのため、ラップなどを使って冷凍する場合は1個ずつ(またはカットしてから)表面を包んから冷凍。
フリーザー用バッグだけで冷凍したい場合は、パンが重ならないように平な状態に並べてから冷凍。
冷凍方法②ラップやフリーザーバッグを使わない方法
今回もラップなどは使わない方法で冷凍しました。その方法をご紹介します。
まずは、半分にカットしたものを冷凍した時の様子です。
ジップロックコンテナの正方形(700ml)ならそのまま1個入ります。
半分にカットした場合は、この容器に1個半分が入ります(1/2が3個入る)
1/2を3個並べても少し余裕があります。
高さもぴったり。
蓋をすれば、このまま冷凍できます。
この状態で冷凍すると、くっつかずに冷凍できます。取り出す時も1個ずつ取り出せます。
次に、2段重ねで冷凍した時の様子です。
準備するのは、冷凍保存容器とオーブンシート(オーブンシートは2段重ねで冷凍する時だけ使用)
この容器はジップロックコンテナの正方形(1100ml)
この容器にスワールが2個、ちょうど2段に入ります。
深さがある冷凍保存容器の場合は、
まず1段目にパンを置いて、オーブンシートを少しカットしてから1段目のパンの上に敷いて、その上に2段目のパンを乗せます。
2段目はオーブンシートの端で表面を包むようにすれば、トッピングがあっても綺麗な表面のまま冷凍できます。
2段重ねでパンが2個ぴったり入りました。
あとは蓋をして冷凍庫へ入れるだけ。
冷凍の作業はたったこれだけ。
こうやって冷凍すれば、ラップやフリーザー用バッグなどのゴミがでません。
ラップやフリーザー用バッグも買うとそれなりの値段がしますので、何度も洗って使える冷凍保存容器を使えば無駄がありません。
この記事ではジップロックコンテナを使っていますが、ガラスの保存容器やクッキーの空き缶などでも同じように冷凍できますので、ご自宅にある容器を使ってトライしてみてください。
冷凍後の美味しい焼き方
冷凍したスワールは、カチカチの状態に凍っているので食べる時には、焼いたり温めたりして食べるのがおすすめ。
2段重ねで冷凍しても、オーブンシートを挟んでおけば1個ずつくっつかずに取り出せます。
半分ずつ切って冷凍したスワールも、バラバラに凍っているから1つずつ取り出して食べられます。
冷凍庫から直接出してすぐ食べる時には、オーブンや電子レンジで温めます。
電子レンジの場合は、全体がふんわり温まる程度に。加熱しすぎるとベタッとした生地になるのでご注意を。
オーブンの場合、200度で5〜7分焼いてからお皿に出して少し冷ますとデニッシュ生地がサクサク食感になります。
冷蔵庫で自然解凍してから、トースターで焼くのもおすすめ。
電子レンジを使うと、デニッシュ生地はサクサクにはなりません。
トースターやオーブンなどで焼いてから少し冷めるとこのデニッシュ生地がサクサクになってバターの香りが復活します。
時間がない時は、電子レンジだけでもOK。
とにかく加熱しすぎないこと、それだけポイントを押さえれば冷凍しても美味しく食べられます。
冷凍後にオーブンで焼いた時の様子
今回は冷凍したスワールを、凍ったまま予熱したオーブン200度で7分ほど焼いて食べた時の様子です。
我が家のオーブンの場合、200度で焼くと焦げずに美味しく焼けました。
レーズンは1個そのまま冷凍したものです。
焼いてから少し冷めると、表面のデニッシュ生地がサクサク食感に変わります。
中のレーズンがジューシーに温まって、とっても美味しい。
冷凍してもトッピングのスライスアーモンドは剥がれません。
焼いて食べるとレーズンの風味もしっかり出て、中はジューシー。
半分にカットしてから冷凍したスワールも、1個のまま冷凍したものと同じように程よく焼けました。
焼いてサクサクになったデニッシュと、甘い煮りんごの柔らかさのバランスがとても良くなります。
そして、この煮りんごは焼くと甘みだけでなく香りが引き立ちます。
電子レンジで温めた時には煮りんごの風味は弱かったので、焼いて初めて分かったことです。
カスタードは、見た目は地味だけれど冷凍後に焼いて食べるとシナモン風味のカスタードが濃厚な味わいになりました。
シナモン風味のカスタードが中の生地をしっとりキープしてくれます。
香りはシナモンというより、アーモンドペーストのような味わい。
半分で冷凍したレーズンも焼くとレーズンのジューシーさが復活します。
焼くとバターの香りとレーズンの甘い香りが引き立ちました。
おやつでも朝食でも美味しく食べられる♪
ラグジュアリーバタースワールは常温のままでも、電子レンジで温めても、オーブンで焼いてもそれぞれ味わいの違う食感と味が楽しめました。
甘くてデニッシュ生地が美味しいから、カットしておやつにもぴったり。
このパンは見た目より甘すぎないので、朝食に食べるのも合いました。
大きすぎず、小さすぎず、よく考えられたサイズ感も美味しさのポイントかもしれません。
おやつの時には、カットして小皿に盛り付けると程よい量だと思います。
この写真の時は、マリメッコのいろいろな小皿に盛り付けて家族でおやつに食べました。
一緒に飲んだのは、コストコで買った紅茶です。
この紅茶はミルクティーがとても美味しく作れます。甘いスワールとの相性も良かったですよ。
※紅茶缶は現在缶のデザインが少し変わっていますが中身は同じだと思います。
まとめ
コストコで12月に購入した渦巻き状の丸いデニッシュパン「 ラグジュアリーバタースワール」の冷凍方法・美味しい食べ方・焼き方などをご紹介しました。
電子レンジで少し温めて食べるとふんわり食感、オーブンなどで焼いて食べるとデニッシュ生地がサクサク食感に変わり、中のフィリングの美味しさがより濃厚に味わえます。
コストコのラグジュアリーミニクロワッサンが好きな人なら、きっと気に入るパンだと思います。
常時販売されているかは分からないので、見かけた時には試してみてくださいね。
▼関連記事