コストコのマスカルポーネロール、我が家では2018年から買い始めてそれ以来何度もリピ買いしている大好きなパンです。
以前はディナーロールを購入していましたが、マスカルポーネロールを食べてからはすっかりこのパンのファンに。
見た目はディナーロールに似ているけれど、柔らかさ・甘さ・口当たりが全然違います。
私の失敗した冷凍方法もご紹介しながら、マスカルポーネロールの冷凍方法・解凍方法・焼き方(食べ方)について記録しておきます。
マスカルポーネロール 価格・容量
■コストコ マスカルポーネロール
■内容量 約1400g(36個入り)
■購入時価格 698円(税込)※2019年4月
コストコのマスカルポーネロールは丸い形のテーブルロール。
大きな袋に入っている姿はディナーロールに似ています。
ディナーロールと大きく違う点は、味と柔らかさ。
マスカルポーネロールにはマスカルポーネチーズとブルターニュ産の発酵バター入りマーガリンが使われていて、甘い香りがするしっとり柔らかなパン。
名前は「マスカルポーネロール」ですが、実際に食べてみるとチーズのような味はしないです。どちらかというとスイーツ系のパン。
パスコの「塩バターパン」をもう少し香り豊かでしっとりしたような感じ。折り畳んであるようなパン生地と食感は似ていると思います。
このパンの良い点は味と風味。
でも、良くない点は形に差があることと、購入した日によって柔らかさの具合も違う事。
柔らかく焼き上がった日に買った時には、帰宅してみたら他の荷物におされて潰れてしまっていたこともあり(涙)
1個の大きさも、かなり違いあり。
この時に計測した重さは、34~41gとバラバラ。
なるべく潰れていないものを選んで撮影した写真のためふっくらパンに見えますが、ほとんどがけっこうつぶれている感じのパンです。
だだし、味はとても美味しい!
折りたたんだような生地に層が出来ていて、甘みと少し塩気もあります。
自宅でパンを焼いてもこういう感じの生地と香りは、なかなか焼けないものです。
そのままでも柔らかく香りがしっかり、冷凍しても風味は殆ど変わらず焼くと美味しさが復活します。
見た目は良くないけれど、このパンを気に入っているのはそういう理由なのです。
失敗した冷凍方法
しかし、冷凍方法は多少手こずらされました。
ディナーロールの形に似ているけれど、同じように冷凍すると失敗します。
失敗というより冷凍後、食べる時に面倒になってしまったのです。
朝食準備で忙しい朝は特にそう感じました。
ビニール袋にまとめて冷凍⇒くっついてしまう
この写真はマスカルポーネロールを最初に購入した時の冷凍保存の様子。
ディナーロールに似ているため、いつもと同じようにビニール袋に10個前後入れて冷凍しました。
柔らかいパンだったのでくっつく心配があり、一応防止用にパンの底を合せた形にセットして冷凍しました。
しかし、冷凍後は思いっきりくっついてしまい忙しい朝に1個ずつ取り出すのが大変でした。
それから、このパンは形が潰れているものが多いため、わざわざ1個づつスライスして冷凍する必要はないと思います(このまま何も付けずに食べて美味しいパンです)
※店舗や焼き時間によっても購入時の柔らかさに違いがあります。全ての状態で当てはまる訳ではありません。
2つの冷凍方法
ということで、成功だった冷凍方法をご紹介します。
一つはラップを使う方法。
もう一つはラップなどを使わない冷凍方法です。
冷凍方法①ラップなどを使う方法
2回目にマスカルポーネロールを購入した時の写真です。
1回目の失敗を忘れずに、1個ずつラップしてから大きめのビニール保存袋に入れてから冷凍しました。
これなら絶対にくっつかず、1個ずつ取り出せるはず。
結果⇒はい、確かに1個ずつ簡単に取り出すことができました。
お一人暮らしや少食のご家庭の場合なら、この方法は合うかもしれません。
この方法は食べる時に1個ずつラップを剥がす必要があります。
家族で食べる時にはラップゴミがいっぱい出てしまうのが難点です(涙)
たった1回、パンを包んで冷凍するためだけにこんなにラップを無駄にする必要はないはず、と痛感させられました。
冷凍方法②ラップを使わない冷凍方法
マスカルポーネロール、美味しいパンだからこそ、心地良く食べたいのです。
失敗をもとに、現在はラップを使わない冷凍方法にしています。
その方法をご紹介します。
※ラップ無し冷凍保存に使っている容器についてはこれがベストではありませんので、冷凍方法だけ見てください。
最初に1個づつ個別冷凍(くっつき防止)
マスカルポーネロールは柔らかいために、くっつきやすいパンです。
そのため、まず冷凍庫上段にオーブンシートを敷いてパンを並べて個別冷凍しました。
※オーブンシートは汚れないので、オーブン料理にも再利用出来ます
凍ったら大きめの保存容器に入れて冷凍保存
個別冷凍したマスカルポーネロールは、カチカチに凍ります。
凍った状態のまま、ビニール袋にいれる方法もありですが、そうするとビニール袋内側が水滴やパン屑で汚れるため袋の再利用はし難いです(←ゴミ袋になるだけ)
そのため、せっかくラップ無し冷凍ならビニール袋不使用のゴミが出ない冷凍保存方法がおすすめです。
現在、我が家では個別冷凍後に大きめの蓋付き保存容器に入れ直してから冷凍で保存しています。
カチカチに個別冷凍してあるので、容器に入れるときには重ねても大丈夫。
マスカルポーネロールはディナーロールのように膨らみのあるパンではないため、けっこう重ねて並べやすいです。
大きなジップロックコンテナ長方形(容量約2100ml)の場合、横並びにして8個入りました。
入れるときのコツは、大きさがかなり違うパンのため「大小をパズルのように組合わせて」いく感じ。
最初はどんどん入れていって、最後で小さめのロールで調整すれば簡単です。
蓋は多少浮き加減にはなりますが、既に個別冷凍されているし、1個か2個食べれば蓋は密閉できます。
ピチッと並べて入れておけばズレないため、パンの形が冷凍で崩れることは無かったです。
食べる時は1個づつ取り出しやすい
この個別冷凍後に大きな保存容器に入れ直して保存する方の最大のメリットは1個づつ取り出しやすいこと!
食べたい個数をパッと取り出せます。ラップのゴミもません。ストレスフリ-!
ジップロックスクリューの丸大サイズ(約900ml)でも5~6個入りました。
冷凍後に蓋が開けやすい容器なら、さらにストレスなくパンを取り出せます。
普段から料理の下ごしらえや野菜の保存にも使っている「グルラボ」の大サイズにも6~8個が入りました。
このグルラボは蓋も開けやすく、洗うのも楽。重ねて収納もでき、容器が丈夫な点ではジップロックコンテナを遥かにしのぐ優秀さ(←ただし、1個の値段は高めです)
▼グルラボの過去記事
マスカルポーネロールの冷凍に向いている保存容器とは?
コストコの食品保存に使い捨てになるラップやフリーザーバッグを使っている人は多いですよね。
でもビニールゴミがその都度たくさん出ませんか?
使い捨ての良さは便利さだと思うけれど、たった1回しか使わない食品保存のためにゴミが増えることについて一緒に見直してみませんか?
マスカルポーネロールは1単位の量が多いですが、お肉類などとは違い容器は普段利用している蓋付き冷凍保存用なら丸でも四角でもどんな形の容器でも使えます。
食べて減っていけば、容器も別の用途に使えますし、重ねて保存できるタイプなら場所も取りません。
この記事では手持ちのジップロックコンテナを使用しています。
蓋付きの大きな空き缶でも大丈夫でしょうし、冷凍可能な蓋付きガラス容器でも問題ないです。
毎日コストコのパンを買うわけではないので、我が家のように2ヶ月に1回程度の購入頻度なら新しい容器は買わずに家にある冷凍保存可能の容器を工夫して使えば余計なお金も使いません。
ちょっとだけ工夫して、無駄なラップゴミが出ない保存方法も試してみると、案外できるものですね。
美味しい焼き方(解凍方法)
マスカルポーネロールは、自然解凍でもレンジでチンしても解凍できます。
フライパンを弱火で温めて、凍ったまま乗せておくとゆっくり解凍して底をカリッとトーストしても美味しいです。
私はいつも通り、オーブン200度5分+そのまま放置2~3分
せっかくラップ無しで冷凍しているので、T-falのフライパンに凍ったまま乗せてこのままオーブンに入れて焼いています。
こうすればオーブンシートも不要です♪
マスカルポーネロールは、解凍方法(焼き方)はあまり気にせずお好きな方法で食べられる美味しいパンです。
常温でも、レンジでチンしても、フライパンでも、オーブンでもお好みの焼き方でどうぞ。
※トースターを利用する場合は、上部焦げに注意
2019年4月追記 YouTubeに動画UPしました
2019年4月、YouTubeにマスカルポーネロール「ラップ無し冷凍保存方法」を投稿しました。
▼こちらからご覧頂けます
まとめ
今回はマスカルポーネロールのラップ無し冷凍保存方法について、私の冷凍失敗談も合わせてご紹介してみました。
コストコのパンは、手作りパンとは違う美味しさがあり会員になってから15年以上いろいろ買っています。
長く会員をしていると、最近のコストコ商品の包装状態が昔より過剰包装ぎみに感じることも増えました。
コストコのパンが大好きだからこそ、ホームフリージングでのゴミを増やさない工夫も今後大切かなと思います。
冷凍保存方法については、今後も改善点などを記録していきます。また読んで頂けると嬉しいです。
※この記事は現時点の私なりの試行錯誤中の内容です。