コストコの「パン オ ショコラ AOP」 はチョコレート入りのミニクロワッサン。
フランス産の上質なAOPバターを使ったクロワッサン生地で2本のバトンショコラを包んで焼いてある香りと味の豊かなパンです。
コストコのパン・オ・ショコラは人気商品ですが、商品名が変わるたびに味もどんどん進化しています。
「パン・オ・ショコラ・AOP」に変わってから購入した時に記事を書いていなかったので、味の違いや冷凍方法・サクサクに焼いて食べるポイントを記録しておきます。
※商品価格は購入時のものですが、冷凍方法や食べ方は以前のパンオショコラと同じです。
パン・オ・ショコラ・AOP 価格・容量
■パン オ ショコラ AOP (24個)
■購入時価格 848円(税込)※ストアークーポン150円割引後
※価格は2022年5月購入時のものです
コストコに売っている「パン オ ショコラ AOP」はチョコレート入りのミニクロワッサン。
1箱に24個入り。1個は小ぶりで食べやすいサイズだからとっても食べやすい大きさ。
クロワッサン生地は甘くないので、朝食やおやつにもぴったり。
「パン オ ショコラ AOP」にはフランス産のAOPバターが使われています。AOPバターはフランスの厳しい基準をクリアした上質なバターです。
このAOPバターが配合されたことで名前も「パン オ ショコラ AOP」に変わりました。
バターの風味が以前よりグンとUPしていて、とっても風味豊かになっています。
開封時の様子
「パン オ ショコラ AOP」は透明のプラスチック容器にきれいに並んだ状態で入っています。
透明の容器は蓋と底が取り外せます。
蓋を開けると可愛らしい24個のパンオショコラが少しずつ重なった状態で並んでいます。
2本の棒状のチョコをクロワッサン生地で包んでカットしてあるので、チョコの部分が2箇所になっています。
蓋を開けるだけで、バターの豊かな風味が広がります。
このパンは、販売されている状態だとソフトな食感のデニッシュパン。
トースターなどで少し焼いて冷ますと、サクサクの食感に変化します。
クロワッサン生地は甘くありません。チョコの分量もそれほど多くないので甘すぎないからとっても食べやすい味です。
パンの形と断面
「パン オ ショコラ AOP」の1個をじっくり見てみましょう。
横の部分はクロワッサン生地のきれいな層になっています。
表面は少し照りがあって、香ばしく焼けた色がとっても美味しそう。
画像だと固そうに見えるかもしれませんが、常温ではソフトな食感です。そのまま食べるとクロワッサンというよりデニッシュパン。
半分に切った時の断面はこんな感じ↓
クロワッサンの層の中にチョコの部分が包まれているのがよく分かります。
このパンは2本の棒状のチョコ(バトンショコラ)をクロワッサン生地で包んで切って成形して焼いてあるので、半分に切ると断面にチョコが2箇所になります。
中のチョコは、暑い季節は常温だと少し柔らかくなっています。
手で直接持つとチョコがベタッとついてしまうことがあるのでご注意ください。
美味しい食べ方・サクサクになる焼き方
「パン オ ショコラ AOP」は買った時のまま常温で食べると、ソフトなデニッシュパンと同じような食感です。
柔らかめの食感がお好きな場合は常温のままでどうぞ。
そして、このパンは焼いてから少し冷ますと「サクサク」とした食感の美味しいクロワッサン生地に変化します。
サクサク食感で食べるのが私は大好きです。サクサクっとしたクロワッサン生地がお好きな場合はぜひ焼いてから食べてみてください。
サクサクになる焼き方のポイントは2つ、
- 焦げない程度に焼く(オーブントースターでもOK)
- 焼いた後に少し冷ます
焼いてから「少し冷ます」のが一番のポイントです。
焼いた直後、クロワッサン生地は少しフニャッと柔らかくなりますが冷めるとクロワッサンの層がパリッとしてサクサク食感になります。
チョコは入っているけれどパンの生地は甘くないから、おやつにも朝食に食べても美味しいです。
たくさん入っているので数日以内に食べきれない分は最初に冷凍するのをおすすめします。冷凍方法や冷凍後の焼き方についてはこの記事の後半に書いてあります。
パン オ ショコラ 今までの変遷
コストコのパンオショコラはロングセラーの人気商品。
でも、実は今まで商品名やパッケージ容器は少しずつ変化しています。
具体的には
「ミニパンオショコラ」→「パンオショコラサヴール」→「「パン オ ショコラ AOP」
過去に購入した時の画像と一緒に、その変遷と味の変化などを見てみましょう。
※正確に切り替わった月に購入している訳ではないため変化した時期は概算です
■〜2017年「ミニパンオショコラ」
コストコのパンオショコラは10年以上前からずっと人気の商品です。
2017年頃までは「ミニ パン オ ショコラ」という名前で販売されていました。
現在と一番違うのは、パッケージの容器がサイコロのように少し高さがある四角い形だったこと。
この当時は1段に9個ぐらいずつ並んで重なって入っていました。
1箱に24個入りなのは現在と同じですが、1個のパンの大きさは今より大きめです。
そして、2018年頃に商品名が「パンオショコラサヴール」という名前に変わります↓
■2018〜2020年頃「パン オ ショコラ サヴール」
「パン オ ショコラ サヴール」に変わった時に、一番変わったのはパッケージの容器です。
トレイが黒色に代わり、容器も現在と同じ平たい四角い形に変わりました。
そして「パン オ ショコラ サヴール」はバターの配合が増えてクロワッサン生地の層がより美味しく変わりました。
その当時、比較した画像がこちらです↓
(左)ミニ パン オ ショコラ (左)パン オ ショコラ サヴール
比較画像を見ると、よりクロワッサン生地の層がきれいになっているのが分かると思います。
これは見た目だけでなく、焼いた時のサクサク食感も増しました。
黒いトレイはその後、透明のトレイに代わり、容器の大きさも小さくなりました(パン1個もどんどん小さくなっています)
そして、さらにパンオショコラは進化して、2021年ごろから現在の「パン オ ショコラ AOP」に変わります↓
■〜現在「パン オ ショコラ AOP」
新しくAOPバターが配合されるようになってから商品名も代わり、透明の容器も以前より一回り小さなサイズに変わりました。
24個入りは変わっていないけれど、パン1個の大きさはさらに小さくなっています。
商品名が変わるたびに、風味は良くなっているけれど内容量も確実に減っているのはちょっと残念な点です。
それが良く分かるのは、以前の商品ラベルには内容量がgで印字されていたけれど現在のラベルに内容量のg表示はありません。
24個入りだからずっと同じだと思っているとかなり容量は減っていますのでその点はご注意ください。
AOPになって味は本当に変わった?
パンオショコラがAOPになって、味は本当に変わったでしょうか?
実際に今までのパンオショコラを食べてきた経験から、率直な感想を書いてみます。
【パンオショコラがAOP、率直な感想】
- バターの風味は確実にUPしていた
- 焼いた時のサクサク食感もさらに良くなっていた
- 1個の大きさが確実に小さくなっている
- 容器の大きさも確実に小さくなっている(個数は同じだけど)
味については確実に美味しくなっていると感じました。
AOPバターが配合されたことで風味も、焼いた時の食感も良くなっています。
ただし、
24個入りは同じだけれどパン1個の大きさは以前より小さくなっています。
そして容器も同時に一回り小さくなっています。つまり、同じ24個入りでも内容量は確実に減っています。
久しぶりに見た場合、「小さい!」と直感的に感じると思います。
物価上昇で輸入品も値上がりしてるため、今後もコストコのベーカリー商品の値段は変わっていくと思います。
その煽りで1個がもっと小さくならないことを願うばかりです。
冷凍方法
ミニパンオショコラは冷凍しやすいパンです。
商品名は変わったけれど、パンオショコラの冷凍方法と以前と同じです。
以前より1個が小さくなったので冷凍しやすくなったと思います。
このパンは平らに並べて冷凍するスペースがあれば1個ずつラップで包まなくても上手に冷凍できます。
今回もラップを使わない方法で冷凍したのでその時の様子もご紹介します。
ラップを使わない冷凍方法
我が家ではコストコパン冷凍にラップやフリーザー用バッグなどプラごみになるものは使っていません。
今回も自宅で繰り返し使っているジップロックコンテナーに入れて冷凍しました。
パンオショコラAOPは、以前より1個が小さくなったのでジップロックコンテナー(正方形)に4個並べることができます。
▼使っているのは、ジップロックコンテナー(正方形700ml)
以前より1個が小ぶりになったおかげで、この容器に4個きれいに詰めることができます。
チョコが出ている部分がくっつかないようにズラして4個並べると、冷凍後も1個ずつ取り出しやすいです。
高さもピッタリサイズ。
蓋をしても上部に余裕があるため、パンオショコラが潰れません。
詰めたら蓋をして、冷凍庫へ入れるだけ。
この容器は冷凍庫内で重ねることもできるのが良い点です。
大きな容器に一気に詰めるより、4個ぐらいずつ入る容器が使いやすいです。
パンオショコラはおやつにもちょうど良いサイズなので、少しずつ焼いて食べる場合にも1個ずつ出しやすい。
ラップなどのゴミも出ないので、この方法とってもおすすめです(容器は繰り返し洗って何年も使っています)
冷凍後の美味しい焼き方
冷凍したパンオショコラは、解凍せずそのままトースターなどで焼いて食べられます。
以前より1個が小さくなっているので、トースターなどで焦げない程度に焼くだけです。
焼いた直後は少し柔らかくなりますが、お皿などに置いて少し冷ますと「サクサク」とした食感に変化します。
中のチョコは温めると一度とろっとします。でもパンが冷めればとろけて出てきてしまうことはありません。
解凍せずに焼くだけで、焼きたてのクロワッサンのような美味しさになりますので是非試してみてください。
YouTubeの動画
以前YouTubeに「パンオショコラサヴール」の動画をアップしました。
パンの形や冷凍方法などはパンオショコラAOPと同じです。パンの様子は動画の方が分かりやすいと思います。
ぜひご覧ください。
まとめ
コストコの「パン オ ショコラ」がAOPに変わってから購入して分かった違いや過去の変遷、そして冷凍方法・おいしい焼き方などをご紹介しました。
コストコのパン・オ・ショコラは商品名が変わるたびに、味もどんどん進化しています。
1個は以前より小さくなってしまったけれど、AOPバターが配合されてから更に風味豊かな味わいになっています。
名前は変わったけれど、基本の冷凍方法や焼き方は同じで大丈夫でしたので記録として記事に残しておきます。
※コストコ店舗によって取扱商品と価格に違いがある場合もあります。この記事は購入時の内容です。
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