ふるさと納税、第54弾は山梨県南アルプス市です。
(2018年分 9回目)
ふるさと納税の返礼品として焙煎珈琲豆とケメックス(Chemex)コーヒーメーカーのセットを送って頂きました。
珈琲豆とケメックスは地域特産品とは違いますが、豆を自家焙煎している南アルプス市の珈琲店「ローステリア オーチャード」ではケメックスを使ってハンドドリップでコーヒーを提供している貴重なお店であることを知り、地域文化に貢献しているお店も応援したいと思ってふるさと納税しました。
焙煎し立てが届いた美味しいコーヒーの味と、初めて使ってみたケメックスについて使ってみた感想・我が家のドリップ方法についてご紹介します。
山梨県南アルプス市 ケメックス(Chemex)コーヒーメーカー&焙煎珈琲豆セットの内容
■お礼品名 2-9-25 ROASTERIA ORCHARD Chemex (ケメックス)COFFEE MAKER GIFT BOX
■寄付額 20000円
■内容
・オリジナルブレンドコーヒー豆(200g)
・ケメックス社のコーヒメーカー(3カップ用)
※珈琲豆は「挽き」も指定可能でした(※挽き方と不在日も連絡欄に入力できました)
※ケメックスには専用紙フィルターは付いていませんでした。
▼セット内容の詳細ページ▼
■提供:ローステリア オーチャード(南アルプス市)
http://roasteriaorchard.strikingly.com/
■ヤマト便(常温)
■申込日 2018年12月09日
■到着日 2018年12月14日
■箱の大きさ 約24cm×16cm×15cm
焙煎珈琲は南アルプス市の「ローステリア オーチャード」という珈琲店のオリジナルブレンド200gです。
申込時にしていしなければ「豆」のままで届きます。
我が家にはコーヒーグラインダー(コーヒーミル)がないため、今回は「挽き」でお願いしました。
申込画面の不在日等を記載する欄で挽き具合を指定できます。今回は「紙フィルター用」と記載して挽いてから送ってもらいました。
パッケージを開封しなくても箱を開けた瞬間から焙煎の豊かな香りがします。
焙煎したてを送って頂きました。未開封の状態で来年1/1まで美味しく飲めるそうです。早速開封して、珈琲の挽き具合を見て、飲む前からアロマの香りに包まれて幸せ。
焙煎はやや軽め。でも香りが濃いです!
挽き具合は紙フィルター用にお願いしたから、少し粗めです。
ケメックスの本体は、3カップ用です。
ケメックスはドイツ生まれの米国の科学者が考案したガラスのコーヒーメーカー。三角フラスコのような形が特徴です。
珈琲好きの方はお使いの方が多いですよね。
私は初ケメックスです。使ってみたいなと思った事はあったけれど6カップのケメックスでは大きすぎるため購入までには至っていませんでした。
ケメックスの3カップを調べたら、コンパクトで使いやすそうだったためケメックス付のセットを申込ました。
ガラス製のケメックスには、フィルターがありません。専用の紙フィルターをセットして直接ドリップします。
もっと薄いガラスかと思っていたけれど、見た目よりしっかりした厚みがあります。
ケメックスの形、もう一つの特徴はこのくぼみ部分の木製カバーと革紐。
天然素材が使われているからそのまま置くだけでおしゃれです。ナチュラルな雰囲気やモダンなインテリアとも良く合います。
でも実際にコーヒーを淹れてみると、この形状は計算された構造であることが初めて分かりました。
コーヒーを淹れてカップに注ぐ時にはガラス部分がとても熱くなっています。この木製カバーは熱さを遮断して手で持てるようになっていました。また革紐は温度変化に柔軟に対応できる素材であることが大切なのだとやっと分かりました。
ケメックス、奥が深いです!
ケメックス(Chemex)コーヒーメーカー&焙煎珈琲豆セットの梱包について
白い段ボールに入ってヤマト便で届いたケメックス(Chemex)&焙煎珈琲豆セットは、箱を開封すると、今まで頂いたお礼品の中でも梱包材が極めて少ない優秀な梱包状態でした。
珈琲豆の袋とケメックスの箱の間に1枚だけプチプチが入っていたけれど、それ以外の梱包材は全く入っていなかったのです!素晴らしい!
ケメックスの箱の中にもプラゴミになるような梱包材はゼロ!
専用箱は内側の構造が工夫されていて、本体が動かないような工夫がありました。ケメックス本体も緑色の紙で包まれていました。
箱やカード類は全てリサイクル回収に出せますから、最終的にプラゴミになるのはプチプチ1枚とコーヒー豆の袋だけです。
焙煎珈琲店「ローステリア オーチャード」から直接発送。
お店のHPを拝見したら、店内はシック&ナチュラル。お店で使われているパッケージの素材などにも自然を意識した雰囲気があります。ですから今回のような捨てるプラゴミが最小限の梱包を心がけているのだと思えて嬉しくなりました。
ケメックスで1杯ずつハンドドリップされたコーヒーが飲めるお店はそうそうありません。是非こういう丁寧なカフェ文化は忙しない現代にとても大切な場所。
ふるさと納税したことで、少しでもお役に立てたらいいなと思いました。
ケメックスでハンドドリップ♪メリタフィルターで美味しく淹れる方法
さあ、美味しい焙煎珈琲とケメックスが揃ったらハンドドリップでコーヒーを淹れてみましょう。
久しく使っていなかったハリオのドリップポットを引っ張り出してきて準備OK(←2011年の震災直後に買ってコーヒーメーカーを買うまで使っていたもの)
▼全ての熱電源に使えるため震災直後に買いました▼
と、思ったけれど我が家にはケメックスの専用フィルターがありません!
そうです、ケメックスは独特の形状のため専用紙フィルターを使ってドリップするコーヒーメーカーなのです。
▼専用紙フィルターはこういう形▼
このフィルターは、ケメックスを取り扱っているショップには売っていると思います。でも我が家の近所には売っていません。
ネットで調べてみるとハリオV60シリーズのペーパーフィルターでケメックス使っている人も多いと知りました。
それならばと、我が家にあるメリタの紙フィルターでも使えたらいいな、、と思ってダメもとでトライしてみたら、結構良い感じにドリップできました。
本家フィルターにはきっと味は全然及ばないと思うけれど、これでも我が家は良しとします!
今現在うちにあるのはコストコで買っているメリタの紙フィルター「バンブー」
このバンブーは、捨てられてしまう竹を利用して作られている無漂白の紙フィルターでパッケージや中身にもプラスチックは入っていません(コストコで3パックで売っているから外側にプラゴミは出るけれど)
エコなフィルターなのにこのバンブーで淹れたコーヒーはとても美味しいんですよ。
ということで、メリタの紙フィルター「バンブー」を使ったケメックスでのドリップ方法をご紹介します。
※あくまで個人的使用方法ですのでご注意ください。
①普通にドリップする時と同様に底辺部分を折り返します。
②底辺を折り返した部分を下にしてから側面を逆側に2~3センチ折り返します。
この状態でケメックスにセットするとピッタリ!
メリタの紙フィルターをケメックスにセットした状態が上の写真です。
本家フィルターより上部が短いけれど、ドリップの時に気をつければ大丈夫でした。
フィルターをセットしたら挽いた豆を人数分入れて(写真は2人分)
適温のお湯で普通のハンドドリップと同じ方法でドリップしていきます。
メリタのフィルターは上部が少し短いため、豆が盛り上がって来るときだけ気をつけて。
ケメックスはお湯を回しかけると豆がどんどん盛り上がってきて香りの立ちが電気コーヒーメーカーの倍位に感じます。
最初少し蒸らしてから、ゆっくりゆっくり回し入れていきます。
ケメックスはフィルターとなる容器があるわけではないからドリップしてコーヒーが落ちる速度は意外に早いです。
2杯分、ドリップ出来ました♪
ホクホクの湯気でケメックスの中は少し曇ります。本体はかなり熱くなっているから触る時に気をつけてくださいね。
完成!
やっぱりドリップケトルを使う方が美味しく淹れられます。
T-falのポットから直接ドリップすると豆の盛り上がり方がちょっと違う感じがしてからハリオのポットだけを使っています。
ケメックスの木製カバー部分を盛って、カップにコーヒーを注ぎます。ケメックスの注ぎ口はとってもシャープなのですね、知りませんでした。
盆栽にお水をあげるジョウロのような感じでカップに注げます。
キッチンで無造作に淹れても、ケメックスのコーヒーは香りの広がりが普通のハンドドリップと全然違うのはすごいと思いました。
焙煎珈琲店「ローステリア オーチャード」のオリジナルブレンドは、浅煎りに見えたけど味と香りにパワーを感じる美味しいコーヒーでした。
手間暇かけて豆を厳選し、ロースターで自家焙煎してある珈琲豆の豊かな味と香りで朝から癒やされています。
本家フィルターを使えば、もっともっと美味しく淹れられると思います。
まとめ
朝食そしておやつタイムに、届いてから毎日使っているケメックス。
最初に美味しい焙煎珈琲を入れたおかけですっかりケメックス生活が定着しつつあります。この珈琲を飲んでから電気のコーヒーメーカーは全く使わなくなってしまいました。
ふるさと納税のおかげで南アルプス市にこんな美味しい珈琲店があることも知れて、訪れる機会があったら是非寄ってみたい場所がまた1つできて嬉しいです。
焙煎したてで届いた美味しいコーヒーとケメックスについてご紹介しました。