カルディに売っているオイルサーディンの中で、キングオブキングス(King of Kings)は定番の人気商品。
キングオブキングスのオイルサーディンはシリーズが数種類あるのを知っていますか?
定番のオイルサーディン、チリサーディンだけでなく「レモンとタイム」が売っていたので初めて購入して味比べしてみました。
3つのオイルサーディンの中身や味の違い、どんなメニューに向いているかなどをご紹介します。
キングオブキングス オイルサーディン3種類
今回ご紹介する3つのオイルサーディンはイギリスのキングオブキングスの商品です。
定番のオイルサーディン、チリサーディン、レモン&タイムの3種類。
オイルサーディン缶にはイギリス産小いわし(約8~12匹)分がオイル漬けで入っています。
身はどれもわりと柔らかめ。
味わいは種類によって違いますが、定番オイルサーディンはわりと薄味で優しい味わい。サラダ・マリネ・パスタ・オーブン焼きなど簡単にすぐ使えて、どれも手頃なお値段でストック食材として我が家も買い置きしています。
キングオブキングスにはこの3種類以外にも「シーソルト&ローズマリー」もあるようですが、私はまだ実物を見たことがないのでカルディでは取扱している店舗は少ないのかもしれません。
もしかして、他にも別な味のバージョンがあるのかも。
とりあえず、カルディ店舗で購入できたのは今回の3種類です(レモン&タイムの取扱店舗は少ないと思われます)
3種類の缶詰の特徴と、それぞれどんな風に料理で使っているかを次で一種類ずつご紹介します。
キングオブキングス①定番オイルサーディン
■キングオブキングス オイルサーディン 106g
■購入時価格 198円税込
イギリス産小いわしのオイル漬けです。
軽くスモークされてからオイル漬けにされている商品。
1缶には約8~12匹分が入っています。オイルは大豆油。オイルの臭みは無いので、オイルはそのまま調理にも使えます。
身は柔らかめで、わりと味は薄味。青魚の臭みなどもほとんどなくて、加熱せずにサラダやマリネなどにも使いやすいオイルサーディンです。
身が少し柔らかいため、加熱調理で炒めたりソースなどと合わせる時には身が崩れやすいので仕上げに使うのがベスト。
入っている大豆油もクセがないので、私はパスタなどに使う時にはオイルも全部使っています。
オイルの味にはお好みがあるかもしれません。でもオリーブオイルよりサラッとしているので調理で使いやすいです。
我が家がオイルサーディンでよく作る料理は、簡単マリネやパスタなどです。過去画像にマリネなどの画像が残っていたのでピックアップして載せておきます。
▼例えば、オイルサーディンで簡単マリネ(過去画像より)
▼例えばライム果汁と合わせてさっぱり系パスタ(過去画像より)
▼コストコのトマトソースと小松菜と合わせてパスタ
レモンやライムと組み合わせると、さっぱり食べられます。
またトマトソースとの相性もいいので、ストック食材として買い置きしてあるとすごく助かるアイテムなのです。
キングオブキングス②チリサーディン
■キングオブキングス チリサーディン 106g
■購入時価格 198円税込
定番オイルサーデンと同じく、イギリス産小いわしの辛いチリソース漬けです。
軽くスモークされてからチリソース漬けにされている商品。
1缶には約8~12匹分が入っています。オイルはひまわり油。トマトペーストと香辛料が使われているので中身は赤色です。
辛味はわりとしっかりあります。味付けされているのでこのまま食べても大丈夫ですが、辛味を生かしてお料理の材料として使うのもおすすめです。
缶を開封すると、赤くて辛いトマトベースのチリソースの中にきれいに並んで入っています。
一匹の大きさは定番オイルサーディンとほぼ同じ。
我が家では、このまま食べずにポテトと合わせて調理して使うことが多いです。
▼チリサーディンとポテトで簡単フィッシュパイ(過去画像より)
マッシュポテト・チーズ・チリサーディン缶を用意して、
マッシュポテトでチリサーディンを挟んで、チーズを乗せてオーブンで焼くと、
マッシュポテトとチリサーディンが馴染んで味付け不要!
ピリッと辛いチリサーディンが甘いポテトと層になってとっても合います!
チリサーディンだけだと辛いけれど、ポテトなど優しい味わいの食材と合わせると旨味に変わる感じがします。
キングオブキングス③オイルサーディン「レモン&タイム」
■キングオブキングス オイルサーディン レモン&タイム 110g
■購入時価格 159円税込(※2020年4月)
こちらも他のキングオブキングスと同様、イギリス産小いわしのオイル漬けです。
「スモークされていない」ノンスモークタイプで、レモンとタイムの風味が付いています。
原材料に、ブラックペッパー・にんにく・タイム・レモンピールと記載されています。
レモン&タイムのレモンは、レモンピールなのですね。
1缶には約8~12匹分が入っています。オイルはひまわり油。
「レモン&タイム」ってどんな味なのかすごく気になりませんか?
ハーブを使った外国産の缶詰、香りと味に当たり外れがありそうですよね。
でも「出会った時が試す時!」と思って初購入。
ちなみに、私が利用しているカルディは数店舗ありますが「レモン&タイム」に出会ったのはこの時が初めてでした。
開封してまずは味見してみました。
缶を開けた時に、普通のオイルサーディンとは違って少し爽やかな香りがしました。けして強い香りではありません。
この「レモン&タイム」はスモークしていないタイプのオイルサーディン。
その分、定番オイルサーディンより身はもっと柔らかい感じ。
ハーブがオイルと一緒に漬けてあるのは缶の中身を見てみるとよく分かります。普通のオイルサーディンより少し茶色のオイル。鰹節のように細かく見えるのがにんにくやハーブのかけら。
タイムが入っているからもっと強い香りがするのかな?と思っていたけれど、違いました。
とても爽やかな香りを一番感じます。確かにタイムの締まった香りもするけれどレモンピールの香りがオイルサーディンの魚臭さも全部包み込んでいるような感じ。
この時は、茹でたペンネの上にトマトソースと一緒に「タイム&レモン」のオイルサーディンを乗せて、黒コショウを多めにかけて、全体を混ぜてから食べました。
普通のオイルサーディンより身が柔らかくて、崩れやすいです。
パスタの具材にする時には、本当に仕上げに乗せるて移動にしないとバラバラになってしまいそう。
味は、爽やかな香りのするオイルサーディン。
タイムがそれほど強くないから、食べやすいです。パスタよりサラダやマリネなどフレッシュな具材と合わせる方が爽やかさが生かせると思いました。
もっとクセの強い香りがするのかと心配したけれど、少し爽やかな香りがあるオイルサーディンだったので安心しました。
レモンピールやタイムが苦手な人は、もしかしたら香りが気になるかもしれませんが、私は問題なく美味しく食べられました。
まとめ
カルディにいつも売っているキングオブキングスの「定番オイルサーディン」「チリサーディン」そしてこの時初めて買った「レモン&タイム」の3種類について、それぞれの味の特徴などについてご紹介してみました。
3つのオイルサーディンは同じメーカーの商品なので、味はそれぞれ違うけれど一匹ずつの大きさや柔らかさなどは雰囲気が似ています。
ふっくら身が柔らかくて、クセや臭みが少ないオイルサーディンだからいろんなお料理に使いやすいです。
オイルサーディン缶は日持ちするので、パスタやトマトソースなどと一緒にストックしておくと助かる食材だから、味のバリエーション違いで試してみるのもおすすめだと思いました。
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