コストコで買った大きなクリームチーズでいろんなチーズケーキを作りました。
1箱に1.3kg以上入っているビックサイズのクリームチーズは、見た目とは違って味はとってもクリーミーでまろやか、クセがなくて美味しい!
購入してから、ベイクドチーズケーキ・レアチーズケーキ、さらにホームベーカリーでチーズケーキ&パンなど合計5種類(7個分)を作って食べました。
今回はコストコの大きなクリームチーズの使い方・保存方法、そして作ってみた簡単チーズケーキ4種類をご紹介します。
▶その後、新しい商品に変わった大きなクリームチーズの記事はこちら
コストコ大きなクリームチーズ 価格・容量・賞味期限
■ラスカス・クリームチーズ1.36kg
■購入時価格 1198円(税込)
■賞味期限 約3ヶ月(購入時)
昨年10月後半にコストコで購入したラスカス・クリームチーズ。
容量が1.36kgで大きな箱入りのアメリカ産クリームチーズです。箱のチーズケーキ画像がとっても美味しそうで、初めて購入。
外箱を開けると、大きなクリームチーズが1本の状態で入っています。
パッケージの透明袋には赤色の破線が印刷されていて、
カットする時に6等分の目安が分かるようになっているのは意外に親切!(←でもよく見ると6等分位置は均等ではありません、汗)
※賞味期限は購入時点で約3ヶ月間ありました。下の箱のサイド部分に消費期限が印字されています。
蓋の内側には2つのチーズケーキレシピ(英文)がプリントされています。
ニューヨークスタイルのチーズケーキレシピは、外箱蓋に印刷されているチーズケーキ。
大きなクリームチーズの使い方・保存の方法
コストコで大きなクリームチーズを買ったら、使うまでは開封せずそのまま冷蔵庫(必ず冷蔵保存)で保管しています。
使う時に使いたい分量だけカットします。コストコで売っているクリームチーズはけっこう美味しいですよ。このラスカスのクリームチーズは初めての購入ですが、あまり固くなくてチーズケーキを作る時もすぐ滑らかになり扱いやすかったです。
6等分のカットライン目安はあくまで目安で、実際に破線で切ってみたところ約210~240g位のバラツキがありました。
使わない方の残りの固まりはそのままカット面を2重にラップしてから食品保存袋に入れて、パッケージ箱に戻して冷蔵保存。
カットした部分がなるべく空気に触れないようにするのが、長持ちさせるポイントです。
私は過去にコストコでアンカーの1kgチーズケーキを何度も購入していて、ずっとこの方法で最後までムダなく使えています。保存場所は冷蔵庫のチルドルームです。
アンカーの1kgを初めて買った時(10年以上前)は、食べきれないと思い半分を小分けにして冷凍しました。これが大失敗!
クリームチーズを冷凍してしまうと、水分が分離してしまい、本来のクリーミーなチーズには戻りません。
その失敗があってから冷凍はせず、冷蔵保存にしています。
チーズケーキが好きで家族も作ると喜んで食べるため、1キロのクリームチーズは賞味期限内にぴったり消費できました。
もし、小量しか食べないのであれば小分けで売っているkiriクリームチーズの方が使い勝手は良いと思います。
1.36kgのクリームチーズがあれば、1回200g使うとして約7個のチーズケーキが作れる分量です。沢山使いたい人にとってはスーパーで1箱ずつ購入するより断然お得!
では、この大きなクリームチーズでどんなケーキを作ったのかを書いてみます。
チーズケーキ(1)FPで簡単ベイクドチーズケーキ
まず、1種類目はいつものベイクドチーズケーキを焼きました。
栗原はるみさんのレシピ分量をクイジナート(フードプロセッサー)でガーッと混ぜてオーブンで焼いただけのシンプルベイクドチーズケーキです。18cmの丸型使用。
分量と作り方は過去記事でもご紹介しています↓
※基本分量は同じですが、現在はバニラエッセンスをプラスしています。
ラスカスのクリームチーズは、とても滑らかで口当たりが良いため、焼けたベイクドチーズケーキもクリーミーで美味しい!
濃厚というよりは、まろやかで優しい味。酸味は弱めのクセのないチーズだからパンやケーキの材料としてピッタリ。
チーズケーキ(2)FPでNY風チーズケーキ
ラスカスのクリーミーな味をもっと生かせるように、次はオーブン湯煎蒸しでNY風チーズケーキを焼きました。
NY風と言っても、材料は(1)の簡単ベイクドチーズケーキと同じ分量、クイジナートで混ぜるのも同じ。
焼型は大きめのパウンド型(※もともとはミートローフ型)を使い、オーブンで焼く時にT-falのフライパンにお湯を張ってから焼きました。
湯煎蒸しの状態でオーブンで焼いたから、同じ分量なのに焼き沈みせず、生地もふんわりクリーミーに作れました。
底に切れ目がない焼き型を使ったため直接湯煎につけましたが、型の底から水が染み込む構造のパウンド型ならアルミフォイルなどで型を包めば同じように作れると思います。
冷めてから、冷蔵庫で良く冷やし、カット。
スフレとは違って、クリーミーなふんわり感♪
上下の生地のムラも無く、柔らかくて本当に美味しい!
家族にも好評でしたよ。
チーズケーキ(3)オーブン不要の簡単レアチーズケーキ
3つめのチーズケーキは、簡単レアチーズケーキ。
これも栗原はるみさんの「ソフトチーズケーキ」のレシピ。ずっと同じレシピを使っています。このレシピは生クリームではなくヨーグルトを使うから食後でもペロリと食べられるソフトな味で大好きです。
本来のレシピはスポンジ型を土台に敷くのですが、私はいつも面倒なのでカステラの切れ端を買って使ってます。
ゼラチンの分量だけ、毎回調整して(固さが変わる)
基本はレンジでチーズを柔らかくして材料を混ぜていくだけ。オーブンは不要な所も作りやすいです。
いつもは型を使うのも面倒で(汗)、ガラスのデザートカップに直接作っています。今回は(2)のNY風チーズケーキと同じ大きめのパウンド型を使用。
型にオーブンシートを敷いてから、カステラの切れ端を並べて、材料を全部混ぜたチーズケーキ生地を流し込み、冷蔵庫で冷やすだけ。
ゼラチンの量をあまり多くしなかったため、少し生地はゆるめの仕上がりに。
カットするというより、すくい上げる感じで盛り付け。
見た目はイマイチだけど、味は今までで1番美味しく出来たかも!
たぶん、ラスカスのクリームチーズがクリーミーで酸味が弱めで食べやすい味がポイントのようです。レアチーズケーキに絶妙に合う味です。
チーズケーキ(4)HBでも焼けるベイクドチーズケーキ
3つのチーズケーキを作っても、まだまだクリームチーズは十分残っていたので以前からやってみたいと思っていた「ホームベーカリーでチーズケーキ」を焼いてみることに。
ホームベーカリーの「ケーキコース」だけを使って、混ぜるのも焼くのも全部ホームベーカリーだけでチーズケーキを焼いてみたかったのです。
続けて2回、トライしてみました。
その様子は別に運営しているHBブログにアップしました。
★HBブログ⇒「ホームベーカリータイム」
▼1回目、ちょっと失敗?
▼2回目、ケーキミックスを加えて再チャレンジ
1回目はあれこれ試行錯誤しながら焼いてみたら、いろいろ改善点はあるものの予想以上に美味しく作れました。
でも、オーブンで焼くのとは少し勝手が違い、生地がゆるくなってしまう感じがしたため、2回目は市販のケーキミックス粉もプラスして再挑戦。
2回目の方がチーズケーキの濃厚さが出ていて、再チャレンジは成功。
HBでも味も見た目もベイクドチーズケーキが十分作れる事が分かりました。
まだまだ改善の余地があるため、また次回コストコでチーズを買ったときにトライしてみる予定です。
チーズケーキ(5)HBでクリームチーズパン
5種類目は、ケーキではなくてホームベーカリーの食パン分量にクリームチーズ150gを入れて焼いてみました。
キメが細かいキレイなパンが焼けたのですが、150gもクリームチーズを入れたのにチーズの味が全くしませんでした(涙)
チーズというより「バターをたっぷり入れたリッチなパン?」という感じで、家族もクリームチーズが入っているとは誰も分からず。
パン自体は失敗無くでき味も美味しかったけれど、材料の投資額に見合わないと判明。
HBでクリームチーズを使うなら、スプレッドやトッピングとしてクリームチーズを使う方がポイント高いと思われます。
でも、1つだけ良いことがあります。
それは、賞味期限が迫ったクリームチーズはHBで消費するのが便利だと分かったこと。
リッチ感のあるキメの細かい美味しい食パンが焼けますし、最初から材料と一緒に投入すればいいだけなので簡単。
是非、賞味期限が迫ってしまったクリームチーズがある時は入れてみてください。400gの粉に対して150gのクリームチーズを入れてもパンの仕上がりに変りはなかったので、その分量までは入れて大丈夫です(←1.5斤タイプの場合)
まとめ
コストコで買った大きなクリームチーズ1箱を使って作ったチーズケーキやパンについてご紹介しました。
合計5種(7個)焼いた分量の他に、ワインのおつまみにカットして食べたりもしました。
たぶん、チーズが好きなご家庭ならチーズケーキだけでなくパンに塗ったりお料理に使ったりして使い切れます。
大きい箱だから買うのを躊躇するかもしれませんが、我が家も3ヶ月以内に食べ切れましたのでご安心ください。
ケーキを焼いた日付は昨年11月~12月です。少し時間が経過していますけれど作ったご報告でした。
▼その後、新しい商品に変わりました
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