2023年も三越伊勢丹HD(3099)から株主優待カードが届きました。
三越伊勢丹グループの百貨店等で最大10%割引を受けられるこの株主優待カードは普段から買物で利用している人にとってはメリットが大きい優待です。
期末配当金もうれしい増配でした。
2023年の株主優待カード・到着日・優待内容などについてご紹介します。
株主優待カード 到着日
■到着日 2023年6月22日
■同封物
- 配当金計算書
- 株主様ご優待カード
- 株主様ご優待制度のご案内
三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードは6/22に届きました。
2022年は7/1に届いたので、昨年に比べて1週間ほど早い到着です。
株主優待カードは、今年は明るいブルーでした。
株主優待の案内冊子は、今年から少し様式が変わりました。
以前は冊子が二つ折りで入っていましたが、今年の案内はホチキス等はなく、1枚の細長い紙が4つ折りになっています。
ホチキスなどは環境問題に配慮して無くしたのかもしれませんね。確かに使い終わったらこのまま紙リサイクルに出しやすいですね。
期末配当金と年間配当額
■期末配当金 1株当たり8円(100株の場合→800円)
2023年3月末基準の期末配当金は1株当たり8円、前期末配当より3円増配です。
第15期(2022/4/1-2023/03/31)の年間配当は14円でした(中間配当6円、期末配当8円)
コロナ後の売上増が配当にも反映されて良かったです。
三越伊勢丹はもともと高配当銘柄ではありませんが、コロナ前の年間配当(12円)を今期も上回る予想配当(16円)になっていて、株価も好調でダブルのうれしさ。
株主優待の内容 公式HPリンク
株主優待の内容については、同封されている案内冊子で詳細確認できます。
また、この冊子は三越伊勢丹ホールディングス公式HPにPDFとして同じ内容が公開されています。
▼詳細は、公式HPでご確認ください。
株主様ご優待カード
2023年3月末基準の株主優待カードの優待内容は昨年と同様です。
三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードはプラスチック製のカードで毎回色が変わります。
今年の株主優待カードは、鮮やかな水色です。
株主優待カードが貼られている台紙には、割引率や限度額が記載されています。
割引率は10%、割引額の10円未満は切り捨てになります。
所有株式数によって利用できる限度額も記載されています。
100株保有の場合、利用限度額は30万円⇒10%割引の優待限度額は3万円
また300株以上&2年以上保有(3月末基準)すると利用限度額は2倍になります。
三越や伊勢丹の百貨店で買物する場合は、セール品でも食品でも10%割引になります(一部除外品目あり)
またこの優待カードは株主の家族も利用することができます。
買物だけでなく駐車場延長サービスやグループ企業・提携施設・オンラインストアでも使える広い優待内容が特徴です。
株主優待カード 有効期限
今回届いた株主優待カード(緑色)の有効期限は2024年7月31日。
優待カードは届いたその日から使うことができます。
ただし、2枚併用して利用することはできません。
優待カード到着日〜7月末までは、前年分のカードと有効期限が少し重なります。旧カードの限度額がまだ残っていてもどちらか1枚しか利用できません。ご注意ください。
株主優待カードの案内 全ページ
今年届いた株主優待カードの案内パンフレットの全ページも掲載しておきます。
三越伊勢丹ホールディングスの公式HPでもPDFで見ることができる内容です。
※ご確認になりたいページは画像を拡大してご覧ください。
株主優待カード 利用時の注意点
三越伊勢丹の株主優待カードを使う上で注意点もあります。
注意点については株主優待カードのパンフレット(冊子)にも詳しく記載されています。
私が今まで数年間利用してみて「注意点した方がいい」と思った点をいくつかご紹介します。
- 「利用できる支払い方法」と「利用できない支払い方法」がある
- 割引率は最大10%、ただし全てが10%割引になるわけではない
- エムアイカード支払で割引を受けられないサービス等がある
- 適用除外品目・適用除外ブランド・対象外店舗等がある
- 優待内容は毎年少しずつ変わっている
①「利用できる支払い方法」と「利用できない支払い方法」がある
現金での支払は、問題なく利用できます。
商品券でも支払いできますが、利用できる商品券が限られています(三越や伊勢丹の商品券・全国百貨店共通商品券・百貨店ギフトカードなど)
クレジットカードでの支払は、(株)エムアイカード発行のクレジットカードのみです(※一部対象外のカードあり)
②割引率は最大10%、ただし対象店舗やサービスによって割引率は異なる
割引率は最大10%ですが、全ての優待が10%割引ではありません。
割引率や利用方法などは優待パンフレット(冊子)に詳しく記載されています。
③エムアイカード支払で割引を受けられないサービス等がある
優待が使える一部店舗では、支払い方法に「エムアイカードはご利用いただけません」と記載されているサービス等があります。
その場合、現金または指定の商品券など明記されている支払い方法でしか割引を受けることができません。
私が利用している店舗やサービスの中では、伊勢丹会館(新宿)のレストランやクイーンズ伊勢丹がその一例です。
どちらもいつでも支払い時に5%の優待割引が受けられるのですが、エムアイカードで支払すると優待対象外です(※現金支払・指定の商品券等なら割引になります)
④適用除外品目・適用除外ブランド・対象外店舗等がある
パンフレットには「対象外」という項目があり、この部分に「適用除外品目・適用除外ブランド・対象外店舗」等が記載されています。
適用除外になっている海外ブランド品は冊子にも書かれてありますが、冊子には全てのブランド名が記載されている訳ではないそうです。株主優待が使えるかどうかは各売り場で聞くのが確実です。
対象外店舗もパンフレットに細かく記載されていますので、ご利用している店舗やサービスがある場合はご確認ください。
⑤優待の内容は毎年少しずつ変わっている
株主優待の内容は、実は少しずつ変わっています。
毎年同じような案内冊子で届くため、細かく読まない株主さんも多いかもしれません。
でも、前年の冊子と見比べてみると、優待の内容は少しずつですが変わっています。
数年間続けて株主優待を受ける場合、必ずしも優待内容が同じでない場合もあるので優待カードが届いた時に冊子はよく見ておいた方が良いと思います。
オンラインストアは10%割引
株主優待は三越伊勢丹グループのオンラインストアは10%割引の対象です。
またアプリもどんどん使いやすくなっています。
私は店舗でも買物しますが、店舗が混み合う時期や贈答品を注文する時は三越伊勢丹オンラインストアを使っています。
昨年も自宅用のクリスマスケーキは株主優待10%割引を使ってオンラインで注文しました。
エムアイカード支払なら株主優待と併用して使えます。優待利用時にはエムアイポイントは付きませんが「年間お買い上げ額」には加算してもらえます。
百貨店で買物は株主優待カード(10%割引)は大きいと感じています。
まとめ
6月に届いた2023年の三越伊勢丹HD株主優待カード(2023年3月末基準)についてご紹介しました。
この株主優待カードは三越伊勢丹の百貨店だけでなくグループ企業や施設などでも優待が使えます。
配当金もこの数年の大変さを思うと、2023年3月期の増配はとても感慨深かったです。
コロナ後の需要拡大、そして売上増を見守りたいと思います。
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