2022年も三越伊勢丹HD(3099)から株主優待カードが届きました。
この株主優待カードは、グループ百貨店等で最大10%割引を受けることができます。
三越伊勢丹HD(3099)の配当は少ないですが、三越や伊勢丹グループを利用している人にとってこの優待はかなりメリットがあります。
私は三越伊勢丹を利用する機会が多いので、この10%割引は毎年活用させてもらっています。
今年届いた株主優待カードはデザインが少し変わっています。優待内容と合わせてご紹介します。
株主優待カード 到着日
■到着日 2022年7月1日
■同封物
- 配当金計算書
- 株主様ご優待カード
- 株主様ご優待制度のご案内
今年の三越伊勢丹ホールディングス「株主優待カード」は7/1に届きました。
昨年まではずっと6月に届いていたので今年は昨年より遅め。
2022年3月期末配当金
■期末配当金 1株当たり5円(100株の場合→500円)
基本的にこの株は配当金が少ないです。
配当金計算書を見るとやはり配当金の少なさは否めません。
株主優待カードを使うことでメリットを受けられることがこの株のメリット。
今後の収益回復に期待しましょう。
ちなみに私はNISA口座で保有しているので配当金も非課税、500円が入金額でした。
株主優待の内容 公式HPリンク(PDF)
株主優待の内容については、同封されている案内冊子で詳細確認できます。
また、この冊子は三越伊勢丹ホールディングス公式HPにPDFとして同じ内容が公開されています。
▼優待制度につて
▼三越伊勢丹ホールディングス 株主ご優待制度のご案内 2022年版(PDF)
株主様ご優待カード&優待額
2022年3月末基準での株主優待カードの優待内容は昨年と同様です。
株主優待カードが貼られている台紙には、割引率や限度額が記載されています。
所有株式数によって利用できる限度額が変わります。
例えば100株保有の場合、
利用限度額は30万円⇒10%割引の優待限度額は3万円
※割引率は10%、割引額の10円未満は切り捨てになります。
30万円を買物で使った場合、最大3万円分の割引が受けられるという株主優待です。
また300株以上&2年以上保有(3月末基準)すると利用限度額は2倍になるという長期保有の特典もあります。
私は100株保有なので、優待で割引が受けられる額は最大3万円です。
株主優待カードのデザインが変わりました
今回から株主優待カードのデザインが変わっていました。
カードの色は毎回変わっていたのですが、今回から表面の番号が印字タイプになりバーコードが追加されました。
今まで表面の番号はエンボス加工でした。見た目は旧カードの方がすっきりしています。
でも店舗でこの新しい優待カードを使ってみたら、バーコードがあるおかげで会計処理が以前よりかなりスピーディーでした(←カードをスワイプするよりバーコード読み取りの方が会計時間が早かった)
(左)今年 (右)昨年
表面に大きなバーコードがあるので、見た目はちょっとイマイチではありますが会計時には使いやすくなっていましたのでご安心ください。
優待を使う上では特に問題なかったです。
株主様ご優待制度のご案内(全ページ掲載)
今年届いた優待カードの案内冊子の全ページも掲載しておきます。
公式HPでもPDFで見ることができる内容です。
三越伊勢丹ホールディングス 株主ご優待制度のご案内 2022年版(PDF)
「株主様ご優待制度のご案内」は全7ページ。
- (P1)株主様ご優待制度について
- (P2)店舗におけるご優待内容(物販)・ご利用いただける店舗等
- (P3)ご利用いただけるお支払い方法・適用除外品目・ブランド
- (P4)オンラインストアにおけるご優待内容
- (P5〜6)店舗におけるご優待内容(サービス・施設等)
- (P7)三越伊勢丹ニッコウトラベル 株主様ご優待ツアー・提携施設の優待内容
※内容にご興味あればそれぞれの項目でご覧ください。画像を拡大していただくと見やすくなると思います。
(P1)株主様ご優待制度について
(P2)店舗におけるご優待内容(物販)・ご利用いただける店舗等
(P3)ご利用いただけるお支払い方法・適用除外品目・ブランド
(P4)オンラインストアにおけるご優待内容
(P5〜6)店舗におけるご優待内容(サービス・施設等)
(P7)三越伊勢丹ニッコウトラベル 株主様ご優待ツアー・提携施設の優待内容
利用時の注意点
株主優待カードを使う上ではいくつか注意点もあります。
私が今まで数年間この優待カード利用してみて「注意点した方がいい」と思った点をいくつかご紹介します。
★注意点については株主優待カードの案内にも記載されています。
- 「利用できる支払い方法」と「利用できない支払い方法」がある
- 適用除外品目がある
- 割引率は最大10%、ただし全てが10%割引になるわけではない
- 優待内容は毎年少しずつ変わっている
注意点①支払い方法
株主優待カードを利用する場合、「利用できる支払い方法」と「利用できない支払い方法」があります。
現金での支払いは、問題なく利用できます。
商品券でも支払いできますが、利用できる商品券が限られています(三越や伊勢丹の商品券・全国百貨店共通商品券・百貨店ギフトカードなど)
クレジットカードでの支払いも可能ですが、利用できるクレジットカードは指定されています(使えるのはエムアイカード発行のクレジットカード)
また、優待が使える一部店舗では商品券やクレジットカードの支払では割引を受けられないところもあります。
例えば、クイーンズ伊勢丹がその一例です。
クイーンズ伊勢丹の場合は利用限度額がなくいつでも支払い時に5%の割引が受けられます。
でも現金支払いの場合は5%の割引になるのですが、百貨店での優待支払いに使える商品券やエムアイカードで支払いすると優待対象外になっていまうのです。
優待対象店舗によっては割引率が異なり、また支払い方法によっては優待が受けられない場合があることはご注意ください。
注意点②割引の適用除外項目がある
株主優待カードには「適用除外品目・ブランド」があります。
適用除外になっている海外ブランド品は冊子にも書かれてありますが、冊子には全てのブランド名が記載されている訳ではないので、株主優待が使えるかどうかは各売り場で聞くのが確実です。
この項目は毎年少しずつ変わっています。毎年利用している場合でも注意しておいた方が良いポイントでもあります。
注意点③割引率は最大10%、ただし割引率が一律ではない
株主優待カードの割引率は最大10%です。
百貨店の場合は、適用除外商品に該当しない普通のお買物ならセール品でも食品でも酒類でも10%割引になります。
しかし、グループ店舗などでは割引率が5%の場合もあります。
優待が受けられる店舗はたくさんあるので、利用する前に10%割引が該当するかどうかは事前に確認した方が安心です。
例えば伊勢丹新宿店の場合は、本館やメンズ館の館内にあるレストランやカフェでの飲食は10%割引の対象になるのですが、本館隣にある伊勢丹会館でのレストラン等では割引額が5%です。
ただし、伊勢丹会館の場合は利用限度額はないため「いつでも5%割引」での利用が可能です。
このように、細かく見るととけっこう違いがあります。優待に関してはご自身がご利用される店舗やサービスの割引率が5%なのか10%なのかを確認しておくと安心です。
注意点④優待内容は少しずつ変化している
株主優待の内容は、実は少しずつ変わっています。
毎年同じような案内冊子で届くため、細かく読まない株主さんも多いかもしれません。
でも、前年の冊子と見比べてみると、優待の内容は少しずつですが変わっています。
数年間続けて株主優待を受ける場合、必ずしも優待内容が同じでない場合もあるので優待カードが届いた時に冊子はよく見ておいた方が良いと思います。
エムアイカードと併用するとメリットは大きくなる
三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードは、エムアイカードを持っていると受けられるメリットがさらに多くなります。
特にオンラインショッピングで株主優待を使えるのはエムアイカードでの決済だけ、なのです。
私も毎年オンラインで贈答品やクリスマスケーキなどを注文しています。贈答品などは金額も大きくなるためオンラインでも10%割引になるのはメリットが大きいと感じています。
残念ながら、株主優待割引を使うとカード決済でのポイントはつきません。
でも、利用頻度がわりと多い場合にはエムアイカードを通して決済すると年間お買い物額に加算されるだけでなく購入履歴も残るため利便性が上がります。
エムアイカードの中でも「エムアイカードプラス」の一般カードとゴールドカードの場合は「三越伊勢丹アプリ」で年に何度も「3%ポイントアップキャンペーン」が実際されています。
このキャンペーンにエントリーして買物すると、株主優待割引を利用しても割引後の金額に対して3%のポイント付与があります。
三越伊勢丹のオンラインショップで買物する機会がある場合、またグループ百貨店内で買物やお食事をする機会が多い場合には株主優待カードとエムアイカードを併用して活用するのが一番メリットが大きいと思います。
▼エムアイカードと株主優待を併用ついての記事
新たに高島屋の株主になりました!
実は、新たに自分名義で高島屋の株主(2022年2月末基準)になりました。
株価が安くなっていた時に購入したので、現在は数万円の評価益が出ていてそれもちょっと嬉しいです。
私は「伊勢丹新宿店」と「新宿高島屋」を利用する機会が多いです。
でも、「伊勢丹にないけれど高島屋にはある」というお店がいろいろあって少し悩ましいことが毎年あったのです。
特にデパ地下の楽しみである食品類は贈答品も含めてけっこう取り扱い商品に違いがあります。
個人的に食品フロアは高島屋の方が好きです。
例えば、新宿高島屋にはネスプレッソブティックがあるのに伊勢丹新宿店にはありません。
三越伊勢丹の株主優待を使ってネスプレッソのカプセルを買う時には銀座三越に行っていました。
食品だけが新しく高島屋の株主になった理由ではないのですが、2つの株はどちらもNISA口座で保有しているのでしばらくはホールドする予定です。
2つの株主優待についても新たに違い比較しながら活用していきたいと思っています。
★高島屋の今年の株主優待内容については次の記事でご紹介します。
まとめ
7月に届いた2022年の三越伊勢丹HD株主優待カード(2022年3月末基準)についてご紹介しました。
この株主優待カードは三越伊勢丹の百貨店だけでなくグループ企業や施設などでも優待が使えます。
2022年3月末基準での株主優待も昨年と同様の10%割引は継続していたのでご安心ください。
今後物価はどんどん上昇してしまうと思うので、避けられない贈答関連で必要な費用に関しても株主優待を上手に使っていきたいです。
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