今年2021年9月30日で終了になってしまった、ずっとドコモ割コース「更新ありがとうポイント」
ドコモユーザーの我が家にとっても最後となる「更新ありがとうポイント 3000P」が先日付与されました。
2年定期契約が廃止になったのは良かったですが、ドコモ旧プランで契約していた人にとってこの廃止はけっこう痛い制度改正ではないでしょうか?
そしてこの旧プランで「シェアパック」を組んでいるご家族も多いと思います。
現在シェアパックを利用している立場から、今後どうしようか?という件について書いておきます。
最後の「更新ありがとうポイント」
「更新ありがとうポイント」とは、ずっとドコモ割コースで2年定期契約更新の度にdポイント3,000Pがプレゼントされる制度。
残念ながら2021年10月以降に定期契約満了月を迎える回線から進呈対象外となりました。
つまり、「更新ありがとうポイント」の終了です。
これで2年縛りが完全に廃止されたのは良かったですが、今後もドコモを利用していく旧プランの人にとっては本当に痛い制度改正。
旧プランで契約しているドコモユーザーにとって更新でもらえるdポイント3,000P(期間・用途限定ポイント)は、2年に1回の大きな特典だったからです。
9月末時点で我が家は3回線を「ずっとドコモ割コース」で契約していて、そのうち1回線が9月が契約満了月だったため、ギリギリ3,000Pをもらうことができました。
▼最後の更新ありがとうポイントを申し込みした時
もうこのバナーが見られなくなると思うと残念です。
11月に3,000P分のdポイント(期間・用途限定ポイント)が付与されました。
今後は2年縛りはなくなるけれど、縛りがあったおかげで旧プランの人はメリットが大きかったのです。
ずっとドコモ割コースは継続できるものの、継続してもメリットが大きく減ったことに。
ドコモ側からすれば、旧プランから新プラン(ギガホ・5Gギガホ)に移行してほしいという意図なのだと思いました。
シェアパック 家族の誰かが我慢していませんか?
家族でドコモユーザーを長く続けている人は、ドコモのシェアパックを利用している場合も多いはず。
ドコモのシェアパックはファミリーでパケット容量を分け合うことができる制度。
ただし、シェアパックもで2019年5月末で新規申し込み受付は終了済み。
▶ドコモ公式HP参照:https://www.nttdocomo.co.jp/charge/sharepack/
このシェアパックが始まった頃は、まだ家族全員スマホという時代ではありませんでした。
だから、家族でパケットを分け合う方がお得な場合が多かったのです。
でも、みんながスマホを持つ時代になってから各自のパケットは確実に増え、
分け合えることがメリットだったのに、今ではそれがデメリットに。
家族に一人でも使用量が多い人がいると、他の家族が我慢する事も多くなっているかも。
現在はシェアパックは一度抜けると、再度申し込はできません。
シェアパックをやめたいけれど、料金が高くなるし、、、という人が実は多いと思います。
「料金シミュレーション」とは違う現実!
ドコモのHP内に、料金シミュレーションのページがあります。
▶ドコモHP「料金シミュレーション」https://www.nttdocomo.co.jp/charge/simulation/
「お手軽シミュレーション」と、「しっかりシミュレーション」の2つがあり、最適な料金プランを試算すことができます。
でも、我が家はこのシミュレーションを何度試しても「現在のプランが最適」になってしまうのです!
確かに、料金的には現在のプランがお得だと思います。
でもシミュレーションで入力する数値はシェアパックでの容量制限があるため過去の数値がそうなっているだけであって(パケットが足りているように見えるだけ)、現時点での悩みは解決してくれません。
料金シミュレーションはかなり正確ですが、月額料金での比較だけでは分からない現実がそこにあることまでは試算できないのです!
シェアパック、今後どうする?
我が家はいろいろ迷いましたが、今後のシェアパックについては下記2点に決めました。
- まず1回線をシェアパックから外す(←11月に実行済み)
- 主回線の機種変更時に5Ḡスマホを選ぶ場合はシェアパックを辞める
我が家は今年10月まで家族3人(3回線)を「シェアパック5」という小容量パックで今まで頑張ってきました。
「シェアパック5」はパケットが月5GBのプラン。ただし、副回線の使用者(現在大学生の子供)が25才以下は毎月1GB無料でプレゼントされるプランだったため、毎月6GB。
残った容量は繰越可能。
月に6GBで家族3人。
我が家は夫の使用量がすごく少ないため今まで何とかなっていました(←何とかしていた、が正しい)
ほぼ息子がシェアパックを独占状態です。
たまに月末に通信制限がかかってしまうこともありましたが、ギガ課金はせずに乗り切ってました。
シェアパックの縛りに慣れてしまい外での使用量を抑えるクセが付いてしまってたようです。
また、コロナ禍では夫と息子(大学生)がほぼ在宅生活が長く続いていたため、この1年は逆にギガの繰越が毎月あってずっと繰り越し状態でした。
でも、息子の副回線をシェアパックから外したいと思うようになり、ついに今年10月に契約変更して11月からシェアパックから外しました。
副回線は、ギガホプレミア(4G、月額60GB )に契約変更!
※使用中のiPhone11をそのまま使うため5Ḡギガホプレミア(容量無制限)は今回は選ばず
▶参考:https://www.nttdocomo.co.jp/charge/promotion/gigaho_gigalite/
息子は秋から大学の実習(宿泊を伴う他県での授業)が本格的に始まって、さすがにシェアパックのままでは無理と判断しました。
料金がすごく高くなるかと思いきや、現在キャンペーン中の30才以下の割引などがあって半年間は現在の月額料金より1,000円も安くなっています。
息子も実習先への移動中も容量を気にせずスマホが使えて安心したそうです。しかも宿泊先にWi-Fi設備がなかったため実習へ行く前にギガホプレミアにしておいて本当に良かったです。
シェアパックに縛られていたことが分かった
シェアパックで一番容量を使っていた副回線(利用者登録は息子、契約者は私)を契約変更してシェアパックから外したら、家族みんなが幸せになりました。
これは大げさではなくて、本心です。
我が家はどれだけシェアパックに縛られていたのだろう、と思ったほど。
11月と12月は他県での実習が多かったため、息子の回線のデータ通信量は1ヶ月で約40GBでした。
この回線の場合は、ahamoは選ばなくて正解でした。
そして、シェアパックの残り2回線は夫と私で「5GB」
二人なら余裕で足ります!
足りすぎて3GBも残り、その分が繰り越せました。
残った容量を繰り越せるのがシェアパックの良いところです。
記録のために、12月上旬の私の回線分のデータ通信量の画面を掲載しておきます。
▼12月中旬、私のデータ通信量(副回線)
今月は2回線で8GB まで使えます!
夫は現在も在宅勤務が続いていて、通勤する日は職場支給のスマホもあるため本当にシェアパックの通信量をほとんど使いません。
つまり、ほぼ私一人で毎月5〜8GB前後を使えるようになったということ。
今まではデータ通信量が多いと思う外出は、iPad(セルラーモデル)を重いけど持って行き、iPad(ocnのSIM)⇒iPhoneにテザリングして何とかしのいでいました。
iPadをセルラーモデルにしているのもそんな事情もあったのです。
でも、現在は外で作業をする日以外はスマホのデータ通信量を気にせず使えるように。
今まで自分が我慢していたことを思い知ったこの1ヶ月です。
ドコモの2年縛りではなく「シェアパック」に縛られていたことがよく分かりました。
でもシェアパックはギガホにない良さもある!
一番データ容量を使っていた回線をシェアパックから外したら我が家は全員幸せになれましたが、シェアパックにはギガホにはない良さもいろいろあります。
例えば下記3点
- ギガホは「データ繰り越し」ができない、シェアパックは繰り越し可能
- ギガライトの場合は1〜3GBで「我慢の壁」ができる可能性あり
- ギガホにはドコモ光がネックになる場合がある
1回線をギガホプレミアに機種変更する時にいろいろ調べました。
シェアパックとは違う点が多かったため、もし今後シェアパックを辞める時にネックになると思ったのが上の3つです。
我が家は高齢の親族との連絡はキャリアメールを使っているためahamoは選択肢に入れていません。
そうなると、ギガホかギガホプレミア(4Ḡまたは5Ḡ)
夫も私も容量は何十ギガも必要ないため、多分選ぶのはギガライト。
シェアパックとは違い、ギガホに契約変更すると各回線ごとのプランになります。
そして、「データ繰り越し」はできなくなります。
でもギガライトの場合、1GB以下か1〜3GBで料金が異なる料金体系。
そうなると、またデータ使用量を意識する生活に逆戻りする可能性もあり。
あと気になったのは、ドコモ光での割引について。
我が家が残り2回線をギガホに変えた場合は、「みんなドコモ割」と「ドコモ光セット割」の割引が適用になります。
現在はネット回線をドコモ光にしてるのでこの割引が使えるのですが、もしドコモ光をやめた場合は割引がなくなってしまいます。
月額料金を抑えるためには「ドコモ縛り」が必須になってしまう点が気になりました。
次の契約変更はいつになるか分からないので(←夫のスマホ機種変更次第)、現在の料金体系やプランについてもっとじっくり調べておきたいと思っています。
2022年6月追記:ついにシェアパックを解約しました!
2022年6月に、AppleStoreで夫が使っていたiPhone6sをiPhone SE(第3世代)に機種変更しました。
シェアパックを今まで使っていましたが、5G端末への機種変更はこのままではできません。
いろいろ事前に調べて、納得してからシェアパックを解約することにしました。
夫が4G端末への機種変更をする場合にはシェアパックを解約する必要がなかったのですが、2022年3月に発売されたiPhone SE(第3世代)にしたいとのことで、今回解約しました。
解約には少し準備が必要でしたが、Appleストアでの機種変更でも問題なくプラン変更も同時にできました。
シェアパックを解約したので、今後は私も5G端末のiPhoneを自由に選ぶことができます。
料金はトータル少し安くなる程度ですが、シェアパックの縛りがなくなったことで各自が好きな端末にできることが一番良かったかなと思います。
ただし、やはりデータ繰越ができるシェアパックはとても良い制度だったなと感じているのも正直なところです。
プラン変更やシェアパック解約に当たっては各種割引サービスなども廃止されるリスクもあり、データシェアをしている子回線との関係もあるので、実施に当たっては事前にドコモに問い合わせて相談する方が安心です。
まとめ
今年2021年9月30日で終了になってしまった、ずっとドコモ割コース「更新ありがとうポイント」の最後の3000Pが付与されたことと、シェアパックについて現在の我が家の状況をまとめてみました。
シンプルにahamoに切り替えればいろいろな問題はなくなるのかもしれませんが、まだキャリアメールを利用する機会があるためドコモ回線は今後も維持していくつもりです。
料金プラン変更も以前とはかなり異なっています。
今回シェアパックから1回線を外してみて、いろいろなことが分かりました。
契約内容変更で失敗しないためにも、下調べは必要だと思いました。
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