トルタサンドイッチロールが今年コストコで数年ぶりに復活しました。
以前とはパッケージデザインや材料などは少し変わっていましたが、基本の形や味は同じで懐かしく思いながら食べました。
今回は冷凍した時の様子、サンドを作って食べた時の様子、そして美味しかった焼き方・食べ方についてご紹介します。
新トルタサンドイッチロール 価格・容量
■トルタサンドイッチロール 12個
■購入時価格 798円(税込)※2021年9月
トルタサンドイッチロールは名前の通り、トルタサンドが美味しく作れるように作られたパンです。
「トルタ」とは、いろんな具をたっぷり挟んで食べるメキシコ風サンドイッチのこと。
このパンの味自体はとても素朴でシンプルな味わいですが、具を挟んで食べると抜群に美味しくなります。
トルタサンドイッチロールはコストコでは今年数年ぶりに復活しました。
私が最後に購入したのは2017年です。美味しかったのでまた買いたいと思ったのにその後販売終了に。今年復活して嬉しかったです。
新しいトルタサンドイッチロールも以前と同じ、12個入りです。
復活した新トルタサンドイッチロールも平らなパンで六角形を少し変形したような形。
外側は少し硬めで、中はソフトフランスパンのような食感、そのまま食べても見た目ほど固いパンではありません。
以前販売されたトルタサンドとはパッケージデザインや材料などは少し変わっていました。
でも、パンの形も同じ、食べ方も同じで大丈夫でした。
パンの表面にザラザラした粉ががまぶしてあります。
以前のトルタサンドイッチロールにはコーンミールがまぶしてありましたが、現在はセモリナ粉が使われているようです。
そのため、パンの風味は以前とは少し違って感じました。
新旧トルタサンドイッチロールの違い 4つ!
今回購入してみて、数年前まで販売されていた旧トルタサンドイッチロールと違う点が4つありました。
【新旧、違うと思った4点】
- パッケージデザイン
- 原材料(例えば、コーンミール⇒セモリナ粉に)
- パンに切り込みが入っている
- 少しパサついた感じの味
パンが入っている形は同じですが、少しパッケージデザインは変わっていました。
以前はパンの外側にコーンミールがまぶしてありましたが、セモリナ粉に変わっています。そのため、旧トルタサンドより少し外側がザラザラした感じがします。
大きく変わったのは、パンに最初から切り込みが入っている点です。以前は自分でスライスしてから食べていました。
それから、パンは以前より生地が硬めでパサついた感じに変わった気がします。以前は常温でももっと柔らかかった気がします。
以上の4点が違うと思ったところです。
以前のトルタサンドイッチロールが好きだった方は、もしかしたら「あれ?硬いパンに変わった?」と思うかもしれないので書いておきました。
1個の重さ・切込みについて
一個の重さを量ってみました。1個は約90gぐらい。
1個は意外と大きいです。
そして、サンドで具を挟むとかなりボリュームアップします。
1個の形や表面の焼き具合には個体差あるけれど味はどれも同じです
1個の形や表面の焼き具合には個体差あるけれど、味はどれも同じ。
新しいトルタサンドイッチロールは、切り込みが入っています。
以前は切られてない状態で売っていたのでこれは改善点ですね
パンの途中までスライスされていて、完全に切り離されれてはいません。
常温のままの状態はパンが全体にぱパサついていて、無理に開こうとするとパンが割れてしまうのでご注意ください。
このパンは少し焼いてから開くと割れずに開きやすくなります。
半分に開いた時の断面の様子
このパンは最初から半分に切り込みが入った状態で販売されています。
パンを開く時には、ブレッドナイフや包丁で端の部分までなぞるように切るときれいに切り離せます。
パンの外側は見た目はゴツゴツしているけれどバゲットのように硬くはなく、サンドをパクッと食べられるぐらいの硬さです。
外側とは違い、内側のパン生地は白くてソフトな食感で弾力もあります。
パンの味は「バゲットとイングリッシュマフィンとフォカッチャを足して3で割ったような食感」という表現がぴったりかも。
基本の食べ方
このパンは焼かずにそのまま食べることもできます。
ただし、常温でそのまま食べると少し乾燥していてパサパサした感じ。
おすすめの食べ方は、少しオーブンやトースターなどで軽く焼いてから食べる方法です。
このパンは焼くと外側は軽く香ばしく、中はふんわり柔らかく変化します。
サンドを作る場合は、焼いて少し冷ましてから具を挟んで食べるのが一番美味しいです。
サンドだけでなく、半分に開いてから普通のトーストのように食べるのもおすすめ。
名前はトルタサンドイッチロールですが、サンドにこだわらずに普通のパンと同じように食べられます。
いろいろな食べ方(調理例)
トルタサンドイッチロールはいろんな食べ方で楽しめるパンです。
サンドにこだわらなくても、普通のバゲットのように食べても美味しいです。シンプルなパンなのでどんな食材ともよく合います。
今回は実際に作って食べて美味しかった調理例をご紹介します。
調理例①定番サンドイッチ
まずは、シンプルにサンドイッチを作ってみました。
この日は、ハムトマトサンドと卵サンドの2種類。
パンは焼かずにそのまま使えますが、軽くトーストして少し冷ましてから作ったほうがサンドの方が味は美味くなります。
切り込みにナイフを入れて完全に切り離してから、バターを軽く塗ってから具材を挟みました。
旧トルタサンドよりパンが少し硬くてパサついているため、具をいろいろ挟む時にはパンは完全に切り離しておいた方がサンドは作りやすいです。
ハムトマトサンドと卵サンドが美味しく作れました。
具を挟むとボリューム感が出ます。大人なら1個でお腹いっぱいになるくらいの大きさです。
(補足1)サンドイッチの包み方
トルタサンドイッチロールに具を挟んで作ったサンドは1個が大きくなります。
このまま食べる時にはワックスペーパーやオーブンシートなどに包むと食べやすくなります。
オーブンシートでの簡単な包み方もご紹介しておきます。
まず、オーブンシートをトルタサンドイッチロールの幅ぐらいの大きさにカットします。
作ったサンドをオーブンシートの上に置いてから、半分を折り返します。
オーブンシートの両端を後ろに折り返すとキレイに包めます。
包むとサンドが持ちやすくなりとても食べやすくなります。
これが一番シンプルな包み方です。
(補足2)サンドイッチの切り方
トルタサンドイッチロールは見た目が硬そうですが、実はそれほど硬いパンではないため具を挟んでからでもカットしやすいです。
パンを上から抑えるようにして包丁やブレッドナイフで切れば、キレイに半分にカットできます。
包丁は力を入れなくても切れます。
半分に切ってから包んだ方がお弁当などでは食べやすいと思います。
実際に私も半分に切ってから包んでお弁当に持っていって食べました。
やはりカットしてあったほうが食べやすかったです。
どんな具材とも相性が良く、ボリュームあるサンドが簡単に作れるのでお弁当にもおすすめですよ。
調理例②トーストしてスプレッドを塗って食べる
このパンは素朴な味わいなので、普通のバゲットのようにトーストしてスプレッドなどを塗って食べても美味しいです
今回はコストコで買ったハニーバターと、オリーブ入りクリームチーズを塗って食べ比べてみました。
ハニーバターはコストコで2個セットで売っているロングセラーの人気商品。
バターというよりは「ほぼハチミツ」という濃厚な味わいのスプレッドです。
半分にスライスして開いたトルタサンドイッチロールを軽くトーストしてからハニーバターを塗って食べました。
トーストしたトルタサンドイッチロールは、外がカリッと香ばしく、中はふんわり柔らかな食感に変わります。
ふんわりしたスライス面にハニーバターを塗って食べたらとっても美味しい!
スイーツ感覚のトーストになりました
次にコストコで買ったオリーブ入りクリームチーズを塗ってみました。
このクリームチーズには刻んだオリーブの実が入ってる滑らかでクセのない美味しいクリームチーズです。コストコでは2個セットで販売されています。
オリーブ入りクリームチーズはとても美味しくてバゲットにも合うのでトルタサンドイッチロールにも試してみました。
軽い塩気のあるクリームチーズとの相性もすごく合います!パンの味も引き立ちます。
このクリームチーズを塗ってサンドを作ってもすごく美味しかったです。
コストコに売っているハニーバターとクリームチーズ、どちらもこのパンと良く合いました。
調理例③オープンサンド
コストコで買ったオリーブ入りクリームチーズとの相性がとても良かったので、オープンサンドも作ってみました。
半分にスライスして軽くトーストしたトルタサンドイッチロールに、オリーブ入りクリームチーズを塗りレタス・ベーコン・卵・トマトを乗せて。
クリームチーズの酸味とコクがベースになって、バターを塗って作った時より美味しく感じます。
半分にスライスして使っても十分ボリュームはあるので、実はこの使い方がお得かもしれません。
その他の食べ方
サンドにして具を挟むのも美味しいけれど、サラミや生ハムなどを乗せて食べるのもおすすめ。
また、とろけるチーズを使ってピザトースト風にしたり、クロックムッシュ風のトーストも作れます。
サンドイッチロールという名前は付いていますがサンドにこだわらず、パンの味自体がシンプルで素朴だからバゲットなどと同じようにいろいろな食べ方で楽しめます。
2つの冷凍方法
トルタサンドイッチロールは冷凍に向いているパンで。
ラップ等を使う冷凍方法・ラップは使わない冷凍方法の2つをご紹介します。
※ラップを使う冷凍方法は2017年に購入した時の画像です。
冷凍方法①ラップやフリーザーバッグを使う場合
このパンは冷凍してもくっついにくいパンですが、パンの水分が少なくパサついているため1個ずつラップなどで包むか、フリーザーバッグなどで乾燥を防ぐように冷凍した方が食べる時に味が落ちにくいです。
▼ラップを使う冷凍方法は過去記事を御覧ください
以前購入した時には、1個ずつラップで包んでから元のパッケージ袋に詰めてから冷凍していました。
この方法でも乾燥を防いで冷凍できます。
何も包まずにパッケージ袋のまま冷凍も可能ですが、パンが乾燥する(パンに霜が付きやすくなる)点はご注意ください。
冷凍方法②ラップやフリーザーバッグを使わない方法
私はコストコのパンを冷凍する時にラップやフリーザー用バッグなどは使っていないので、今回もその方法で冷凍した時の様子をご紹介します。
1個ずつ冷凍する場合
まずは1個ずつ冷凍してみました、今回もジップロックコンテナを使います。
このパンは1個が意外と大きいため、最初にいつも使っているジップロックコンテナ(正方形 700ml )に入れてみたら、
1個を入れるのにはちょうどいいのですが少し余裕がありすぎたため、今回はもう少し小さめの容器を使ってみました。
今回使った容器はジップロックコンテナ (長方形 480ml)です。
この容器は昨年オーブンレンジを買い替えた時に家電量販店のプレゼントで頂いてから使い始めました。
トルタサンドイッチロールを入れてみたら、1個がぴったりサイズ!
上下どちらから入れても入ります。今回はパンの大きさにバラつきがあったのでパンの表面を下にして入れてみました。
同じ容器は3個しか持っていないのでとりあえず3個分をこの容器で冷凍します。
重ねることができる小さめ容器なので冷凍庫の中でも移動がラクです
2個ずつ冷凍する場合
次に2個ずつ冷凍した時の様子です。
2個ずつ入れる容器は、ジップロックコンテナ(正方形 1100ml )を使いました。
この容器はコストコのベーグルもちょうど2個入る大きさです。
このパンは冷凍してもくっつきにくいパンなので、2個重ねてそのまま入れます。
蓋も問題なく閉まります。2個ずつ、3つの容器に入れました。
あとは冷凍庫へ入れるだけ。パンの冷凍の作業はこれだけです。
容器に入れてから冷凍するとパンの乾燥が防げて、最後の1個まで美味しく食べられます。
ラップやフリーザーバッグなどを使わないのでゴミも出ません。簡単ですので是非試してみてくださいね。
冷凍後の様子
冷凍後のパンの様子を見てみましょう。
冷凍したパンはしっかり凍っています。
1個ずつ冷凍したパンは、容器から簡単に取り出せました。
また、2個ずつ入れて冷凍した容器も全くくっつかずに1個ずつすぐ取り出せました。
どちらの容器でもラップなどは使わずに冷凍できます。
このパンは冷凍してもくっつきにくいため、1個ずつ食べたい分量だけすぐ取り出せます。
冷凍後の焼き方・温め方
冷凍後のパンは、凍ったままオーブントースターやオーブンなどで焼いてから食べます。
解凍する必要はありません。
そのまま焼いて、中がまだ少し冷たい場合は電子レンジで20〜30秒加熱するとホカホカになります。
もし冷凍のパンを急いですぐ使いたい時には、電子レンジだけで加熱して温め解凍することもできます。
レンジだけで解凍するだけでもパンは食べられますが、冷凍後はトーストした方が風味も食感もよくりますのでお試しください。
トーストしたり、レンジで温めたパンは包丁やブレッドナイフでパンの切込みをなぞるようにするとキレイに半分に切り離せます。
無理に手で開こうとするとパンが割れてしまいますのでご注意ください。
冷凍後のパンも焼いた後に少し冷ませば、サンドは冷凍前と同じように作れます。
このパンは冷凍しても風味があまり変わらないが良い点です。
YouTubeの動画
YouTubeにも「トルタサンドイッチロール」の動画をアップしてあります。
パンの様子は動画の方が分かりやすいと思います。
ぜひご覧ください。
まとめ
今回はコストコで数年ぶりに復活したトルタサンドイッチロールを購入して、冷凍した時の様子やいろいろな食べ方をご紹介しました。
サンドを作ることにこだわらず、バゲットと同じようにいろいろな食べ方で楽しめるパンです。
素朴な味わいのパンですが具を挟んだり乗せたりすると美味しさがアップして美味しくなります。
コストコで見かけたら、ぜひ試してみてください。
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